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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
56歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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『サクラサクラ』


運命の9月15日
     白日の幻影
     敵船団近づく
     戦いには、倒れるまで休息はない
     富田大隊、千明大隊の勇戦
     殺意に命を賭ける

恐怖の船団
     関東軍、一路南へ
     体当たり戦法

水際撃滅戰
     紅顔の少年兵
     血に染む夕陽
     千明大隊の玉砕
     富田大隊長戦死
     人間機雷
     海軍の活躍

敵前逆上陸
     村越決死隊出発
     飯田大隊主力の出撃
     地底の斬込特攻隊

海中伝令60キロ
     決死隊出発
     亡き児に励まされて敵中突破
     味方を見棄てる友軍

地底作戦
     洞窟に敵を誘い込め
     北地区隊引野大隊の奮戦
     引野大隊の最期
     米軍よ、投降せよ

死闘
     岩を焼くナパーム弾
     東山付近の洞窟戦
     暴風雨下の激戦
     守備隊の9割は戦死
     水源地争奪戦
     「水・水・水」
     火焔戰
     土のう戦法
     観測山、天山、敵の手中に落つ

サクラ サクラ
     最後の大山戦闘指揮所
     米軍、総攻撃を開始
     玉砕

第十四師団の戦闘記録と名簿

ペリリュー島に遺骨を収骨して


今年の読書:11冊目



読書 | 00:10:18 | Comments(0)
『海軍主計大尉の太平洋戦争』


序章 別れの宴

第1章 積乱雲の彼方―南太平洋海戦

     駆逐艦「照月」は走る
     「敵艦見ゆ」
     空母がやられた!
     南の空を見つめて
     死の恐怖の中で
     血に染まった服
     白波を赤く染めて
     妻への手紙
     トラック島にて

第2章 南溟の墓標―第三次ソロモン海戦

     挺身攻撃隊、南へ
     怪しき火の饗宴
     敵が撃つ前に撃つ
     椛島千蔵大尉の日記
     「比叡」自沈す
     不吉な予感に脅えて
     戦艦「霧島」の最期
     救う身と死を待つ身
     戦場からの離脱

第3章 最後の炎―ガ島輸送作戦

     敵潜水艦に気をつけろ
     将官旗、翻る
     司令との対話
     「死」に直面して
     「照月」の最期
     「総員退去」の声
     観音菩薩の眼
     「光に向かって漕げ」
     宮内中尉の回想
     「照月」乗員名簿
     不眠不休の日々

第4章 憂国の至情―大本営海軍報道部

     才人・平出英夫大佐
     四万聴衆を前にして
     小泉信三学長の慟哭
     連載「敵艦隊撃滅」
     文人たちの従軍記
     海軍報道班員川端康成
     山岡荘八のこと
     わが身辺に迫る危険
     思想懇談会
     知識人の真骨頂
     「照月」あわれ、ガ島沖

終章 鎮魂の祈り

文庫版のあとがき


今年の読書:10冊目



読書 | 21:21:34 | Comments(0)
『暁の戒厳令』


写真

序にかえて

第1章 青春の群像
 不変の性格
 軍人への道
 皇族と士官候補生
 陸軍士官学校
 歩兵第三連隊
 御附武官本間雅晴
 激動への序曲
 革新派青年将校の誕生
 永田鉄山と本間雅晴
 悲劇の将軍洪思翊中将
 陸軍の人事異動
 革新の狼火
 幻の叛乱
 布衣の交
 一人一殺
 問答無用
 菅波三郎と磯部浅一
 軍中央部の青年将校対策
 誤伝と流言

第2章 月前(げつぜん)の月
 巫山の夢
 救国埼玉挺身隊事件
 天空海濶
 軍人の学問
 統制派の擡頭
 青年将校の革新政策
 天皇機関説
 真崎教育総監罷免
 相沢事件勃発
 相沢事件の影響
 昭和十年の暮
 青年将校運動
 河の石星となる
 生死の海
 わが上の星は見えぬ
 蹶起準備
 蹶起前夜
 歩三出動部隊の編成
 雪の湯河原温泉

第3章 昭和維新
 鈴木侍従長官邸襲撃
 二・二六事件勃発
 政治工作開始す
 川島陸相の拝謁
 陸軍大臣告示
 君側の奸
 「本庄日記」の謎
 激動三宅坂
 最後の切札
 戒厳令
 群衆の野次
 秩父宮上京
 奉勅命令
 混迷と動揺
 刎頸の交
 自決から死戦
 森田大尉の苦悩
 叛乱の汚名
 同期の桜
 汨羅の淵に波騒ぐ
 終章

付録
     昭和維新運動事件表
     渋川善助の御前講演
     蹶起趣意書
     処刑
     事件関係司令部(幕僚部)

参考文献

証言および手記・書簡

あとがき


今年の読書:9冊目



読書 | 23:30:40 | Comments(0)
『昭和反乱史』


序にかえて

第1章 国家革新運動の思想的源流

1 大正デモクラシーの挫折
     吉野博士の挑戦と民本主義の旋風
     一世を震撼させた米騒動
     民本主義の高揚とその挫折
     論破された浪人会
2 国家革新論の聖典(「日本改造法案」の主張)とその実践
     北一輝の国体論と国家社会主義
     北一輝の卓絶した思想
     『老壮会』の誕生と国家主義
     国家改造をめざす猶存社
     国家革新運動の源流となった人びと
     国家改造の聖典『日本改造法案大綱』
     青年将校に大きな影響
3 二つの精神主義的改造論
     大川周明とその日本主義
     彷徨する思想遍歴
     昭和軍閥の貯水池『大学寮』
     安岡正篤と『金鶏学園』
     国体と王道革命
4 農本自治主義とその創始者
     権藤成卿と自治民範
     農本自治主義の革新性
     橘孝三郎の愛国革新論

第2章 昭和軍閥の陰謀と叛乱の誘発

1 昭和軍閥の台頭
     東方会議と満州占領計画
     国民が知らなかった満州某重大事件
     明治軍閥の崩壊
     昭和軍閥の登場
     少壮将校に革新のめばえ
2 統帥権干犯問題
     昭和初期の危機と政党の腐敗
     襲う恐慌と失業者の群
     ロンドン会議と軍縮条約
     統帥権干犯問題とその背景
     国家主義政党の反撃
     浜口首相の遭難
     直接行動の口火となる
3 陸軍中央部の秘密結社
     『王師会』と『天剣党』
     橋本大佐と『桜会』の結成
     一片皎々たる奉公の至誠
     『桜会』内部の分派と対立
     軍部政権をめざす
4 “三月事件”クーデターの計画
     宇垣陸相を中心とする行動計画
     宇垣を利用した二宮次長の陰謀
     宇垣陸相の政権欲と大川の期待
     クーデター計画の挫折と真崎の陰謀
     宇垣変心の真相と事件の結末
5 関東軍の大陰謀
     南陸相の登場と政党政治排撃論
     政党内閣への公然の挑戦
     関東軍の陰謀者たち
     『桜会』の拡大と関東軍の実力
     関東軍の暴発と謀略
     国民をあざむいた満州事変の謎
     『桜会』の変質とその背景
6 陰謀的謀略と“十月事件”
     立ち遅れた『国内改造』
     徹底した破壊計画
     青年将校の脱落と計画失敗
     暴発寸前に憲兵隊出動
     禍根を残した陸相の処断

第3章 財閥膺懲の烽火と軍隊の蜂起

1 青年将校と昭和維新論
     十月事件の残したもの
     青年将校と民間右翼の結盟
     農村の窮乏と政党の腐敗
     荒木陸相と皇道派の台頭
2 革新の烽火・一人一殺
     海軍士官と陸軍将校の対立
     即時決行をめざす海軍側
     革新の烽火と井上日召
     一人一殺の暴発
     血盟14人のテロリスト
3 兵農一致の叛乱計画
     橘孝三郎と農民決死隊
     陸軍士官候補生の参加
     軍民連携の行動案と西田税の裏切り
     三転した行動計画案
     綿密だったが大勢便乗の計画
4 五・一五叛乱
     犬養首相の暗殺
     ひん死の重傷負った西田税
     警視庁を牽制した軍部
     児戯に等しい計画に国民の共感
     テロリズムの余燼

第4章 政党政治の終焉とテロリズムの嵐

1 去勢された政党政治
     軍国主義と宥和政策
     軍部の革新的政策
2 公判にあらわれたファシズム
     議会政治の否認を強調
     きびしい海軍側の論告
3 神兵隊の叛乱計画
     天野辰夫の皇道維新論
     昭和行動維新のスローガン
     武力叛乱の行動計画
     同志ぞくぞくと集まる
4 失敗した皇道維新
     暴動計画の致命的欠陥
     脱落した3名の幹部
     ついに決行にふみきる
     相次ぐ脱落者
     警視庁特高課の内偵で一網打尽
     陰謀計画の背後に軍部の影
5 軍民連携の叛乱陰謀
     二・二六の栗原中尉も参画
     川越の暴発も女給スパイで検挙

第5章 国体明徴運動と軍閥争剋の破綻

1 昭和軍閥の二大潮流
     豆殻で豆を煮る『皇道派』と『清軍派』の抗争
     統制派、皇道派の排撃に乗出す
     俊才・永田鉄山の思想とその功罪
2 陸軍の国家改造計画
     “国防国家”めざす陸軍パンフレット
     『統制派』理論への美濃部博士の批判
     辻政信の情報で糸口つかんだ士官学校事件の謎
3 陰謀的策動する『統制派』
     不可解な辻政信らの行動
     無視された東京憲兵隊
     塚本大尉らの誣告か
     士官学校事件の全貌
     怪文書『粛軍ニ関スル意見書』で暴露
4 罷免された真崎教育総監
     軍部権力拡大の陰謀
     つめ腹切らされた真崎教育総監
5 相沢中佐の永田“天誅”事件
     永田軍務局長凶刃にたおれる
     永田軍務局長はなぜ殺されたか
     相沢中佐の巷説盲信か
     怪文書横行時代来る
6 刃傷の天皇機関説
     悪化する国体明徴運動
     生命を狙われた美濃部博士
7 『皇道派』の反撃体制
     波乱をよぶ相沢公判
     不気味にただよう恐怖の底流

第6章 帝都叛乱(二・二六)事件とその結末

1 尊皇討奸の叛乱計画
     竜土軒の共同謀議
     ちゃくちゃくクーデターの計画進む
2 大流血と重臣の最期
     疾風迅雷重臣を襲撃
     首相官邸襲撃、警視庁を占拠す
     クーデターは成功したか?
3 陸軍大臣告示の矛盾
     蹶起の趣旨は“皇権の回復”
     腰をぬかした川島陸相と奇怪な真崎らの行動
     蹶起趣旨を認めた陸相告示
     欣喜雀躍、万歳となえた叛乱軍
     昭和維新の大詔渙発を準備
     軍の要求で戒厳令公布
4 上部工作の瓦解
     上部工作に暗躍した人びと
     怒る天皇、討伐の奉勅命令を裁下
     かつがれた真崎大将
5 奉勅命令と武力鎮圧
     香椎戒厳司令官、討伐を決意
     虚妄の“奉勅命令”と煽動
     武力鎮圧とはかない抵抗
     地方部隊の同調者たち
     黒幕・北一輝の検挙
6 粛軍と『皇道派』の潰滅
     軍部の要求する軍政確立の陰謀
     庶政一新の大義名分ふりかざす
     ふきすさぶ粛軍の嵐
7 裏切られた“維新革命”
     日本の秘密、暗黒の裁判
     軍部の“既定方針”
     北の“国体論”に心酔した青年将校

第7章 軍閥専制と弾圧への抵抗

1 神兵隊事件公判の勝利
     神兵隊内部の対立
     『維新寮』の誕生
     神兵隊の分裂
     神兵隊公判と国体明徴
2 直接行動をめざす前田派
     神兵隊『非告り直し組』
     維新翼賛めざす『大東塾』
3 狙われた重臣・湯浅内府
     密告された暗殺計画
     執拗なテロリスト
4 皇民有志決起事件
     君側の粛清をねらう
     決行直前の検挙
     流血斬奸の一途に走る
     新体制の矛盾
5 神誅奉公の凶刃
     狙われた平沼国務相
     維新公論社の暗闘
     平沼暗殺の謀議
     『皇道維新論』と軌を一にする『神誅奉公論』
6 専制と弾圧と抵抗
     統制派の陰謀成功、太平洋戦争に突入
     吹きすさぶ弾圧の嵐と中野正剛の死
     敗戦への傾斜

第8章 国体護持の陰謀と叛乱の終末

1 聖断の無条件降伏
     ポツダム宣言受諾と国体の危機
     平泉澄博士の神州護持論
2 本土決戦派の陰謀
     阿南陸相を擁するクーデター計画
     近衛師団を陸相の権限で動かす
     阿南陸相の自決
3 終戦と八・一五叛乱
     森師団長の暗殺
     東部軍ついに動かず
     最後のあがき偽師団命令
     中野学校と地方部隊の叛乱
     上野の彰義隊の墓前に集った決死隊
4 尊攘義軍の叛乱と玉砕
     尊攘義軍を名乗り愛宕山にこもる
     愛宕山上に玉砕す
5 叛乱の終末を彩る島根県庁焼き打ち
     軍隊の蜂起に期待
     深夜の県庁焼き打ち
     昭和叛乱史の終焉

昭和叛乱史 年譜


今年の読書:8冊目



読書 | 01:02:37 | Comments(0)
『歴史と名将』


序にかえて  橋口 收

まえがき
        中山定義
        中村悌次
        市來俊男

第1話 アメリカ海軍とファラガット提督

1 統帥
2 米海軍の伝統とファラガット提督
3 ファラガットの家系と生い立ち
4 南北戦争
5 ファラガットと大義名分
6 米国の地理的戦略的考察
7 ニューオーリンズの攻略(その1)
8 米英両国の国民性
9 奴隷問題の補足
10 南北両軍の戦略概観
11 ニューオーリンズの攻略(その2)
12 陸戦の経過概要と将軍の不適
13 ゲチスバーグの戦いとリンカーンの演説
14 モビール湾の突破
15 リンカーンの人物寸評
16 あとがき
(昭和34年5月25日、26日講話)

第2話 日清・日露戦争から第二次世界大戦までの日本の歩み

1 日本海軍の生い立ち
2 日清戦争前後
     (1)日本海軍の兵術の傾向、兵力整備等についての逸話
     (2)義和団の乱(団匪事件)
     (3)日英同盟
3 日本の国防方針と海軍の戦略・戦術
4 日露戦争
     (1)開戦の経緯
     (2)統帥と用兵
     (3)戦争指導に貢献した三傑
     (4)戦争経過の要点
          〈ロシア戦略の失敗〉
          〈旅順の閉塞及び艦砲射撃〉
          〈「初瀬」「八島」の沈没〉
          〈陸海軍の共同〉
          〈バルチック艦隊の遠征〉
     (5)日露戦争の意義
     (6)東郷元帥の逸話
5 第一次世界大戦
     (1)第一次世界大戦の発端
     (2)戦争経過の概要と逸話
          〈ドイツの兵術思想〉
          〈日本海軍の参加した作戦〉
          〈ユトランド(Jutland)沖の海戦〉
          〈ベルダン攻城戦〉
          〈ドイツの潜水艦作戦と英国の態度〉
     (3)ドイツの降伏と第一次大戦の結果
6 第二次世界大戦の原因
     (1)ドイツに対する第一次大戦の戦後処理
     (2)ヒトラーの抬頭
     (3)ミュンヘン会談
     (4)ドイツのチェコなどへの侵略
(昭和35年10月18日、28日講話)

第3話 ワシントン・ロンドン海軍軍縮会議

1 軍縮の沿革
          〈カナダ・アメリカの不戦条約〉
          〈広義の軍縮〉
2 ワシントン条約
     (1)アメリカの極東政策
     (2)アメリカ海軍の拡充
     (3)カリフォルニアの日本人移民問題
     (4)八・八艦隊
     (5)昔の海軍予算
     (6)ワシントン会議の経緯
     (7)条約の期限と代艦建造
3 ジュネーブ会議
     (1)軍縮(巡洋艦以下の補助艦)の必要性
     (2)ジュネーブ会議の経緯
4 ロンドン会議
     (1)ロンドン会議委員の選出
     (2)渡英に際してのアメリカ招待
     (3)三大原則
     (4)ロンドン会議の経緯
5 統帥権問題
     (1)統帥権に関する組織上の沿革
     (2)憲法第11条について
(昭和36年11月6日、7日講話)

第4話 ナポレオンの活躍とイギリス海軍

1 フランス革命とイギリス
     (1)フランス革命とピット
     (2)バークの批評
2 フランス革命
     (1)革命政府とヨーロッパ諸国
     (2)ナポレオンの台頭、ツーロン攻撃
     (3)名誉ある6月1日(Glorious 1st of June)
     (4)明暗の1797年
3 ナポレオンとイタリア遠征
     (1)暴徒鎮圧
     (2)ジョゼフィーヌとの結婚
     (3)ナポレオン戦法の特色
     (4)ナポレオンの文才とイタリア軍への檄文
4 イギリス海軍の反乱
     (1)反乱について
     (2)反乱の発端
     (3)反乱の勃発
     (4)シェアネスの反乱
     (5)反乱とネルソン
5 ナポレオンのエジプト遠征から第一執政官時代まで
     (1)エジプト遠征
     (2)第一執政官時代
6 イギリス・フランス再戦、ピットの復帰
7 ティルジット条約
8 イギリス海軍のデンマーク海軍押収
     (1)押収の経緯
     (2)中立論について
     (3)デンマークの対応
     (4)榎本氏の自衛権の所論(本項は榎本重治先生の説に基づく)
9 ポルトガル海軍の逃避
10 ナポレオンのイギリス侵略計画
     (1)大陸封鎖
     (2)ナポレオンのイギリス上陸計画
     (3)イギリスの海峡封鎖の配備
     (4)イギリス海洋力(sea power)の威力
     (5)フランス、イギリス艦隊の西インド諸島作戦
     (6)ケープ・フィニステレ沖海戦
     (7)ネルソン最後の帰国
     (8)フランス艦隊の困憊と南下
     (9)ナポレオンのイギリス上陸断念
     (10)フランス海軍衰滅の原因
11 ネルソンの挿話
     (1)ピットとの最後の訣別
     (2)ウェリントンとの邂逅
12 トラファルガー海戦の戦果とピット
13 陸上の諸戦争
     (1)アウステルリッツの大勝
     (2)ピットの死
     (3)ウェリントンの戦闘
          〈半島戦争の経緯及びナポレオンとウェリントン〉
          〈トーレスベドラス(Torres Vedoras)の戦闘〉
14 ナポレオンの宿命とフランス
(昭和37年5月21日、25日講話)

第5話 川中島合戦

1 川中島合戦の概観
2 川中島合戦(永禄4年)の背景
     (1)武田信玄の人柄および信濃侵略
     (2)上杉謙信の人柄についての逸話
     (3)合戦に至る経緯
3 両将の出陣
     (1)謙信の妻女山占拠
     (2)信玄の横田布陣
4 両軍の対峙
5 両軍の作戦行動
     (1)信玄の作戦計画
     (2)謙信の作戦計画
     (3)甲軍の妻女山攻撃
     (4)越軍の行動と両軍本陣の衝突
     (5)両軍の陣法及び主要な戦闘
6 川中島合戦の結果
(昭和38年10月10日講話)

第6話 第二次アメリカ・イギリス戦争

1 第二次アメリカ・イギリス戦争
     (1)第二次アメリカ・イギリス戦争生起の原因
     (2)戦争勃発前の情勢
     (3)アメリカ軍艦「チェサピーク」の降伏
     (4)アメリカ、イギリスに対し宣戦布告
     (5)海戦における戦法
     (6)アメリカ海軍の状況
     (7)戦争の経緯
          <アメリカ軍艦「コンスティチューション」の奮戦>
          <イギリス軍艦「シャンノン(Shannon)」の勝利>
          <陸上戦の経過>
2 戦争の成果並びに意義
(昭和39年6月11日講話)

第7話 アメリカの国民性

1 アメリカの発見
2 宗教改革とピューリタン精神
3 フロンティア精神と能率主義
4 アメリカの発展と国民性
5 領土の膨張
(昭和39年7月2日講話)

第8話 ナポレオンとウェリントン

1 ナポレオンの初陣
2 イタリア戦役
3 エジプト戦役
4 アルプス越え
5 アウステルリッツの戦い
6 対プロシア・ロシア戦役
7 ロシア戦役
8 独立戦役
9 ナポレオンと秀吉
10 トーレスベドラスの戦いと海上戦力
(昭和39年12月3日、10日講話)

第9話 チャーチルとその伝統

1 チャーチル家とその伝統
2 ダンケルクの撤退作戦
3 政治家と軍人の間柄
4 イギリス海軍によるフランス艦隊の処分
5 イギリス本土防空戦
6 マールボローと大ピット・小ピット
(昭和40年4月13日講話)

第10話 兵術余話

1 70年前の日本海軍の気風
2 趙括の兵法(『史記』廉頗蘭相如列伝から)
3 フォッシュ元帥、ジョミニらの名言
(昭和41年1月26日講話)

第11話 曾国藩の用兵と論語・孟子・中庸

1 修養の道
2 曾国藩の用兵
3 秋山真之中将のこと
(昭和41年11月21日講話)

山梨勝之進略年譜

人名索引


山梨勝之進は、元海軍大将。
その方が戦後、海上自衛隊の幹部学校で講話した話を集めたのが本書である。
本書によれば、お亡くなりになる1年前の89歳の時が最後の講話ということになるが・・・
読んでいて残念だったのが、いわゆる“太平洋戦争”に触れる講話が全くないのである。
昭和8年、日米開戦以前に予備役となって軍職から離れたため、”外野”から、とやかく述べるのを避けたのだろうか?
それとも、講話はしているが、戦後の風潮や、ご存命の関係者を慮って、編者たちが、あえて本書には掲載しないようにしたのだろうか?
こう言っては山梨大将に申し訳ないが、当たり障りのない”昔の戦史”のお話が多い・・・
無難なテーマと言えば無難なテーマである。
退屈なテーマと言えば退屈なテーマでもある。
大昔の“戦史”のお話は“学術的”で、それはそれで勉強になるだろうが・・・
明治、大正、昭和と海軍に在籍して要職も歴任していた方である。
日本海軍の平時のリーダーや有事のリーダーの話や、“大先輩”から見た大東亜戦(太平洋戦争)についての“お話”が読めるかなと思っていただけに、ちょっと残念な本だった。
本書のサブタイトル「戦史に見るリーダーシップの条件」・・・・
そこまでの講話になっているようには思えないのだが・・・
出版されたのが昭和56年頃であるから、当時の風潮としては「リーダーシップ」という言葉が入った方が“売れる”と考えてのネーミングだったのだろうか?


今年の読書:7冊目



読書 | 23:33:53 | Comments(0)
『孫子・三十六計』


はじめに

孫子

『孫子』解説
『孫子』の登場
孫武の伝承
『孫子』の構成と注釈書
銀雀山漢墓竹簡『孫子』の発見

1 計篇
     コラム1 孫臏(そんびん)の「減竃(げんそう)」作戦
2 作戦篇
     コラム2 古代中国の軍隊
3 謀攻篇
     コラム3 兵家(へいか)の悲哀
4 形篇
     コラム4 戦争の正当性
5 勢篇
     コラム5 奇兵と正兵
6 虚実篇
     コラム6 姿なき軍隊
7 軍争篇
     コラム7 風林火山と日本の武士道
8 九変篇
     コラム8 勝利と敗北の方程式
9 行軍篇
     兵士の選抜
10 地形篇
     コラム10 『呉子(ごし)』の兵法
11 九地篇
     コラム11 呉越戦争から生まれた故事成語
12 火攻篇
     コラム12 中国兵法の平和観
13 用間篇
     コラム13 戦いの神

三十六計

『三十六計』解説
『三十六計』の成立と伝来
『三十六計』の構造

1 勝戦の計
     第1計 「瞞天過海(まんてんかかい)」
          (天を瞞(あざむ)きて海を過(わた)る)
     第2計 「囲魏救趙(いぎきゅうちょう)」
          (魏(ぎ)を囲みて趙(ちょう)を救う)
     第3計 「借刀殺人(しゃくとうさつじん)」
          (刀を借りて人を殺す)
     第4計 「以逸待労(いいつたいろう)」
          (逸(いつ)を以て労を待つ)
     第5計 「趁火打劫(ちんかだきょう)」
          (火に趁(つけこ)んで打劫(だきょう)す)
     第6計 「声東撃西(せいとうげきせい)」
          (東に声して西を撃つ)
2 敵戦の計
     第7計 「無中生有(むちゅうせいゆう)」
          (無中(むちゅう)に有を生(しょう)ず)
     第8計 「暗渡陳倉(あんとちんそう)」
          (暗(ひそ)かに陳倉(ちんそう)に渡る)
     第9計 「隔岸観火(かくがんかんか)」
          (岸を隔てて火を観る)
     第10計 「笑裏蔵刀(しょうりぞうとう)」
           (笑いの裏に刀を蔵(かく)す)
     第11計 「李代桃僵(りだいとうきょう)」
           (李(すもも)、桃に代わりて僵(たお)る)
     第12計 「順手牽羊(じゅんしゅけんよう)」
           (手に順(したが)いて羊(ひつじ)を牽(ひ)く)
3 攻戦の計
     第13計 「打草驚蛇(だそうきょうだ)」
           (草を打ちて蛇を驚かす)
     第14計 「借屍還魂(しゃくしかんこん)」
           (屍(しかばね)を借りて魂を還(かえ)す)
     第15計 「調虎離山(ちょうこりざん)」
           (虎を調(あしら)って山を離れしむ)
     第16計 「欲擒姑縦(よくきんこしょう)」
           (擒(とら)えんと欲すれば姑(しばら)く縦(はな)つ)
     第17計 「抛磚引玉(ほうせんいんぎょく)」
           (磚(せん)を抛(な)げて玉(ぎょく)を引く)
     第18計 「擒賊擒王(きんぞくきんおう)」
           (賊を擒(とら)うるには王を擒(とら)えよ)
4 混戦の計
     第19計 「釜底抽薪(ふていちゅうしん)」
           (釜底(かまぞこ)より薪(たきぎ)を抽(ぬ)く)
     第20計 「混水摸魚(こんすいぼぎょ)」
           (水を混ぜて魚(うお)を摸(さぐ)る)
     第21計 「金蝉脱殻(きんせんだっかく)」
           (金蝉(きんせん)、殻(から)を脱す)
     第22計 「関門捉賊(かんもんそくぞく)」
           (門を関(とざ)して賊(ぞく)を捉(とら)う)
     第23計 「遠交近攻(えんこうきんこう)」
           (遠く交わり近く攻む)
     第24計 「仮道伐虢(かどうばっかく)」
           (道を仮(か)りて虢(かく)を伐(う)つ)
5 併戦の計
     第25計 「偸梁換柱(とうりょうかんちゅう)」
           (梁(はり)を偸(ぬす)み柱を換(か)う)
     第26計 「指桑罵槐(しそうばかい)」
           (桑(くわ)を指して槐(えんじゅ)を罵(ののし)る)
     第27計 「仮痴不癲(かちふてん)」
           (痴(ち)を仮(か)るも癲(てん)せず)
     第28計 「上屋抽梯(じょうおくちゅうてい)
           (屋(おく)に上げて梯(はしご)を抽(ひ)く)
     第29計 「樹上開花(じゅじょうかいか)」
           (樹上(じゅじょう)に花を開(さ)かす)
     第30計 「反客為主(はんかくいしゅ)」
           (客(かく)を反して主(しゅ)と為す)
6 敗戦の計
     第31計 「美人計(びじんけい)」
           (美人の計)
     第32計 「空城計(くうじょうけい)」
           (空城(くうじょう)の計)
     第33計 「反間計(はんかんけい)」
           (反間(はんかん)の計)
     第34計 「苦肉計(くにくけい)」
           (苦肉の計)
     第35計 「連環計(れんかんけい)」
           (連環の計)
     第36計 「走為上(そういじょう)」
           (走るを上(じょう)と為す)

参考文献

あとがき


今年の読書:6冊目



読書 | 21:08:29 | Comments(0)
『銀行王 安田善次郎』


はじめに―空前絶後の成功者
       
千両分限者になる夢

太政官札で巨利を得る

銀行家・安田善次郎

銀行のための銀行として―日本銀行と安田、第三国立銀行

事業家として立つ

後継者問題

人に惚れこむ

百三十銀行再建

無爵の銀行王

浅野総一郎

泣いて馬謖(ばしょく)を斬る

後藤新平と見た最後の夢

大磯無残

あとがき―銀行王に学ぶ金融本来の役割

安田善次郎 年譜
参考文献


今年の読書:5冊目



読書 | 22:22:02 | Comments(0)
『巡洋艦「大淀」16歳の海戦』


はじめに

第1章 山河変わらざれど

 懐旧の油壺から諸磯砲台へ
 敵潜水艦を砲撃せず
 敗戦の混乱と人心の動揺
 解散!浜諸磯警備隊へ
 傷心をいだいてふる里へ
 ああ、14歳5ヵ月の決心

第2章 海が呼んでいる

 大戦突入、その朝の感激
 海軍志願兵合格通知と母の発病
 母の死
 報われること薄く死んだ母
 待望の入団通知はきたが
 東条首相の沢田村視察
 横須賀で海の香をかいだ
 海軍第1期練習兵事始め

第3章 海兵団

 第11分隊4教班
 これが練習兵教育だ(その1)
 これが練習兵教育だ(その2)
 初めての外出
 精神棒と鉄拳できたえられ
 体力気力の限界に挑む野外演習
 羽ばたく第1期特年兵

第4章 横須賀海軍砲術学校

 側的術幹部班練習生
 近代艦砲射撃のメカニズム
 私は巡洋艦を選んだ
 「筥崎丸」でトラック島へ
 青白く光る不気味な雷跡
 いま目のあたりに連合艦隊の威容

第5章 初陣

 最新鋭巡洋艦「大淀」の全貌
 「大淀」が誇る攻撃用兵器
 百戦錬磨の乗組員八百
 「大淀」大任おびて出撃
 敵戦爆百六機「砲撃始め!」
 これぞ「大淀」の対空戦闘だ

第6章 トラック泊地の艦隊勤務

 戦友を葬る水葬ラッパ
 戦闘よりきつい艦隊勤務
 ああ、海軍伝統の精神棒
 泊地トラック島と原住民点描
 出航、目的地は横須賀

第7章 「大淀」連合艦隊旗艦となる

 反転、サイパン救援に出撃
 サイパン特急往復1週間
 初めての休暇、ふる里へかえる
 次兄を砲兵連隊に訪う
 「大淀」連合艦隊旗艦となる日
 牟田口艦長“決戦出撃”を訓示

第8章 比島沖海戦

 瀬戸内海で爆雷試射
 小沢艦隊17隻粛々と出撃
 比島沖決戦、彼我海軍戦力比
 囮艦隊、小沢機動部隊の南下
 艦上発進に失敗する飛行士たち
 晦渋を極めた高等作戦の舞台裏
 小沢艦隊に襲いかかる敵延五百機
 「大淀」水際立った対空戦闘
 空母なき直衛機の末路
 燃える「瑞鶴」より小沢長官救出
 阿久津上曹仁王立ちの最後
 七波の襲撃に完勝した「大淀」
 無傷の「大淀」Uターン再出撃

第9章 落陽の艦隊泊地・断腸のレイテ

 強運「大淀」間一髪危地を脱す
 痛恨の〈捷一号作戦〉
 ああ、不沈戦艦「武蔵」の最後
 巧緻にすぎた作戦のつけ
 鬼神も哭く「山城」「最上」らの死闘
 悪戦苦闘する栗田・志摩艦隊
 ニセ情報で反転した栗田艦隊
 敵大型機六十大挙殺到
 神算鬼謀の対大型機迎撃戦法
 しずかにジョホール水道を進む

第10章 礼号突入作戦

 さらばカムラン湾よ
 敵機の猛襲を排除、サンホセ突入
 猛攻2時間、サンホセ炎上
 シンガポールの休日

第11章 北号輸送作戦

 女は乗せない巡洋艦
 荒海で強運の「筥崎丸」にあう
 全艦無事帰投、作戦成功す
 「回天」の出撃を祈る心で見送る
 戦艦「大和」と原爆をめぐる流言

第12章 春おそき故郷・上州

 家なき子らのうつろな目
 夜道で母の声をきく
 雪害延着10時間
 空襲下で見たこの恥知らず
 「大淀」水上特攻に参加せず
 不意打ちをくらった呉軍港
 被弾炎上、戦死52名
 直接の原因は無謀な出港だ

第13章 航跡果てしとき

 「大淀」との別離、諸磯砲台へ
 阿修羅の死闘「大淀」の最後
 飛渡瀬に生きる「大淀」の心

あとがき

資料 軽巡「大淀」人員配置表
    10月25日 戦死者
    10月24日~25日 対空戦消耗兵器表


今年の読書:4冊目



読書 | 01:19:57 | Comments(0)
『マッカーサー伝説』


第1章 昭和天皇とマッカーサー

       天皇訪問の舞台裏 ジーン夫人の周到な準備
       「全責任を負う」 第1回会見の天皇発言
       護衛なき第一歩 自らつくった権力者像

第2章 母ピンキーの影と妻ジーン

       偉大なる母 ピンキーとマッカーサー一族
       青年期のマッカーサー 初めての日本訪問
       最初の結婚と破局 社交界の花形、ルイーズ
       マニラの恋 「15歳」の女優イザベル
       ボーナス遠征軍事件とメディア訴訟 恋の代償
       ジーンとの出逢い 南部出身、愛国心豊かなジーン
       世界を渡るジーン アメリカ大不況のなかで
       母の死とジーンとの結婚 30年代後半、不穏なアジア情勢
       息子アーサーの誕生 マッカーサー・スイートの完成

第3章 アイ・シャル・リターン

       真珠湾攻撃の知らせ 家族を連れマニラ脱出
       空襲に耐え援軍を待つ コレヒドール島のバンガロー暮らし
       アイ・シャル・リターン 命からがらメルボルンへ
       フィリピン奪回 「バターン死の行進」への拘泥
       連合国軍最高司令官 終戦、日本へ
       ミズーリ号上の調印式 軍人から統治者へ

第4章 日本占領の構想

       総司令部の開設 市民の恐怖解くのに腐心
       絶対的な支配者 生活管理、ジーンが支え
       日本軍の解体 国民と独特の信頼関係に
       北海道分離案を拒絶 ソ連駐日代表に「位勝ち」

第5章 計算された戦争責任

       三つの戦犯裁判 私的復讐心、浮き彫りに
       天皇を味方に したたかに民心つかむ
       民主主義の実験場 戦犯逮捕、素早く自ら指揮
       カナダ人外交官ノーマン 戦犯逮捕に強い影響
       憲法改正 「戦争放棄」は誰がいったか

第6章 「伝説」の確立

       マッカーサー暗殺計画 ジーンの心配をよそに護衛なしで行動
       「ファースト・レディー」ジーン 夫に代わり社交一手に
       婦人の解放 男女平等化計画、母と妻から影響
       アイゼンハワー 親愛の情とライバル心と
       アメリカ・メディアの関心 批判的な人も会えば賛辞
       「我が子なら天才」 息子への思い入れと日本の教育改革

第7章 改革の本音と建前

       吉田茂と面会75回 内閣との駆け引き
       農地改革 「封建制度の打破」に誇り
       皇室の財産 特権剥奪し巨額の税金
       日本にキリスト教を 「神の戦士」自負、強制はせず
       ビツテル神父 靖国神社焼き打ちに「ノー」

第8章 天皇と聖書

       宮中にキリスト教の風 天皇が感心、指導者を招聘
       天皇とキリスト教 「信仰の道に」真剣に考慮
       皇位かキリスト教か 天皇の苦悩、周囲に波紋
       キリスト教徒「2千万人」の嘘 ゆがめられた報告

第9章 名誉と戦火

       大統領選の失敗 意欲満々、緒戦で敗れ断念
       朝鮮戦争勃発 悪意のゴシップ、そして悪夢再び
       仁川上陸作戦 70歳、最前線で指揮
       トルーマンとの会談 大統領に「尊大な態度」
       突然の解任 日本国民に惜しまれ帰国

第10章 老兵は死なず

       「老兵は死なず」 祖国で「日本は12歳」演説
       センチメンタル・ジャーニー 歴戦の勇士の最期
       マッカーサーの呪縛 ジーンの晩年、アーサーのその後

あとがき

参考文献


今年の読書:3冊目



読書 | 21:52:09 | Comments(1)
『堀内海軍大佐の生涯』


序章

第1章 いしゅうもんと呼ばれて ―生い立ちから海軍兵学校まで―
       (1)御馬下の角小屋
       (2)魂のふるさと濟々黌
       (3)海兵のクラスメートたち
       (4)伝書鳩だった悔しさ
       (5)外国語好き

第2章 デンマーク体操に開眼 ―建軍の基礎を健康な体に―
       (1)軍縮で海軍航空が発展
       (2)プロペラに触れ大けが
       (3)ニルス・ブックの体操チーム
       (4)新家庭で再出発
       (5)生徒にとけこむ
       (6)軟弱な体操ではありません
       (7)日華事変の渦中で

第3章 「ゆきあし」の強い教官 ―厦門から再び江田島へ―
       (1)占領地の住民が留任を懇願
       (2)ニックネームは「誘導振」
       (3)就寝まえに殴るな
       (4)短い余暇を子供たちと

第4章 メナドに天駆ける日まで ―苦闘の落下傘降下訓練―
       (1)世界一高齢の落下傘部隊長
       (2)訓練事故の犠牲を越えて
       (3)作戦命令下る
       (4)餞米とリンゴで戦勝を祈願

第5章 敵陣に舞う落下傘 ―オランダ軍の銃撃と戦う―
       (1)トーチカ目前に降下
       (2)擲弾筒の轟音で制圧
       (3)鎖につながれた現地兵
       (4)白馬の救い主の伝説
       (5)足の裏をお見せする

第6章 現地の人々を友として ―わき起こる独立の歌声―
       (1)信頼される軍政を
       (2)司政官の日記は語る
       (3)現地の言葉で説得
       (4)軍規・風紀に気配り
       (5)やさしいキャプテン
       (6)強奪品を返還さす
       (7)パパ・バリの支援のもとに

第7章 重巡〈高雄〉の副長として ―あ号、捷一号作戦に参加―
       (1)高砂族から贈り物
       (2)戦場を持ちまわった硯
       (3)補佐役に徹する
       (4)捷一号作戦をまえに
       (5)魚雷を2発避けたが
       (6)兵にやさしくし士官に厳しい

第9章 敗戦軍人に茨の道 ―非情なポツダム宣言条項―
       (1)戦犯の追及はじまる
       (2)復員業務に打ち込む
       (3)不吉な情報のなかで
       (4)堂々と出頭するのだ
       (5)巣鴨プリズンへ
       (6)巣鴨からの便り

第10章 オランダ軍事法廷に立つ ―責任を一身に負って―
       (1)南方へ護送される
       (2)メナドからの便り
       (3)キャプテンが戻ってきた
       (4)事実歪曲の欺証人あり
       (5)白菊の花のように散るのだ
       (6)堀内裁判の記録
       (7)志を継いで

終章 ブーゲンビリアの花 ―日・イ友好のかけ橋に―
       (1)堀内裁判余話 その1
       (2)堀内裁判余話 その2
       (3)残された家族
       (4)遺骨がかえるまで
       (5)ホリウチサン、ココロ、ジョウトウ

おわりに
       〔補遺1〕独立戦争のかげに
       〔補遺2〕戦争裁判はなぜ起きたか

あとがき
       参考・引用文献
       堀内豊秋年譜


今年の読書:2冊目



読書 | 00:34:08 | Comments(0)
『ロックフェラー回顧録』


序文 日本の読者へ

第1章 祖父
       スタンダード・オイル社
       嵐に遭っても冷静沈着に
       “寄付の技法”
       “広報”

第2章 父と母
       有力な行動規範、精神的な脆さ
       義務、道徳、礼節
       ラドロー

第3章 子ども時代
       芸術品に囲まれて
       学生時代
       ポカンティコ
       シールハーバーの夏
       6つの異なる個性

第4章 旅行
       ペパーミントキャンディーとチョコレートバー
       過去の復元:1926年春
       大西部探検:1926年夏
       フランスと王政復古:1927年夏
       ピラミッドに囲まれた3カ月間:1929年冬

第5章 ロックフェラー・センター
       新たな歌劇場
       孤独な闘い
       事業の救済
       賃貸借契約の人質に
       物議をかもす壁画
       英国自転車旅行

第6章 ハーヴァード大学
       社会的な不器用さ
       オールドリッチ家
       ベンジーとディック
       やりがいある学習
       ヒトラー時代のドイツの夏
       忘れがたい3人の教授
       故国と外国での夏の出来事
       パデレフスキとフロイトとの出会い
       ロックフェラー家の遺産
       職業の選択

第7章 偉大な経済学者に学ぶ
       シュンペーターとケインズ
       ハーバラーとメイソン
       ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス
       ハロルド・ラスキ:左翼の笛吹き男
       ハイエクとロビンズ
       ケネディ家との交流
       ペドロ・ベルトラン:未来のペルー首相
       第三帝国への再訪
       ダルマチア沿岸とギリシア
       シカゴ大学
       ナイト、ヴァイナー、ランゲ
       中庸の人生

第8章 論文、結婚、就職
       遊休とむだの“反映”
       ペギー
       小さな花
       軍備

第9章 戦争
       心乱れる会話
       基礎訓練
       つらい別れ
       幹部候補生学校
       アルジェでの任務
       情報網の始動
       ジロー対ド・ゴール:内部考察
       帰郷と帰隊
       フランス南西部
       ピカソとの出会い
       世間からの隔絶
       パリでの情報収集
       戦争の余波
       帰国

第10章 チェース銀行への就職
       チェース・ナショナル銀行
       ロックフェラー家の“ファミリー・バンク”
       ウィンスロップ・オールドリッチ
       チェース銀行の行風
       年俸3千500ドルの地下鉄通勤者
       ヨーロッパ:マーケティング発想の不足
       ラテンアメリカ:未開発の市場
       牛を担保にするパナマ
       キューバの砂糖黍と革命
       プエルトリコの“靴ひも作戦”
       南米での事業拡張
       資本市場開発の試み
       チェースの内部抗争

第11章 第2の本職のはじまり
       家庭生活の確立
       分相応の暮らし
       兄弟の組織
       父からロックフェラー・センターを購入する
       ポカンティコの地所を購入
       一族所有財産の立て直し
       慈善事業の伝統
       ロックフェラー大学の再編
       アルジャー・ヒスとカーネギー基金
       ヒスとの夕食会
       個人スタッフの補充

第12章 チェース・マンハッタン銀行の誕生
       奇妙な関係
       銀行経営の近代化
       衝突必至
       合併ブーム
       “鯨を飲み込んだヨナ”
       外部に指導を求める
       ロワーマンハッタンにおける整理統合
       見逃しがたい好機
       劇的な新本社ビル

第13章 対立
       銀行の“魂”をめぐる争い
       “トロイの木馬”
       国際部門を避けて通る
       輸出入銀行との競争
       発展途上世界への投資
       トップの地位をめぐる決定的対決
       好みの衝突
       内輪もめ
       新たなグローバル環境との対面

第14章 困難な過渡期
       甚大な喪失感
       マチスの飾り窓
       再婚と離脱
       つらい手紙
       最後のお別れ
       未完の仕事
       資産の分割
       アイリー邸の最期
       バトンタッチ
       ネルソンと離婚の駆け引き
       緊迫した関係
       至上の運動家
       並外れた才能

第15章 グローバルな銀行を創る
       預金に対する支払
       多国籍企業の出現
       入り混じるビジネスと友情
       銀行の基礎を確立
       カナダ進出の好機を失う
       ヨーロッパにおける転換点
       アジアにおける拡大
       アフリカにおける断続的な拡大
       グローバルな投資銀行業務の失敗
       グローバルなアクセス手段と影響力の拡大
       成長期の10年間

第16章 舵取り
       6つの主要な企業関心事
       新たな方針を立てる
       不本意な出発
       チャンピオンの報復
       団結会での殴り合い
       解雇
       新頭取探し
       独自のチーム

第17章 ソ連との関わり
       対話の始まり
       資本主義の化身
       レーニンに見つめられて
       対談
       リンドン・B・ジョンソンへの結果報告
       ダートマス会議
       “敵”との貿易
       ソ連初の米国銀行
       コスイギンとの対談
       不換通貨
       エピローグ

第18章 竹のカーテンを越えて中国へ
       中国のロックフェラー家
       新たな中国
       チェースのアジアへの帰還
       スーツケースいっぱいの現金
       中国についての猛勉強
       本土への帰還
       形式張らず親切な、厳格で融通の利かない接待役
       文化大革命を目撃
       中国銀行との交渉
       周恩来
       中国の変遷について
       開かれた扉
       大足の洞窟

第19章 中東の“バランス”を保つ使者
       チェースとイスラエル
       排斥運動
       ナセル
       戦争の余波
       バランスを求めて
       ナセルからのメッセージ
       ファイサル国王の警告
       大統領への報告
       タイムズ紙への機密漏洩
       コッチとの対決
       地球の裏側を訪問

第20章 生き残るOPEC
       早期の危険信号
       OPECとアラブの石油貿易禁止
       オイルダラーの還流
       累積債務危機
       中東における拡大
       複雑な人間関係
       複雑な銀行関係
       突然の仕事の申し出
       怒りと和解
       ヨルダンのフセイン国王とハッサン皇太子
       シェイク、スルタン、サダム
       クウェートのシェイク・ジャービル
       バーレーンとベイルート
       アラブ首長国連邦
       オーマンのカーブース君主(スルタン)
       イエメンとカート・パーティー
       イラクとサダム・フセイン

第21章 仕事上の動乱
       銀行と会長の問題点
       前兆となったヘルシュタット銀行
       事務処理部門
       債券部門のスキャンダル
       マスコミの猛攻撃
       チェース不動産投資信託
       悲惨な役員会
       最終決戦の準備
       裁きの日
       決定的な侮辱
       最後の3年間

第22章 家庭内の悩み
       親としての問題
       緊迫した人間関係
          デイヴィッド・ジュニア
          アビー
          ネヴァ
          ペギー
          リチャード
          アイリーン
       ベトナムの悲劇
       ハーヴァード大学での衝突
       ハッピーエンド

第23章 兄弟間の対立
       恨みを抱えた指導者
       頑固な理想家
       ロックフェラー兄弟基金(RBF):最初の戦場
       RBFを“手放す”
       内戦
       ファミリー・オフィスでの小競り合い
       ポカンティコでの最終決戦
       ネルソン記念碑
       柄にもない手紙
       ジョンの死
       ネルソンの復讐
       ネルソンの晩年
       ネルソンの死

第24章 シャー
       モハンマド・レザー・パフラヴィー
       ゲレンデでの会合
       “何かすごいこと”
       悲観的な未来図
       王朝の終焉
       シャーの亡命
       大統領の要請を拒絶する
       妹姫の嘆願
       安全な避難場所探し
       ホワイトハウスでの冷淡な会合
       ふたたび大統領の要請を拒絶する
       “人道的理由により許可”
       人質事件
       シャーの思い出

第25章 目標の履行
       経営陣の協力関係を築く
       チームを作る
       社風の改革
       戦略の考案
       最終期限前の目標達成
       目標履行と退職

第26章 ニューヨーク、ニューヨーク
       都市への興味を受け継ぐ
       アップタウンの移行を指揮する
       ダウンタウンの復興を先導
       世界一高いビル
       ネルソンの埋立事業
       財政危機
       ニューヨーク市援助公社と財務管理委員会
       消え失せろ!
       事業と労働の結合
       ウェストウェイ:鱸(すずき)と人間
       長きにわたるパートナーシップを築く

第27章 誇り高き国際主義者
       ポピュリストのパラノイア
       外交問題評議会
       ビルダーバーグ
       “反動主義者との交友関係”
       国際協力の促進
       保護貿易主義との戦い
       三極委員会
       “建設的関与”

第28章 国境の南
       ブラジルでの出会い
       寡頭独裁者と経済学者の時代
       ネルソンと善隣政策
       進歩のための同盟
       アメリカ民間部門の組織化
       JFKと肩を並べる
       南北アメリカ評議会と米州関係センター(CIAR)
       一族の天使
       陰鬱な数十年間
       累積債務危機
       主導権の回復
       西半球の自由貿易をめざして
       南北アメリカ協会の強化
       デイヴィッド・ロックフェラー・センター

第29章 近代美術への情熱
       ネルソンが指揮を執る
       赤い外套の男たちに囲まれて
       本格的なコレクターの道へ
       MoMAへの関与
       水面下の騒ぎ
       管理上の混乱
       スタイン・コレクションの購入
       MoMAの拡張
       ミュージアム・タワー
       指導層の変化
       “世界最高の近代美術館”

第30章 帰ってきたロックフェラー・センター
       信託
       兄弟とロックフェラー・センターと信託委員会
       新たな会長、新たな道程
       ロックフェラー・センターの復活
       楽園での惨劇
       REIT
       ランドマークの売却
       “ありえない”破産
       不運な東京旅行
       至宝の返還を要求する
       ロックフェラー・センターのルネサンス
       一抹の悲哀

第31章 パートナーシップ
       ペギー
       政府
       慈善事業
       資本主義

結び

あとがき

謝辞

人名索引


今年の読書:1冊目



読書 | 10:41:55 | Comments(0)
『南洋学院』


まえがき

Ⅰ 南洋学院小史

1、血をたぎらせたベトナム行き
     ベトナムに学校ができる?
     南洋学院とは?
     学生募集への応募を決意する
     南洋協会の予備知識
     仏領印度支那の重要性
     現地ベトナムと外務省のやりとり
     家族を説得し受験
     古くからあったベトナムと日本の交流
     101名の一次合格者東京へ
     思いもかけぬ合格通知
     予備知識の吸収に励む

2、さらし木綿とカツオ節を持参せよ!
     東京に集合、渡航前教育始まる
     研修を終え、郷里に戻る
     出港地神戸に再集合
     フランス船「帝立丸」で出港
     台湾・基隆に寄港
     南支那海に乗り出す
     夕暮れのサイゴン

3、学院生活始まる
     洒落た学院校舎
     規律正しい学院生活始まる
     暑さとカルチャーショックで不眠症に
     ホームシックとチャイマンの木
     学生寮ができる
     活気のあるサイゴンの町
     台風の目の中、戦況と無縁の別天地
     現地での開校式典
     炊事当番でベトナム語を覚える

4、ユニークな教科内容
     教科とその各論
        熱帯医学
        フランス語
        ベトナム語
        農業科目と実習
        教練

5、好奇心いっぱいの若者たち
     中央公園のフォワール(博覧会)
     イギリス兵の捕虜
     ダンディ派と無精派
     無精派の領袖鈴木政澄
     ラックジャ省の農村調査
     クメール族を訪ねる
     サンジャック岬へ

6、2年目の南洋学院
     第2期生の到着
     夏季錬成のためダラットへ
     教練・授業の30日間
     「学徒出陣」のニュースに不安が・・・・・
     緊張感で迎えた昭和19年の正月
     西貢の82連隊に体験入隊
     ベトナムの宗教事情
     新興宗教カオ・ダイの本山を訪ねる
     西貢に初めての空襲
     母からの手紙
     数少ない小学校を訪問

7、わずか3年半の歴史を閉じる
     第3期生の到着
     徴兵検査、第二乙種合格
     繰上げ卒業、大建産業に就職
     本屋で見つけたベトナム語辞典
     第1寮長として送った慌ただしい1か月
     終戦、そして廃校

Ⅱ 学院生たちの「大東亜戦争」

1、はじめての戦闘「明号作戦」
     学業半ばで現地召集された学院生たち
     入営―初年兵教育隊
     明号作戦とは何か
     人為的ミスで始まった武力行使
     ツドモ兵営突入
     飯上げで敵装甲車と遭遇
     西舘とのつかの間の再会
     悲劇―ハノイ・シタデル攻撃の歩82連隊
     3月9日の、他の事例
     直後の仏印情勢

2、モイ族の青年との出会い
     ホンクワン警備隊でのフランス語の体験学習
     モイ族ドイ・ハム君の登場
     密林の中で隠匿武器を発見
     逃亡フランス将校団を捕らえる
     モイ族の暮らしの知恵
        (1)燃える石
        (2)タバコの火
        (3)飲み水
        (4)キロメートルなど
        (5)食べもの
        (6)手形(一種の証明書)について
     ボーケ空軍大尉捜索と養命濁酒
     憲兵隊のゴム園幹部引致
     幹部候補生試験合格の通知

Ⅲ 学院生たちの「終戦」

1、「8月15日」と学院生たち
     ザ・ディ(昭和20年8月15日)
     その日、学院生たちは・・・・・?
     工藤と駒屋の「終戦」
     無政府状態のハノイ
     南部に向かう飢えた民衆
     原隊に復帰、情報係軍曹に
     解放戦線へ誘われる
     ベトコンの待伏せ、九死に一生を

2、武装解除・捕虜生活
     連合軍の手で武装解除される
     サイゴン郊外の捕虜収容所
     フランス軍「715」外科病院へ
     フランス兵斬首事件で辻田大隊長収監される
     西舘義明の死
     逃亡兵捜索のための残置要員
     さらば西貢よ

Ⅳ 戦後の日越文化交流

1、ベトナムへの熱い思いを行動で
     思い出されるベトナムでの日々
     ベトナムに援助の手を!
     「日越文化協会」設立の準備
     設立総会を開く
     ベトナム側と文化協力契約を結ぶ

2、民間レベルでの文化交流
     2000人が応募した日本語学校
     第2期生にも400人が応募
     中部の町フエからの「日本語学校開設要望」
     ホーチミンに次いでフエにも開校
     ホーチミン校第1期生卒業
     順調に進む両校の「日本語クラス」
     日本への関心の高い卒業生
     日越文化協会の課題

南洋学院卒業生名簿



「南洋学院」という聞きなれない学校は、昭和17年に仏領印度支那(今のベトナム)に設立された「専門学校」である。
大東亜戦争勃発後、南方に於ける我が国の経済発展の第一線で活躍する人材と、その指導的人材の養成を現地において行なうという目的で設立された学校だそうで、文部省と外務省が共同で指導・援助し、大正4年に設立された南洋協会が経営を担当した。
南洋学院は、諸般にわたって明治34年創立の東亜同文書館に倣った学校で、東亜同文書館は日中の友好と同文同種の共存共栄を意図して中国大陸に設立されたのに対し、南洋学院は、仏領印度支那に設立され、日本から生徒を募集して現地で教育をし、卒業後は南洋学院が就職先を指定し、卒業生はそこで活躍するというものだったようである。
生徒は中学卒業生(旧制中学=今の高等学校)で、修業年限は3年間である。

本書の著者は、その南洋学院の1期生であるが、戦局の悪化に伴い現地召集となリ軍人となる。
そして終戦・・・・
南洋学院は終戦とともに廃校となったので、わずか3年の寿命で、生徒も第3期生までしかいない。
その後、語学を習得していることもあり、ベトコン(解放軍)に身を投じた者もいたようである。
また、戦後も行方不明のままという者もいたようであるが、ここでの教育は無駄ではなかったようで、戦後、著者のように、日本とベトナム(日越)の“架け橋”とならんと貢献した人も輩出している。

たった3年間しか存在しなかった外地の学校・・・・
なかなか私にとっては興味深い話だった。


今年の読書:60冊目



読書 | 22:46:13 | Comments(1)
『謀略 かくして日米は戦争に突入した』


開戦前夜の秘められた日米交渉―まえがき

プロローグ 日本の命運を賭けて奔走した男がいた

Ⅰ 岩畔豪雄の登場

(1)倉橋島から陸軍士官学校へ
     のどかな瀬戸内で育つ
     陸軍将校を志願
(2)別名「ろうそく連隊」で奮戦
     ロシア革命の勃発
     シベリア転戦
(3)青年将校時代
     山篭り
     自ら「三無」と号す
     陸軍大学校へ
     軍縮と装備近代化
     青年将校グループ
     軍に芽生えた甘えの構造
     統帥権の干犯
     軍人官僚の謀略
     「暴走」が「英断」に
     理想国家・満州
(4)二・二六事件と岩畔
     情報の道へ
     二・二六事件
     岩畔が担当した軍法会議
(5)中野学校の設立に関与
     郵便物の開封作戦
     偽札作戦も実施
     参謀本部で秘密工作
     陸軍中野学校
     軍務局軍事課
     面会人
     「ノ」の字を負けろ
     ミミズの効用
(6)歪められた「戦陣訓」
     勅令の起草も
     戦陣訓の真実
     ノモンハンの惨敗
     小大臣

Ⅱ 風雲急を告げる日米関係

(1)悪化する一方の日米関係
     日本への風当たり
(2)二神父の来日
     二人のアメリカ人
     メリノール派
     多忙なスケジュール
     認識のギャップ
(3)シナリオ
     申し分ない提案
(4)多彩な登場人物
     井川忠雄
     近衛文麿
     武藤章
     ドラウト
     ワイズマン
     ウォーカー
     クーンレーブ商会
(5)岩畔に下された渡米命令
     大統領もゴーサイン
     軍資金
     許可されない渡航
     松岡対東条
     岩畔への突然の渡米命令
     松岡洋右を訪問
     三国同盟
     各界の反応
     アメリカ大使館へ
     グルー大使の電報
     横浜から出航
     案ズル無カレ
     ハワイからサンフランシスコへ
     来栖三郎への工作
     ヨセミテ公園へ
     大陸横断
     ニューヨーク五番街の教会にて
     思いがけない訪問者

Ⅲ 日米諒解案の全貌

(1)ワシントンに着任して
     初出勤
     野村大使の孤独
     夜這い
     悠長な話
(2)「諒解案」策定に着手
     不眠不休の三日間
     日米諒解案全文
(3)これがその主要内容
     国家観念
     英独戦争の調停と三国同盟
     自衛権の広義解釈
     中国問題の処理
     商船の貸与
     20億ドルの対日借款
     資源
     アメリカに人権尊重を要求
     三国同盟離脱の勧誘
(4)表舞台に躍り出た「諒解案」
     三人の愛国者
     日本へ打電
     大きな波紋
     統帥部連絡会議

Ⅳ 挫折、そして日米開戦

(1)三国同盟と松岡洋右
     近衛を避けた松岡
(2)座礁
     深夜の連絡会議
     ニューヨークへ移動
     「わかっちょる、わかっちょる」
     「暑くなる前」の意味
     ドラウトのぼやき
(3)松岡から届いた指令
     ハルが示した親愛の情
     日本人形・ハル子
     バスに乗り遅れるな
     忌避された若杉公使
     東京の諜者
     ルーズベルトの招待
     暗転
     米国のしっぺ返し
     米国内にみなぎる反戦機運
     各国の策動
     国論を統一したルーズベルト
(4)失われた最後のチャンス
     ワシントンを発ち、日本へ
     スチュワーデスの配慮
     主戦論一色に
     近衛首相
     陸軍省
     参謀本部
     海軍省
     外務省
     宮内省
     三つの方策
(5)連絡会議での熱弁も実らず
(6)それからの岩畔
     従軍慰安婦
     戦後の岩畔

Ⅴ 日米交渉の再点検

(1)戦後における日米交渉の評価
     歴史の記述から抹殺
     岩波新書『昭和史』
(2)児島襄『開戦前夜』への疑問
     否定的なスタンス
     昭和天皇の発言に関して
(3)加瀬俊一の岩畔批判
(4)松岡再評価という妄動
     三人への憎悪
     彼らに資格はなかったのか
     打電されなかった四原則―諒解案はでっちあげだったのか
     ハルやルーズベルトの真意について
(5)『昭和天皇独白録』の起こした波紋
     昭和天皇の評価
     東条英機にも脚光が
     歴史というもの
     岩畔豪雄著『私が参加した日米交渉』前書き

私がこの本を書いた真の理由―あとがき
     エイズ薬害禍

参考文献


今年の読書:59冊目



読書 | 22:41:16 | Comments(0)
『正義の時代』


文庫版のためのまえがき


騎馬型国家と農耕型国家
愛憎の日米関係史
歴史と「血の論理」
甲殻類の研究


公的信義と私的信義
小佐野賢治考
江戸の「改革」について
腐敗の中の指導者論


義務教育を廃止せよ
なぜ英国病が生れたか

解説  谷沢永一


今年の読書:58冊目



読書 | 22:57:54 | Comments(0)
『武士道 日本人であることの誇り』


序として 武士道こそ日本人のアイデンティティー

第1章 世界が讃える美しき精神像
        武士道は消え去ってしまったのか
        司馬遼太郎の問い「人間はどう行動すれば美しいか」
        ブロードウェイを行進したサムライたち
        庶民にまで及んでいた日本人の高貴さ
        武士道を心から愛した外国人たち
        高き身分の者にともなう義務(ノブレス・オブリージュ)
        現代日本人がたしかに受け継いでいる武士道
        内村鑑三『代表的日本人』が解いた武士道
        西郷隆盛こそが「武士の最大なるもの」
        『南洲翁遺訓』にちりばめられた西郷の思想
        福沢諭吉が痛烈に批判した明治政府
        廃れゆく武士道を惜しんだ福沢

第2章 新時代の日本人が求めた「明治武士道」
        なぜ新渡戸稲造は『武士道』を著したのか
        私が『武士道』に魅かれた理由
        「近代日本の父」クラーク博士の教え子たち
        プロテスタンティズムと武士道は同根である
        日本人による日本人のための“和製聖書”
        『武士道』はなぜ、英文で書かれたのか
        江戸の町を火の海から救った「真勇は怯に似たり」
        禅の思想から本質に迫った「鉄舟武士道」
        『鉄舟二十訓』とその臨終秘話
        福沢諭吉版の武士道だった『瘦我慢の説』
        厳しく指弾された勝海舟の処世
        武士道が問い直す「日本人とは何か」

第3章 武士道の誕生とサムライたちの美学
        「自分を鍛える」こそが武士道の根幹
        武士道の源流にある「神・仏・儒」の思想
        「命より名こそ惜しけれ」が戦国時代の武士道
        「修己治人(しゅうこちじん)」は家康が求めた理想の教え
        「正義の戦い」を貫いた石田三成
        「信義」のために華と散った大谷吉継
        「恩義」に報いて死んだ宇喜多秀家
        なぜ『忠臣蔵』は武士道の華といわれるのか
        赤穂義士を教育した山鹿素行の「志道」
        泰平の世の「武士の本分」とは何か
        「人間の芸術品」として描かれた河井継之助
        「それでも日本男児か!」の真の意味

第4章 武士道のバックボーンは「義」「勇」「仁」「礼」
        「義」とは、人間としての正しい道
        「義」は武士道の最高の支柱
        「義」よりも「打算」「損得」を優先する現代人
        「義」の行動を貫いた上杉謙信
        武士道が「義」に求めた理想の精神
        会津武士道の悲しきまでの誉れ
        「なよ竹の心」と「死出の山道」の美学
        「義をみてせざるは勇なきなり」の真価
        黒澤映画「七人の侍」に見る勇の実像
        「仁」は至高の徳「思いやりの心」である
        江戸時代が明治以降より平和だった理由
        意外と安気だった武家社会の暮らしぶり
        おだやかな心で花鳥風月を愛した江戸の人々
        「権あるものには禄うすく、禄あるものに権うすく」
        「武士の情け」は正義にもとづいた“厳しい愛”
        「礼」とは日本人が創造した美しき行動の型
        礼儀を失い、非文明人になり果てたニッポン人
        太宰春台の教え「義で事を制し、礼で心を制す」

第5章 「誠」「忠誠」こそサムライの心髄
        「誠」は言行一致を表すサムライの徳
        小早川秀秋が教える「卑怯者の末路」
        「誠」における武士道と商人道の違い
        「名誉」とは人間の尊厳としての価値
        「名誉の戦死」が名誉でないのはなぜか
        本阿弥光徳が死守した「一族の名誉」
        「忠義」 ― 人はなんおために死ねるか
        『葉隠』に記された武士の死生観
        殉死が歴史から消えた事情
        サムライの真の「忠義」とは何か

第6章 武士の教育と現代日本人の教育
        “援助交際”がまかり通る理由
        「山高きが故に貴からず」の江戸の教育
        なぜ武士の教育から「算術」がはずされたのか
        「人」は教育によって「人間」となる
        教師とは「人間をつくる職業」のはず
        「身を修める」人格形成の重要さ
        「公人」たる義務を遂行したかつての武士たち

終章 武士道は日本民族の文化遺産である
        日本人の知性と道徳は武士道の所産
        “人の倫”を教えない不思議
        「仁の心」と「義の心」のある社会を
        未来を生きていく若者たちへ

おわりに


「武士道」という言葉は、かなり昔から延々と人気のある言葉ではないかと思う。
何かといえば「武士道、武士道」と持ち出してくる。
果たして「武士道」は存在するのだろうか・・・というのが私の正直な気持ちである。
もう、廃れてしまっていて、この世には存在していないのではあるまいか?(笑)
多くの人が言う「武士道」の「武士」は、作家が創作した時代小説やドラマや映画で見る時代劇の「武士」ではあるまいか?
これは誰かが作り出したイメージではなかろうか?

「武士道とは何ですか?」と知りたがる人が結構多い。
それは、すでに絶滅してしまった恐竜について尋ねるのと同じで、本当のところはわからないのではあるまいか?
だって我々は一人として本物の「武士」を見たことがないし、会話を交わしたこともないのであるから・・・(大笑)
いくつかの学術的な証拠の断片をつなぎ合わせ・・・
たぶん・・・恐竜は、こういう形だったのだろうとか、こういう生活をしていたのだろう・・・という程度ではなかろうか?
そういうわけで、正確なところは誰も分からないのではないだろうか?
復元想像図は、あくまでもイメージである。
果たして恐竜がトカゲのような爬虫類のお化けのようなものだったかどうかはわからない。
赤色や黄色、青色のカラフルな外見だったかもしれないではないか?(大笑)

そう考えると、「武士道」も、どこまでが本当か、真実かは分からないと思う。
伝聞は、自分たちにとって都合の悪いことは残さないようにして、後世に伝えている可能性もあろう。
紙に書かれたものも同様で、改竄されていないとは言い切れないだろう。
が・・・“当たらずとも遠からず”・・・こういうものであろうということは、色々な人が研究して“結論”を出している。
本書も、その一つで、かなりわかりやすく書かれていると思う。
著者が、今までに書いてきたものの集大成という感じの本である。

「武士道」が“おおよそ”何であるかを知ることは、とりあえず可能だと思うが・・・・
大事なことは、それを実践できるかどうかではあるまいか?
“長いものには巻かれろ”は、武士道に則しているだろうか?
“背に腹はかえられない”は武士道に則しているだろうか?
“見て見ぬふり”は武士道に則しているだろうか?
・・・ということを考えると・・・なかなか実行するのは難しい。
それが「武士道」の“道”の部分の難しいところかも。
知っていることと実行するということは、違うのである。

韓国人はよく「我が国は儒教の国です」と言う。
でも、彼らの(一部の人間かもしれないが・・・)言動を見ていると、とても“儒教の国”とは思えない。(苦笑)
儒教って、そういうものでしたっけ?・・・・である。(苦笑)
同じように、「日本は武士道の国です」と言っておきながら、その言動が正反対だとしたら、恥をかくことになるのではなかろうか?
「武士道とは何ぞや」を語ることが出来ても普段の言動が則していなければ意味はないのではなかろうか?
で・・・出てくるのが「知行合一」という言葉。
この言葉は「武士道」だけに留まらぬ、重要な言葉ではないかと思うのである。
「義を見てなさざるは・・・・」である・・・・

「武士道とは何ぞや」をスラスラと語ることが出来るということより、よくわからなくても結果的に「武士道」に則した行動がとれているというのが恰好いい(笑)という気がする。
普段から少しでも「武士道」を意識していれば、出来るかも・・・
忘れかけてきたら、再び本書を読み返してみる・・・
そういうことが大事だという気がする。
本書は、それには、うってつけの本だと思う。


今年の読書:57冊目



読書 | 11:37:03 | Comments(0)
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