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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
60歳・・・還暦である。
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)
今さら、もう無理!(大笑)

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内モンゴルの旅(6)
DSC06642.jpg
(朝食)
真ん中の器に入っているのがミルクティー。
右の器に入っているのが粟(あわ)粥。
簡単な食事を終えて8時半ホテルをチェックアウトして出発!

DSC06641.jpg
(ホテル前の景色)
“包頭”は人口230万人だという。
そのうち市内の人口は140万人。
古い町並みから新しい町並みまで23キロもあるという大きな町。
この町は市内区4区、市外区5区の9区から成り立つ。
市内には『中国兵器』という戦車を作っている軍需工場がある。
話によると人口の半分がこの工場で働いているというのだが・・・
半分って・・・100万人?
100万人で戦車を作っているのか?
どうも話が大きすぎるんだよなぁ~
工場には学校も専用の火力発電所もあるというのだから、巨大な企業というのはわかるんだけど・・・
それにしても、話が大きすぎないかい?(笑)
そして残りの人口半分は西部にあるコンビナートで働いているという。
今は、ドンドン新しい洒落たデザインのアパートが建設中。
バブルだ!バブルだ!(笑)

今日の予定は・・・『召君墳』という場所にに行くらしい。
拙者はスケジュールを全く知らない。
全て“ヒルマさん”が一人で決めている。
拙者は、ただ付いて行くだけ~(笑)
というわけで、どこをどう走っているのか、どっちの方角に向かっているのかも分からない。
大体・・・地図も持っていないんだから・・・

DSC06644.jpg
(黄河の浮橋)
ホテルを出発して約1時間後、「黄河」に到着。
ここに浮橋がかかっている。
この橋を徒歩で渡ってみることにした。
この写真は橋を渡り終えて対岸を写したもの。
昔はこの橋はなく、小船で両岸を往復していたという。
そのため、1個分隊(7名)がこの岸に派遣され、小船でやってきた人の荷物の検査などをしていたという。
時は昭和18年頃ではないかと思う。
この頃には騎兵第14連隊は機動歩兵第3連隊に改編され、第3大隊の第9中隊がこのあたりに駐屯していたからである。
“ヒルマさん”に尋ねたが・・・・
「いつだったかなぁ~・・・とにかく1年間いたんだよねぇ~ここに」とのこと。
まぁ、87歳だから仕方が無いかぁ~(笑)

DSC06643.jpg
(黄河に映る自分の影を撮影)
黄河は確かに黄色い!
水の中で砂が渦巻いているのが見えるくらい多量の砂が混じっている。
一見、ドロドロの泥水のように見えるのだが、実は泥ではなく砂という感じ。
これをすくってしばらく置いておくと、砂が沈殿するので透明な上澄みを生活水として利用するのだという。

DSC06645.jpg
(召君墳)
浮き橋のところから車で10分も走ると、平原にヒョコンと小山が見えてくる。
これが『召君墳』
日本軍では当時は『召君墳』とも『召君噴』とも書き(ショウクンフン)と呼んでいたらしいが、もしかして現在、内モンゴル各地にあるという『昭君墓(しょうくんぼ=チャオチュンムー)』の一つではなかろうか?
『昭君墓』は紀元前33年に和親のために、対立する国の王に嫁いだ悲劇の美女、王昭君の墓だという。

DSC06648.jpg
(召君墳)
大平原にポツンとある小山のふもとに1個中隊が駐屯。
この山に兵隊1名が登って交代で黄河対岸の敵の動きを監視したという。
“ヒルマさん”もその一人だったという。
自分が監視のため上り下りした道が今も残っている。

DSC06646.jpg
(頂上から黄河対岸=北方を見る)
黄河の向こうの山のほう(写真では霞んでいて見えないが・・・)を監視したらしいのだが・・・
「ずいぶん遠いんですが・・・ここから見えるんですか?」
「あ~・・・トラックが1台でも走れば砂埃があがるのですぐに分かるんだよねぇ」
黄河の向こうの山の向こうはソ連。
冬には黄河が凍るのでソ連側からスパイが歩いて川を渡ってきて“包頭”まで潜入したという。

DSC06647.jpg
(頂上から西のほうの平原を見る)
見晴らしはいいが・・・寂しい場所だなぁ~
「こんなところに1個中隊の小部隊がいて何の役に立ったんですか?敵が来たらあっという間に全滅しそうな気がするんですが・・・」
「いや、ここに日本軍がいるっていうことが大事だったようだね。私は何も分からず、とにかく頂上に登って監視していただけ。何がなんだかわからないんだよね。当時は・・・」
「で・・・敵の動きが見えたら・・・どうするんですか?」
「そこだよなぁ~問題は・・・どうするんだったかなぁ?」
はぁ?
もう笑うしかない。
何とのんびりした話か・・・
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旅行 | 18:56:43 | Trackback(0) | Comments(0)
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