投稿日:2021-02-02 Tue
本作品はロンドンにある世界的に有名な美術館「ナショナル・ギャラリー」のドキュメンタリー映画である。
イギリスの美術館を取り上げた映画だが、フランスと米国の合作の映画である。
ドキュメンタリーだが、ナレーションは一切ない・・・
学芸員か学者か何か、専門家が観客に説明する「ギャラリートーク」が淡々と流れる。
が・・・これが結構面白い。
合間に名画がチラチラと挿入されたりする。
あっ・・・ターナーだ!
あっ・・・レンブラントだ!
と・・・知っている絵画が出てくると嬉しくなってしまう。
他に、スタッフ会議の様子などは、かなりシビアな議論である。
修復作業の様子や、展示準備の様子・・・
観客の顔や、その観覧様子など・・・
そういうものが断続的に次々と現われ、飽きさせない工夫がされている。
が・・・この映画・・・約3時間と長い!(大汗)
かなり絵画が好きな人でなければ不向きな映画ではなかろうか?(苦笑)
この映画の不便なところが一つだけある。
それは字幕・・・
このDVDには「吹き替え」がない。
ということで・・・画面の下に流れる字幕を読むしかないのだが、字幕を読んでいると画面全体が見られない!(涙)
名画のアップが映し出されても字幕を読んでいて見過ごしてしまう。
で・・・画面の方を見ていると、今度は字幕を見逃す・・・
字幕なしではブリティッシュ・イングリッシュの独特のアクセントと発音に聞きなれていないので、さっぱりわからない。(大笑)
しかも専門用語が出てくるのだから、字幕に頼らねば何のことやらサッパリ・・・である。
というわけで・・・巻き戻して(DVDの場合はどう言うのか知らないが)再度見直すから、見終えるまでに更に時間がかかる。
じっくり画面を見るためにも「吹き替え版」は作ってもらいたかったなぁ。(笑)
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