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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
60歳・・・還暦である。
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)
今さら、もう無理!(大笑)

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『目に見えぬ侵略』


日本語版へのまえがき



第1章 オーストラリアを紅く染める
       属国化戦略
       脅かされる自由と主権
       共産党と中国人・中国国家の同一視

第2章 中国は世界における自国の立場をどう見ているのか
       共産党のイデオロギー教育
       洗脳された生徒たち
       党は国民そのもの
       「病人」には決して戻らない
       「ねじれた愛国主義」
       偉大なる復興
       オーストラリアへの領土的主張

第3章 僑務(きょうむ)と華僑
       華僑の動員
       ボブ・ホークのプレゼント
       オーストラリアで活動する中央統戦部
       中国系オーストラリア人の抵抗
       「中国人らしさ」を巡る争い
       中国系の「ハンソン主義」
       ニュースの統制
       中国の「声」
       中国の法律の範囲の広さ
       「彼らはやりたい放題だ」

第4章 黒いカネ
       中国における黄向墨
       中国の縁故資本主義
       習近平の汚職追放運動
       オーストラリアの黄向墨
       超党派の「関係」
       周澤栄
       祝敏申
       祝敏申とオリンピック聖火リレー
       ダスティヤリ事件に祝敏申が果たした役割
       政治的な装置

第5章 「北京(ベイジン)ボブ」
       「中国×××」研究所
       窮地に立たされる豪中関係研究所
       中国の「心の友」
       メディアとの取引
       騙されやすいジャーナリストたち

第6章 貿易、投資、統制
       「経済的な結びつきは政治目標の達成に資する」
       われわれはどれほど依存しているのか?
       党・企業複合体
       北京の対オーストラリア戦略
       貿易政治
       投げ売りされる天然資源
       エネルギー関連のアセット
       港湾と空港
       一帯一路
       オーストラリアにおける一帯一路とのつながり

第7章 誘惑と強要
       巨額の入札競争勝利
       オーストラリア内の中国の第五列
       「中国こそがわれわれの運命」
       ノルウェーとダライ・ラマ効果
       中国の地政学
       オーストラリアへの強要

第8章 新旧のスパイ
       ASIOへの諜報活動
       1000人のスパイと情報提供者たち
       ファーウェイとNBN
       ファーウェイの浸透範囲
       ハニートラップ
       フィッツギボンーリウ(劉)不倫事件
       ハイクビジョン(海康威視数字技術)
       サイバー窃盗
       サイバー戦士たち

第9章 「悪意あるインサイダー」と科学機関
       「1万人の華僑動員」
       ヒューミント(ヒューマンインテリジェンス)
       プロフェッショナルたちの集まる協会
       オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)
       データ61(Data61)

第10章 オーストラリアの大学で「魂に工作する」
       大学での思想工作
       思想管理
       人民解放軍をアップグレードするための資金提供
       洋為中用:外国を中国のために使う
       人民解放軍とさらなるコラボ
       ニューサウスウェールズ大学で中国のたいまつを掲げる
       人種的な飛び地
       「アカデミック・マルウェア」としての孔子学院
       われわれのクラス内にいる共産党
       愛国的な学生たち
       「告発して報告せよ」
       いかに対処すべきか

第11章 文化戦争
       買い取られるオーストラリア
       ある中国人の見解
       鄒莎の金(サリーゾウ・ゴールド)
       不動産の災い
       愛国的な作家たち
       神を仲間に引き入れる
       ANZACS(アンザック)(オーストラリア・ニュージーランド連合軍)の中国人
       オーストラリアの人民解放軍
       デジタル全体主義
       北京の南極計画

第12章 中国の友人:親中派
       チャイナ・クラブ
       いわゆる「現実主義者(リアリスト)」たち
       降伏主義者たち
       実践家たち
       親愛なる友人たち
       宥和主義者たち
       民主制度に反対するオーストラリア人たち

第13章 自由の価格

謝辞

監訳者解説   山岡鉄秀

脚注


著者が出版しようとしても、なかなかそれを引き受ける出版社がいなかったことで、ちょっと有名になった本・・・
それは当然な話で・・・
中国政府や中国共産党の影響を受けている人々(在オーストラリア中国人や親中オーストラリア人など)による報復を恐れて、出版社が次々と出版に尻込みしてしまったからである。
それもそのはずで・・・
ここに取り上げられた人々は、ほぼ全て実名で書かれているのである。
実名では・・・ちょっと・・・・ということであろう。
中国共産党の影響下にあるオーストラリアの政治家などの実名が挙げられているのだから、後々の事を考えたら尻込みするのは当然か?
中国がオーストラリアに対して“やっていること”は、私にとっては極々当たり前の話で、特に驚くほどのことではない。
本書を読んで「目から鱗が落ちた」・・・みたいなことを言う人がいたら、よほどの世間知らずか性善説に凝り固まっている人か・・・
だから、中国にやられちゃうんですよ・・・と言いたくなる。
中国の汚いやり口は、“孫子の兵法”を知っている人なら驚かないと思う。
それにしても、これほど毒されるとは・・・呆れた話・・・
オーストラリア人が自国にとって不利益なことを行なうのだから、一昔前の言葉を使えば「売国奴」と呼ばれてもおかしくはない。
よくそういう言葉が出てこなかったものだと思うが・・・
本書はあくまでも事実を述べているのであって、個人や組織や企業を非難して叩くことが目的ではないからだろう。

中国人留学生たち・・・
私から見たら泥棒に金庫番をさせるようなもので、危なくて仕方がない連中という感じ・・・
いつ、中国共産党からの命令で“テロリスト”に変身するか・・・
そういう連中を、もろ手を挙げてウェルカムというのもいかがなものか・・・
国内で暴動を起こしかねない“テロリスト予備軍”を招き入れるとは・・・
そして・・・中国企業・・・
泥棒に預金通帳と印鑑を預けるようなものではなかろうか?
“孫子の兵法”の定石通りの戦略である。
「騙すより騙されるほうが良い」という言葉があるが、“騙されて”共産主義者に支配されてしまうと、どういうことになるかわかっているのだろうか?(大汗)

本書を読んで、オーストラリアは・・・などと思っているようでは甘いだろう。
日本も既に同様なことになっていると思ったほうが良い。
本書の登場人物、その肩書、組織、企業を、そのまま日本の人物、肩書、組織、企業に当てはめてみると良い。

本書は、実名を挙げることで警鐘を鳴らした。
そのおかげかどうかは知らないが、最近、オーストラリアは中国に対して態度を硬化させている。
日本の場合、こういう実名を挙げて“暴露”する人が出てくるだろうか?
匿名や仮名、イニシャルでは真実味がない。
たぶん・・・実名を挙げて書くような人はいないだろうし、それを出版する出版社も出てこないだろう。
ということは・・・本書を読んで“想像”するしかない・・・ということになる。
そういう意味でも本書は一読の価値ありの本だと思う。


今年の読書:36冊目

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読書 | 23:12:46 | Comments(0)
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