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■プロフィール

野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
60歳・・・還暦である。
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)
今さら、もう無理!(大笑)

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『天皇を救った男 笠井重治』


はじめに

第1章 1本の電話

不穏な直感
慰めの報酬
ルーズベルト大統領の「メッセージ」
天皇につながる男

第2章 事件の伏線

マンスフィールドの“暗喩”
「米国からの絶対の信頼」
富士川から太平洋へ
シカゴ大学雄弁最優秀弁論賞
潰えた楽観主義

第3章 天皇を救った密使

天皇制護持の功労者
「象徴」という表現
「どの日本人よりも古く、確かな友人」
「遺憾の意」の提言
フリーメーソン日本支部の設立
ウィロビーとの交流

第4章 ナゾの男を追って

岡田晃の推測
ナゾの男
周恩来からの手紙
二人の出会い
『裸女と白狼と大地と』

第5章 遺された日記

「笠井日記」の解読
周恩来からのメッセージ
米中接近を察知していた外交官
空白の3時間

第6章 遺されたメモ

オフレコ
米中国交回復の密使
再び空白の3時間
大地の「のろし」
最後のご奉仕
「外交政策は平和の手段である」
「バックチャネル」が抱え込んだ歴史の真相

後書きに代えての付記
  政界往来について
  笠井重治の憲兵隊拘束の日時について
  笠井の戦前における米国での立ち位置について
  ウィロビーと笠井との関係について
  川井龍夫こと卜兆凰という名前について
  沖野三について
  岸信介と笠井重治との関係について
  グラントについて
  外務省と笠井との関係について
  密使について
  密書について
  密書の蓋然性について

主要参考文献と謝辞


本書の主人公の名、「重治」は「しげはる」ではなく「じゅうじ」と読むらしい。
この人・・・あまり知られていない人だが、実は、すごい人らしい。
私がこの人の名を知ったのは、極東軍事裁判(東京裁判)で通訳をしていたということで知っていただけ。
どんな人なのかは知らなかったので、読んでみた。
東京裁判で天皇が戦犯として訴追されないように工作をしたことは知っていたが・・・・
それ以前の、日米開戦を回避するための工作でも動いていたとは知らなかった。
更には、戦後のニクソン米大統領の電撃訪中でも・・・
とにかく日米関係に影響力を与え、献身した人だったそうで、その“手柄”を誇ることもなく、とことん“黒子”に徹して、1985年にこの世を去った。
笠井は、1976年7月、独立200年を迎えた米国上下両院で、その功績を顕彰されている。
米国議会でその功績が顕彰された最初の外国人だそうだ。
日本では全く無名に近い人物だが、米国は彼の功績を高く評価している。
現在の日米関係の基礎を作った功績を評してのことらしい。
彼の活躍がなかったら、現在のような緊密かつ友好的な日米関係は作り上げることができなかっただろうと言われている。
やたらと手柄を誇りたがる人が多い中、こういう人もいたのかと感激した。
よくぞ、この方を“掘り起こし”てくださったと著者に感謝したい。


今年の読書:17冊目

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読書 | 00:15:12 | Comments(0)
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