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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
60歳・・・還暦である。
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)
今さら、もう無理!(大笑)

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軍人勅諭
明治15年(1882年)の今日・・・・1月4日に・・・・
『軍人勅諭』が陸海軍軍人に対し明治天皇から下賜された。
正式名称は『陸海軍軍人に賜はりたる勅諭』という。

『軍人勅諭』の本文は結構長文である。
で・・・かいつまんで分かりやすく述べられていることが多い。

一、軍人は忠節を盡すを本分とすべし

一、軍人は礼儀を正しくすべし

一、軍人は武勇を尊ぶべし

一、軍人は信義を重んずべし

一、軍人は質素を旨とすべし

いかにも“軍国主義”の象徴のようにも見えるが・・・
本文を読んでみると、“人の道”を説いているような気がする。
で・・・特に軍人はそれを守れと言っていると思うのだが・・・
残念ながら、多くの軍人は、この明治天皇のお言葉を守っていなかったのではなかろうか?
だから戦争に負けたのではなかろうか・・・という気がしてならない。

たとえば・・・
「忠節を本分とすべし」では、「世論に惑わず、政治に関わることなく、自分の本分である忠節を守れ」と言っているのだが・・・
実際には、かなり世論に惑い、政治に首を突っ込んだのでは?
「不覚をとって汚名をうけることのないように」と注意しているにもかかわらず・・・である。

「礼儀を正しくすべし」では、「上の者は下の者に対し、いささかも軽蔑し傲慢なふるまいがあってはならぬ」と言っているのだが・・・
実際は、かなり守られていなかったことは生還者の体験談や戦史、戦記物でも明らかである。
「上を敬わず下をいたわらず、一致団結を失うならば、ただ軍隊の害毒というだけではなく、国家のためにも許しがたき罪人である」とまで言っておられるのに・・・ねぇ~

「武勇を尊ぶべし」では、「血気にはやり粗暴にふるまうなどは武勇とはいわぬ」と明言している。
が・・・どうだろう?・・・かなり血気に、はやっていたのではあるまいか?
かなり粗暴だったのではなかろうか?
「武勇を尊ぶ者は常々他人に接するにあたり温和を第一とし、人々から敬愛されるよう心掛けよ」と言っているのだが・・・
さて・・・守っていただろうか?・・・甚だ疑問である。
「わけもなく蛮勇を好み、乱暴に振舞えば、果ては世人から忌み嫌われ、野獣のように思われる」とまで言っているのに・・・

「信義を重んずべし」では、「信とはおのれの言葉を守り、義とはおのれの義理を果たすことをいう」のだそうで・・・
「信義を尽くそうと思うならば、はじめからその事が可能かまたは不可能か、入念に思考すべし」と言う。
で・・・「始めによくよく事の正逆をわきまえ、理非を考えて、この言はしょせん実行できぬもの、この義理はとても守れぬものと悟ったならば、すみやかにとどまりなさい」とまで言っている。
ただやみくもに・・・というわけではないということだ。
「死後に汚名を後世まで残した例は少なくないので、深く警戒しなくてはならぬ」とまで言っている。
が・・・かなり汚名を残した人がいたのではなかろうか?
「お前たちだけを行かせるわけではない。私も後から行く」と言って特攻隊員を送り出した第4航空軍司令官・富永中将は、戦局が悪くなると、さっさとフィリピンから台湾へ逃げ出したといわれている。
自分の言葉を守らなかったわけだ・・・
で・・・この司令官・・・昭和35年(1960年)まで生きた・・・(唖然)
陸軍中将ともあろうお方が、軍人勅諭を無視するとは・・・

「質素を旨とすべし」は、「質素を心がけなければ、文弱に流れ軽薄に走り、豪奢華美を好み、汚職に陥って、心ざしも賤しくなり、節操も武勇も甲斐なく、人々に爪はじきされるまでになる」と述べられている。
「この風潮がひとたび軍人の中に発生すれば、伝染病のように蔓延して武人の気風も兵の意気もとみに衰えることは明らかである」とし、明治天皇はこのことを危惧し「指導する」とまで言っている。
「軍人は、ゆめゆめこの訓戒をなおざりに思うな」と厳命しているのだが・・・
占領地で現地人の愛人を作って連れ歩いていた高級将校が結構いたそうである。(唖然)
明治天皇のお言葉を“なおざり”にしたわけだ・・・(大汗)

『軍人勅諭』をキチンと守っていれば、日本軍は素晴らしい軍隊だったろうに・・・という気がしてならない。
「軍人」を「国民」と読み替えてもいいかもしれないと思うほどである。
本当は、この勅諭は今にも通じる素晴らしいものではなかろうか?
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コラム | 17:59:09 | Comments(0)
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