投稿日:2019-12-08 Sun

新島襄と蘇峰との子弟愛の樹
カタルパ
和名 アメリカキササゲ(ノウゼンカズラ科)
アメリカ原産の落葉樹。
高さ20mにもなる。
6月、香りのよい白いベル状の花をつけ、秋にはサヤエンドウの様な実をつける。
わが国では全国的にみても珍しい木。
明治10年代に同志社の創立者新島襄がアメリカから種子を持ち帰り蘇峰の父淇水(きすい)と蘇峰に贈ったのがはじまりと伝えられる。
蘇峰は明治15年、20歳の若さで郷里の熊本に「大江義塾」(おおえぎじゅく)を開いた。
青少年の教育に奮闘している姿に恩師新島が激励の意味で種子を贈ったといわれている。
新島と蘇峰の子弟愛を物語る由緒ある木。
この木は現在、熊本市立徳富記念館(大江義塾跡)にある2代目の木から昭和63年6月に挿し木した3代目であり、平成2年3月同記念館から贈られたものである。
(説明板より)
【東京都大田区山王1-41-21・蘇峰公園内】
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