投稿日:2019-06-08 Sat
札幌市で2歳の女の子が衰弱死し、この子の母親と交際相手の男が傷害容疑で逮捕された事件・・・この事件に関して札幌市の児童相談所が虐待の緊急性を評価する「リスクアセスメントシート」を作成していなかったということが判明したという。
この衰弱死した2歳の子・・・
殴られたとみられるアザが複数あり、体重も10キロを下回り、2歳女児の平均よりかなり少ないなど、かなり重大な事態を招いており、児童相談所の判断の甘さが浮き彫りになったという。
虐待の通告があった場合、児童相談所は緊急性を判断するために、シートに基づいて、身体的虐待や育児放棄などの項目をチェックするのだそうだ。
今回の事件では、昨年の9月に通告を受けた時に、児童相談所はこの子の21歳の母親と面会し、虐待ではないと判断したためシートを作成しなかったという。
で・・・今年の4月に2度目の通告を受けた時には、この母親と連絡が取れなかったが、9月に会っているからということで、そのままシートを作成しなかったという。
この時にシートを作成しておけば、緊急性は「早急」に該当し、それなりの手が打てて、2歳の女の子は死なずに済んだだろうというのが、厚生労働省の言い分らしい。
が・・・シートを作成した、しなかった、という問題だろうか?
そもそも「児童相談所」という名称が間違っているんじゃなかろうか?(苦笑)
「相談所」ですからねぇ~
「相談」する場所なんでしょ?
もっと簡単にいえば、「愚痴をこぼす」場所なんでしょ?(苦笑)
そういう「お悩み事相談所」に、どれほどの権限を与えているのだろうか?
「児童相談所」という名称をやめて「児童虐待取締局」にでもすべきではなかろうか?
「取り締まり」ということで、強制執行する権限を与えて・・・・
調査権や逮捕権も与えて・・・(苦笑)
そうでもしなければ、この問題は解決しないんじゃなかろうか?
「他人の家庭にクビを突っ込むな!」と凄まれたら引き下がるしかないんでしょ?
どうせ、他人の子だしねぇ~(大汗)
生きようが死のうが関係ないと言えば言えるわけで・・・
下手すると「訴えてやる!」と騒がれて、自分の職を失いかねないわけだし・・・
見て見ぬふりをするのが一番いいということになるんじゃあるまいか?
シートさえ作成しておかなければ、そういう事実はなかったことになるわけだし・・・
ろくな権限も与えられていない「お悩み事相談所」を責めるのは酷なような気がしますが・・・(苦笑)
ただ、問題は・・・
権限を強化すると、まるで共産主義国家・社会主義国家のような感じになってしまうことかな?(大笑)
どっちを取るか・・・・だな。
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