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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
59歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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遺骨鑑定の第一人者亡くなる
3月に、「遺骨鑑定人」として戦没者の遺骨収集に携っていた60歳の人類学者が、テニアン島で遺骨収集の活動中に体調不良を訴えて急逝したという。
この方は、平成4年に日本兵の遺骨取集活動に同行を依頼されたことがきっかけで、「遺骨鑑定人」として、今までに700人分以上の遺骨を鑑定してきたという「遺骨鑑定の第一人者」だそうだ。
60歳と言ったら、私とたいして歳が違わない年齢である。
まだまだ活動できるだろうに・・・かなり早すぎる死である。

この人の鑑定能力はかなり高かったそうで、日本国内だけではなく世界からも信頼が厚かったという。
こういう「遺骨鑑定人」がいたことを私は今まで知らなかったが・・・・
いやぁ~貴重な人材を失っちゃったなぁ~
この方の後を継ぐような優秀な人が現れてくれるといいのだが・・・

どうしても、遺骨収集には「遺骨鑑定人」が必要である。
そうでないと、いい加減な遺骨収集をする連中が多いだけに、後々問題を起こすことになる。
実際に、そういう事例が多いのである。
明らかに日本人、日本兵の遺骨ではないものを「戦没者の遺骨」として収集して日本に持ち帰っている連中がいるのである。
ある遺骨収集の時の実話だが・・・
現地人が「日本兵の遺骨だ」と称して持ち込んできた、その遺骨・・・
頭蓋骨に髪の毛が貼りついていたのである。(唖然)
戦後半世紀以上も経っているのに、頭蓋骨に髪の毛が残っているわけがないだろう。
近年死亡して埋葬された現地人の頭蓋骨であることは、ほぼ間違いあるまい。
が・・・平気な顔をして「戦没者のご遺骨」としたというのだから呆れた。

ずいぶん昔に、フィリピンであった話。
これは、その場にいた人から聞いた話であるが・・・・
遺骨収集で見つかった頭蓋骨をフィリピン人の「遺骨鑑定人」に渡そうとしたら、同行していた女性遺族が、この頭蓋骨を抱きしめて引き渡そうとしない“事件”が起こった。
とにかく「これは間違いなく日本兵の遺骨です!」と泣き叫んで手放そうとしないというのである。(唖然)
何の根拠があって言っているのかわからないが・・・
こういう“感情的になる”オバチャンというのはいるもので・・・
現場は騒然となったそうだ。
問題はこれだけでは収まらなかった。
遺骨収集をしていたグループに参加していた“ある生還者(旧軍人)”が、このフィリピン人遺骨鑑定人を、みんなから離れたところに呼んで、コソコソと何かをしたらしい・・・
このことが、更に問題を大きくした。
この鑑定人は日本人からカネを受け取ったらしい・・・という話になり、同行していた他のフィリピン人から、この鑑定人は吊るし上げを喰らったという。

のちに、この当事者の“生還者”からお話を伺ったことがある。
「あれだけ泣き叫んでいるんだから、ここは一応、鑑定をしたということにして渡してやってくれと頼んだんだ」という。
で・・・
「いくら払えば鑑定してくれたことにしてくれるんだとカネを渡したが受け取らないから、更にカネを追加したんだが、それでも受け取らねぇんだ。少ないっていうことなんだろ。カネに汚ねぇんだよな。鑑定人なんて大したもんじゃねぇんだよ」と得意げに話していたが、カネを本当に渡したかどうかは明言しなかった。
騒ぎが思ったより大きくなったからなのかもしれないが・・・

他の人の話では・・・
フィリピン人鑑定人は、カネを受け取るのを拒否したにもかかわらず、他のフィリピン人から責められたため、プライドを傷つけられたためだろう、もう二度と日本の遺骨収集には協力しないという話となったそうだ。
「あの遺族と生還者のせいで、とんでもないことになった。戦時中に現地には迷惑をかけているのに、戦後も迷惑をかけることになるわ、日本の品位を疑われるわで、踏んだり蹴ったりだ」と怒っていた。
結局、その頭蓋骨(遺骨?)はどうなったのか・・・聞いたような気もするのだが、今では私の記憶からスッポリと抜け落ちている。
遺骨と思われる骨の行方より、この“騒ぎ”のほうが私にとっては気になっていたからだろうと思う。
そもそも、このオバチャンが泣き叫んで骨を抱えて引き渡すことを拒否しなければ、こういう問題にはならなかったのである。
何ということをしてくれたのか・・・
自己中だからか?
この遺族が誰なのか、個人名は明らかにはしてくれなかったが・・・
似たようなオバチャンは、私の知り合いの遺族の中にも数名いる・・・(大汗)
何かというとすぐ騒ぎ立てる人である。
常識に欠けるオバチャンというのは、結構いるのである。(大汗)
多分、同じような“人種”なのだろう。

そういう“事件”の話を聞いていたので、「遺骨鑑定人」というのは大変な仕事だと思う。
訳の分からん奴が横から口出して騒ぐだろうから・・・・
周囲から信用されて、一目置かれるようになるまでには、かなりのご苦労をされたのではなかろうか?
本当に惜しい人を亡くしたなぁと思う。
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エッセイ | 15:47:23 | Comments(0)
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