投稿日:2019-02-26 Tue
昨日、「第五福竜丸」の元操舵手の方が92歳で肺癌でお亡くなりになったという。「第五福竜丸」とは、昭和29年(1954年)にビキニ環礁における米国の水爆実験で被ばくしたマグロ漁船である。
この元操舵手の方も被曝して火傷を負ったという。
被曝して火傷を負って、大変な思いをされたであろうとは思うが・・・
92歳まで長生きされたのかと、ちょっと意外な気がした。
以前、被爆者で100歳まで生きてお亡くなりになられた方もいらした・・・
となると・・・被ばくしたからといって、必ずしも長生きできないというわけではないという気がしてくる。
被曝していないのに、50代、60代で亡くなる人も多い。
そうなると益々、被爆とは何だろうという気になってしまうのである。
以前、東日本大震災の後の福島の放射能汚染の騒ぎを見ていて、従軍経験者2人の話が記憶に残っている。
お二人とも90歳を超している方である。
お一人は、広島の船舶工兵司令部に着任当日に原爆に遭った人・・・
ただちにそのまま被爆地で救援活動に入ったそうだ。
もうお一人も、同様に広島で救援活動をしたが、その後、長崎に原爆が投下された時に、広島の経験を生かせと言われて長崎に派遣され、そこでも救援活動をしたという。
被爆地・・・つまり放射能に汚染された地域で2回も活動をしていたわけで・・・
かなり被曝しているのではないかと思われるのだが、お二人とも、異常はないという。
「汚染地域で活動していたのに90過ぎまで何ともなく生きていることをどう説明してくれるんだ?福島の放射能の騒ぎは少し大げさなんじゃないか?」とおっしゃっていたが・・・
たしかに、そう言われると、福島原発の騒ぎは過剰反応のように思えてくる。
放射能の影響には個人差があるのかもしれない・・・
福島原発から漏れ出た放射能(放射線?)の量や汚染された地域の残留放射能(放射線?)の量は、広島や長崎と比べた場合、多かったのか少なかったのか・・・今もってわからないのだが・・・
あれから8年・・・誰かが福島原発のせいで寿命が短くなって亡くなったという話を聞いたことがない。
となると・・・・やっぱり過剰反応じゃなかろうか?
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