投稿日:2019-02-17 Sun

江戸の町
塩原太助炭屋跡
ここに、塩原太助(1743~1816)の炭屋がありました。
太助は、文化年間(1804~1817)の商人で、当時の本所相生町2丁目に炭屋を開きました。
18才で江戸に出、職を変えながら42才で炭屋山口屋に奉公しました。
独立後、木炭の粉を丸くこね固めた炭団が当たり、「本所に過ぎたるもの二つあり、津軽屋敷に炭屋塩原」と謳われるほどの成功を収めました。
名人と呼ばれた落語家三遊亭圓朝は、その人生を「塩原多助一代記」として作品化しました。
故郷、上野国(現在の群馬県みなかみ町)にいた頃の愛馬との悲しい別れや江戸での苦労の末に成功を収めていく姿に共感が集まり、その後も芝居や講談、浪曲などの数多くの題材となりました。
墨田区
(説明板より)
【東京都墨田区両国3-4-1】
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