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■プロフィール

野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
58歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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『古代オリエント史と私』


1 なぜ私は歴史に関心をもったか

2 戦時中の苦悩

3 無条件降伏前後

4 旧約聖書との出会い

5 ノーマン先生の思い出

6 パラフ会

7 オリエントとは?

8 日本オリエント学会誕生

9 三笠宮研究室の由来

10 はじめて教壇に立つ

11 マイクに向かって

12 翻訳に挑む

13 翻訳権取得の交渉

14 いよいよ出版

15 歴史教育研究所

16 スライドとともに

17 初の公式外国旅行

18 イランの旅

19 イラクの旅

20 泥の上に立つ歴史学

【座談会】
テレビ番組「オリエントの旅」回顧
             三笠宮崇仁
             山田恭子
             内藤求女
     (司会・編集)森岡妙子
     (原稿製作) 井上由紀子

【付録 一年一語】

井の中の蛙(昭和22年)
     私と歴史
     皇族からの注文
     私の趣味
年頭のことば(昭和23年)
「こっとう」の書~戦争の抛棄について~(昭和24年)
     はしがき
     戦争の抛棄について(憲法第2章)
レクリエーション(昭和25年)
     スクエア・ダンス
     村人に次官もまじり盆踊り
     『まね』のしかた
     縦糸と横糸
     民族的舞踏と世界的舞踏
     舞踏の近代的感覚
一つの感想~水害につながるもの~(昭和26年)
独立国の新聞について(昭和27年)
     1、報道の確実迅速(迅速確実ではない)
     2、客観的で公平な報道と価値判断
日本古代史におけるニヒナメマツリの問題(昭和28年)
北海道の旅より(昭和29年)
歴史は現代を知る「かぎ」~人間社会の理解のために~(昭和30年)
アジア諸国の対日感情(昭和31年)

あとがき


三笠宮崇仁親王殿下が、本を出されていたとは知らなかった・・・(汗)
殿下が古代オリエント史を研究しているということは、高校生の頃から知っていた。
当時、隣り町の文化会館で殿下の講演会があるので聴きに来るようにと祖父から言われて行ったことがある。
ステージに上がった殿下の姿は今でも覚えているのだが、講演の内容は全く覚えていない・・・(苦笑)
当時、高校生だった私にとっては、古代オリエント史などは全く興味のないテーマだったのである。(大笑)
講演後、孫たちは全員ロビーで待つように祖父から言われ、かなりの時間待たされた。
そして、祖父に案内された殿下が颯爽と現われたお姿は今でも目に焼き付いている。
「これらが、私の孫たちです」と紹介されて、「こんにちわ!」とペコリと頭を下げて挨拶したことを覚えている。(笑)

この時が殿下とお会いした最初で、次にお会いしたのは約30年後・・・(大笑)
私が戦友会の会合に出るようになって、年2回、殿下とお会いするようになった。
この時の殿下の話・・・
最近は現地調査に参加する大学の学生は女子学生ばかりで、なぜか男子学生は海外に行きたがらないと笑っておられた。
「女性は強くなりましたねぇ~」と言って、皆さんを笑わせた・・・(笑)
古代オリエントの調査費用について、景気が悪くなり企業等からの寄付も減ってしまい何かと苦しいので・・・・
「なにとぞご協力をよろしく」とステージ上から真直ぐ私を見て言われた時には全身から血の気が引いた・・・(大笑)

このように、チラリ、チラリと古代オリエントに関する話が殿下の口から出るのだが・・・
それでも、私は全く古代オリエント文明には興味を持たず、話を聞いていてもチンプンカンプン・・・(苦笑)
「古代オリエント」って・・・今で言うところの・・・どのあたりの話でしょう?・・・といった具合である。
殿下は平成28年(2016年)に満100歳でお亡くなりになられたが・・・
いやぁ~生前にこの本を読んでいれば、少しは殿下のお話しも分かっただろうものを・・・とちょっと後悔・・・

本書は、前半が「思い出話」で・・・
後半の付録に、終戦後の昭和22年から昭和31年にかけての殿下の、いわゆる「エッセイ」(?)が載っている。
これもまた、殿下のお考えを知るいい内容で、面白かった。
例えば、昭和27年に書かれた「独立国の新聞について」などは、今でも通用する話で・・・そう考えると昭和27年から何も変わっていないのかと驚くほどである。
「日々の新聞を見ていると、事実の正確なことより、他社より早く報道することを誇りとしているように思える。私のことを含んで皇室に関する記事の誤りの多いこと(半数は少なくとも)から推して、私は新聞で事実を知ろうとするのは過望で、社会の傾向を知るに止めようとさえ思っている」
・・・との文章を読むと・・・私も同感です!・・・と言いたくなる。(笑)
久しぶりに殿下に再会できたような気がして嬉しかった。


今年の読書:14冊目

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読書 | 00:45:55 | Comments(0)
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