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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
58歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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『長久保赤水書簡集 付 芻蕘談 現代語訳』
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『長久保赤水書簡集 付 芻蕘談 現代語訳』の発刊に寄せて
   茨城県知事 長久保赤水顕彰会名誉顧問 橋本 昌
『長久保赤水書簡集 付 芻蕘談 現代語訳』出版に寄せて
   高萩市長 長久保赤水顕彰会顧問 小田木真代
本書を手に時間旅行の旅に出よう!
   東京大学大学院情報学環教授 長久保赤水顕彰会顧問 馬場 章
知識人との交流から読み取れる赤水の地図作成過程
   茨城大学教育学部教授 小野寺 淳
赤水先生の功績を広く国民各層へ積極的に周知していくことが市民一人ひとりに求められる
   東北福祉大学特任教授 長久保赤水顕彰会顧問 草間吉夫
広がる文化の裾野
   長久保赤水顕彰会顧問 長久保片雲(源蔵)
“人間の変化、万事塞翁が馬である”
   長久保赤水顕彰会理事 高萩郷土史研究会副会長 横山 功

長久保赤水書簡集 現代語訳

赤水から長男の藤八郎への手紙(1~13)
赤水から次男の四郎次への手紙(14~24)
赤水から三男の大塚(扇屋)文右衛門への手紙(25~26)
大塚文右衛門(成章)から赤水への手紙(25~26)
赤水の妻から四郎次の妻への手紙(29)
赤水から藤八郎・孫の作之丞(藤八郎の長男)への手紙(30)
赤水から藤八郎・四郎次への手紙(31~38)
赤水から孫の作之丞・四郎次への手紙(39)
赤水から藤八郎・四郎次・大塚文右衛門への手紙(40)
赤水から鈴木玄淳への手紙(41)
赤水から坂場与蔵への手紙(42)
赤水から立原甚五郎への手紙(43)
立原甚五郎から赤水への手紙(44~54)
皆川弥六から赤水への手紙(55~58)
鈴木与市から赤水への手紙(59)
大場弥衛門から赤水への手紙(60)
筧下総守(介次郎)から赤水への手紙(61~63)
山本信有から赤水への手紙(64~66)
木村吉右衛門(蒹葭堂)から赤水への手紙(67~68)
近藤義太夫から赤水への手紙(69~70)
雨宮又衛門から赤水への手紙(71~72)
佐藤彦五郎から赤水への手紙(73~74)
原新助から赤水への手紙(75)
内藤祐吉郎から赤水への手紙(76)
浅野弥兵衛・弥八郎から赤水への手紙(77)
野中織衛から赤水への手紙(78)
藤原禮直から赤水への手紙(79)
大関宅次から赤水への手紙(80)
藤田幸次郎から赤水への手紙(81)
菊池平八郎から赤水への手紙(82~83)
平野から赤水への手紙(84)
福原□之助から赤水への手紙(85)
御通事役から赤水への手紙(86)
飯田惣蔵から赤水への手紙(87)
中村三左衛門から赤水への手紙(88)
霊山寺から赤水への手紙(89)
青山一之進から赤水への手紙(90)
宛名不明の赤水の手紙断片(91~96)
差出人不明の赤水への手紙(97)
宛名不明の中行の手紙(98)

<付録>
名越南渓から赤水への手紙(1)
赤水から福地清兵衛への手紙(2)
赤水から鈴木玄淳への手紙(3)
赤水から柴田太重への手紙(4)
高山彦九郎噺(5)
隠密兵談・赤水老兵法(6)
追悼松江盧翁(7)
拝謁藩主時応命賦之書簡(8)
赤水先生七十寿序(9)
盗難対策(10)

『芻蕘談(すうじょうだん) 現代語訳』

関係資料編

1 『大清広輿図』の序、及び大意・凡例・序題
     大清広輿図序
     大清広輿図序・・・・・大意
     大清広輿図・・・・・凡例
     大清広輿図・・・・・序題
2 古川古松軒からの地図情報
     薩摩国鹿児嶋之略図
     長州赤間ヶ関長府ニ及豊後国小倉文司ヵ関大略之図
     筑前之国大宰府郡府楼の図
     肥前国虹が浜之図
3 吉田松陰自筆の『東北遊日記』の一部
4 国内の赤水資料・・・・主な収蔵先
     (日本地図、中国地図、世界地図、中国歴史地図帳、書籍類など)
     平成27年12月1日現在
5 長久保赤水年表(改訂版)
     師弟及び交友関係の年齢を併記

あとがき

江戸時代中期を代表する地理学者の飾り気のない一面が広く知られる事を願う
   高萩郷土史研究会会長 神永久米男
現代語訳による『長久保赤水全集』の発行をめざして
   長久保赤水顕彰会会長 佐川春久

資料・参考文献等


江戸時代の書簡など、よほどの人でないと興味を持つことはないと思う。
正直言って、興味のない人にとっては、何の面白味もない。
私もその一人だが・・・
読んでみると、この長久保赤水という人は、同じようなことをクドクドと手紙に書いているところをみると、かなり「細かい人」だったのではないかという印象を受ける。
また、泥棒からカネを守るための、家の中におけるカネの隠し方について細かく書いている文章などは、思わず笑いたくなるほど面白い。
書簡(手紙)は、その人の性格やら人柄が出るものなのだなぁ~と改めて感じた。

一番面白かったのが、『芻蕘談(すうじょうだん)』である。
いわゆる「提言書」の一種だと思うが、これが面白い。
読んでみると、今も昔も大して変わっていないという印象を受ける。
「民の困窮は、その家の生活の仕方が、身の程を過ぎているからです」などは、ごもっとも!・・・である。
犯罪者に対する処置についてなどは、今の世の価値観からすると、かなり乱暴で極端な意見だが、私個人としては大いに賛成するところである。
例えば・・・
犯罪者を追放するのでは、その犯罪者は全国に散らばり、また悪事を働くから国にとっては良くない・・・
顔に刺青をすれば、一目で犯罪者とわかり、本人は悪事が働けない・・・(笑)
しかし、食べて行かねばならぬので、仕方がないから農業でもなんでも「良いこと」をするようになるだろう・・・
犯罪者を、その地域から追放したのでは、その地域の労働力が減ることになるからよろしくない・・・
犯罪者は、手足が丈夫で元気があるから農業に従事させるのがよい・・・
そうすれば、年貢米も多く取れ、藩の財政も潤うだろう・・・
というような話なのだが、一見、暴論のように見えるが、私は、いいアイディアだと思うけどなぁ~(笑)
現代も同じで・・・
刑務所に入れて“タダ飯”を食わせるくらいなら、人手不足の農業なり林業なりに従事させるように仕向けた方が、国にとっては得ではあるまいか?(大笑)

この他にも、色々な話があり、当時の社会問題への提言ではなかろうかと思うのだが・・・
とにかく、この『芻蕘談』は一度読む価値あり・・・だと思う。


今年の読書:21冊目

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読書 | 13:42:14 | Comments(0)
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