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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
57歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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増える企業の休廃業
製造業をはじめとする事業所数が全国的に減少しているという。
我が茨城県でも、昨年1年間に県内で休廃業・解散した企業は548件。
倒産した企業は110件なので、倒産する企業の5倍の企業が休廃業していることになる。
過去10年間を見ても、休廃業する企業は年間300~600件で、増加傾向にあり、対して倒産件数は減少傾向にあるという。

倒産せず、休廃業するなら、結構なことではないかと私は思っているのだが・・・
倒産したのでは、従業員に給料も退職金も払えない。
取引先への支払いも踏み倒すことになるから、一つ間違えたら連鎖倒産を引き起こしかねない。
それに比べたら、休廃業のほうが良いのではなかろうか?
何がそんなに問題なのだろう?

休廃業の要因の一つは、後継者がいないということらしい。
なぜ後継者がいないのか?
子どもはいるが、娘だけということでは、婿さんをもらって婿に継いでもらうとなるが、それでは娘の結婚相手の選択肢が狭まってしまうから、親としては、無理に婿養子を取ろうという選択はしない人が多いのではないだろうか?
子どもがいないという人もいる。
こうなると、自分が歳を取ったら廃業やむなし・・・ということになる。
日本の場合、どうしても自分の会社を「売却」するという選択肢は取らないだろう。
オーナー社長の中小企業の場合は、特にそうではなかろうか?
自分が作った、もしくは先祖から引き継いで来た愛着のある企業なのだから・・・
ここが大企業とは違うところだろう。
雇われサラリーマン社長なら、合併でも売却でも何でもするだろうが・・・(苦笑)
オーナー社長としては、「家業」なのだから、他人に任せるより廃業を選択するのも無理はなかろう?

「企業」が永遠と何百年も何千年も続くわけがない。
どこかの時点で商売替えをするか、消え去るのが普通だろう。
呉服屋だって時代とともに変わり、業態が変化してデパートになったりしているわけで・・・
いつまでも続くと思っているほうが間違い。
この世に必要がないとなれば、廃業もやむなし・・・である。
ユニットバスが普及している昨今、昔の「風呂桶屋」さんを探すのは難しい。
うちの近所の「風呂桶屋」さんは、とうの昔に廃業している。
檜で作った風呂・・・私は好きだったのだが・・・

休廃業を問題視するより、新たな企業が出てこない・・・・育たないことのほうを問題視すべきではなかろうか?
新たな企業が出てこないということは、経営者になろうという人が少ないということだろう。
借金を抱えてまで商売をするくらいなら、愚痴をこぼしながらでもサラリーマンをしていたほうが気が楽である。
会社を経営しても、必ずしも儲かるとは限らない。(苦笑)
今は「ぼろ儲け」させてくれるような時代ではなくなっている。(苦笑)
誰でも、できるだけリスクは抱えたくない。
そうなると、起業家は現れない。

結局、資本力のある大企業だけが残り、個人経営の中小企業が次々と姿を消すことになる。
日本の企業の比率は、ほとんどが中小企業だというのに・・・である。(汗)
大企業なら10億、20億の負債を抱えても、やっていけるだろうが、中小企業は、そういうわけにはいかない。
1千万円くらいの負債でも、潰れる時は潰れるのである。

経済の高度成長期ならば、中小企業も儲かるチャンスがあるので、脱サラして会社を興そうという人も出てくるだろうが・・・
今は、そういう時代じゃない。
私の知り合いにも「辞められるものなら辞めたいが、借金があるから辞められない」とこぼす経営者が何人もいる。
これでは、子どもに後を継がせようなんて思うわけがない。
跡取り息子に「公務員にでもなったほうが良い」と勧めるのも無理はない。

民間企業は利益を出して儲けなければならない。
これは当たり前の話で・・・
取引量が少なく(お客さんが来ない)、利益率が低ければ維持は出来ない。
当然、倒産前に廃業したほうが良い。
こういう企業の休廃業を止めようというのは愚策である。
一次的な救済措置を取っても、企業は何十年も続けて行かねばならないのである。
利益も十分出ているという企業の場合は話が違ってくる。
つまり、それだけ社会において必要とされている証拠だろう。
こういう企業を残そうとするなら、後継者を探すのも一つだが、最悪、国有企業にでもするしかあるまい。
特に特殊な技術を持っている企業とか、長い歴史を持つ伝統的な物を作っているとか・・・ならば・・・

つまり、どこにでもあるような企業で、今さら世間で有用だとは思われなくなった企業は倒産を避けて休廃業やむなしである。
休廃業が多いと騒ぎ立てても意味はない。
新たな起業家を育てたほうがいい。
昔のように、最初は官営で、軌道に乗ったら民間に払い下げるのも一つの手だろう。
その時には、大企業ではなく、個人に払い下げる。
大企業の子会社は、分離独立を強制させるというのも手かも・・・(大笑)
大企業は何でもかんでも抱えてしまっているところがある。
中小企業の顧客まで喰ってしまっている業種もある。
現代版の「財閥解体」というのもいいかも・・・(大笑)

いずれにせよ、後継者を探して何とか事業の継承をさせるという方策だけでは解決しない問題ではないかと思う。
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エッセイ | 10:59:28 | Comments(0)
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