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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
58歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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『書きあぐねている人のための小説入門』


Ⅰ章 小説を書くということ―感じ、そして考えること

小説が生まれる瞬間とは?
小説とは人間に対する圧倒的な肯定である
鵜呑みにせず自分なりに「感じる」こと
ふつうの言葉では伝わらないものを伝えるのが小説
なぜ、一気読みできる小説はつまらないのか?
「私が書かなくてもすでに小説はある」と知るべき
会社に勤めながら小説を書く
小説を書くためのマニュアルはない
自分のための地図を自分で作る
テクニックを使わないことを考えてみる
第1作にすべてを注ぎ込め
「新人賞」がゴールではない
「自己実現」のための小説を書かない

Ⅱ章 小説の外側から―ジャズ、アフリカ文学、哲学・・・・・

ジャズを聴きながら小説を考えてみる
ボブ・マーリィが教えてくれた驚き
まったく異質なアフリカ、ラテン・アメリカの小説
哲学は小説を書くことに「役立つ」か?
小説にも哲学にも“答え”はない
哲学のフレーズにこだわるな
哲学も自然科学も小説も「誰も見たことがないもの」を描く
小説が光源となって日常を照らす

Ⅲ章 何を書くか?―テーマからの解放

テーマはかえって小説の運動を妨げる
「モード奏法」で小説を書く
テーマの代わりに「ルール」を作る
「猫」を比喩として使わない
「書きにくいこと」を見つける
「書くことが辺境」という現代文学
社会的弱者と小説内弱者は違う

Ⅳ章 人間を書くということ―リアリティとは何か?

小説はなぜ、人間を書くのか?
「今を生きている人間」を書く
昔の映画や小説が面白いのは「今」があるから
ネガティブな人間を描かない
まっとうな志向を持つ人間として描く
登場人物に”役割”を与えない
モデルがいても“抜け”があるから大丈夫
人間を社会的形容詞で形容しない
なぜ「会話」が通じるのか?
停滞や歪みが起こるのが会話
発言のつまらない「裏読み」はしない
会話は、短く、飛躍させる
登場人物に勝手にしゃべらせること

Ⅴ章 風景を書く―文体の誕生

なぜ、風景を書くのか?
風景を書くとは、心理テストに答えるようなもの
風景を書くことの難しさ
風景を書くことで文体が生まれる
書き方に現れる筆づかい
風景を書くことで書き手は鍛えられる

Ⅵ章 ストーリーとは何か?―小説に流れる時間

なぜ、ストーリーを作るのは難しいのか
野球もストーリーのある小説も「次に何が起こるかわかる」から楽しめる
ストーリー・テラーは、結末から逆算する
小説は“読んでいる時間の中”にしか存在しない
ドストエフスキーの“熱”はどこから生まれるのか
「小説を書く」とは「問題を解く」こと
大島弓子作品のリアルさ
ストーリーは、小説を遅延させる
田中小実昌『ポロポロ』の時間感覚
ベケットを読む苦痛と快楽
グルメガイドにもある「面白さ」とは?
車窓の風景を眺めるような内田百聞の面白さ
作品とはプロセスである
書き手は小説のすべてをコントロールできない
私が何度も書き直しをする理由
小説の多様性を受け入れる

Ⅶ章 テクニックについて―小説を書き始めるためのいくつかの覚書

誰でもある日突然、小説家になれる
書く前のイメージやアイディアは“湯水の如く”捨てる
書き上げた作品は手直ししない
頭を“小説モード”にしない
小説に「地方」を持ち込むのもひとつの方法
「自分が大切に思っているいること」をけっして捨てない
一人称か二人称か―どっちでもいい
読者をどうフィクションの世界に連れていくか?
「書き出し」で決まる現実との距離感
書き出しは、ギクシャクしたテンポでいい
回想形式はやめて時系列で書く
「夢」を使うのは安易だ
読者をどう笑わせるか?
「笑い」によって知る現実の複雑さ
「感傷的な小説」は罪悪である
なぜ、私の小説には“オチ”がないのか?
一生に一度だけ使える「結末の裏ワザ」
ワープロより手書きで書くことをすすめる
手を休めて、窓の外を見る

あとがき

文庫のためのあとがき

創作ノート
『プレーンソング』
『草の上の朝食』
『猫に時間の流れる』から『この人の閾』へと
『季節の記憶』
『コーリング』『残響』
『カンバセイション・ピース』


「書きあぐねている人」・・・・まさしく私のことである。(笑)
べつに“小説”を書こうと思っているわけではないのだが・・・・(笑)
“ものを書く”ということに“書きあぐねて”いるのである。
ということで、題名に魅かれ、小説じゃなくても何かヒントがあるだろうと思って読んでみた。

本書は、小説を書くための手法やテクニックについて書かれた本ではない。
小説を書くということに対する“考え方”を示した本だと思う。
そのため、教科書的ではないので、“読み物”として結構面白かった。
最後の「創作ノート」などは珍しい・・・・
こういうものを公開する人は少ないのではなかろうか?
残念ながら、この著者の小説自体を読んだことがないので「創作ノート」の面白味は半減してしまったかもしれない。
が・・・それでも、結構、面白かった。
もしかして、この本自体が“小説”なのかも?(笑)


今年の読書:7冊目

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読書 | 17:34:09 | Comments(0)
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