投稿日:-------- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
投稿日:2017-11-19 Sun
プロローグ スフィンクス工作
第1部 第16期生
第1章 勧誘
第2章 学校での日々
第3章 新入生
第4章 勧誘工作の手口
第5章 ハラリとの接触
第2部 内と外
第6章 ベルギー産テーブル
第7章 PLOの男を消せ
第8章 出会いと別れ
第3部 偽装を手段として
第9章 メイア首相暗殺計画
第10章 テロリスト・カルロス
第11章 エクゾセミサイルをめぐる闇取引
第12章 シリアの軍事情報を盗め
第13章 アラファトに協力せよ
第14章 ヤング国連大使解任劇
第15章 モーゼ作戦
第16章 港湾保険
第17章 アメリカ海兵隊本部爆破事件
エピローグ
用語解説
訳者あとがき
著者はイスラエルの情報機関・モサドのオフィサーだった人。
オフィサーとは敵側のエージェント(スパイ)の勧誘、または勧誘したエージェントの管理をする人のことである。
そもそもはモサドの暗殺部隊の要員としてテストを受けるが、暗殺隊員になることを辞退しオフィサーになった。
モサドは世界で最も優秀な情報機関だということで有名だが、組織である以上、どんな組織にも存在するであろう問題点も、やっぱりあるのである。。
本書は邦題で「告白」となっているが、本書の内容には同僚や上司との確執や、組織の問題点を指摘する「告発」「暴露」とも受け取れるような話も多く書かれている。
よく出版できたものだと思ったら、やっぱりイスラエルの関係当局によって出版差し止めの請求を受けている。
が・・・出版社の逆提訴を受けたニューヨーク州の最高裁判所が出版差し止めは憲法違反として逆転判決を下したことで、ニューヨークで出版され、引き続きカナダでも出版され、一挙にアメリカのベストセラーになったという。
「事実は小説より奇なり」・・・・下手な小説を読むより面白い。
今年の読書:58冊目
スポンサーサイト
△ PAGE UP