投稿日:2017-06-28 Wed

蘇鉄は語る
当駅舎の西南方約1キロの地に、かつて、海軍の飛行場がありました。
名づけて宇佐海軍航空隊。
太平洋戦争末期特攻基地となり、153名の特攻が出撃、沖縄の海に散華している歴史的聖地です。
航空隊が開隊したのが昭和14年10月1日、そのとき地元商店会で組織する物品納入業者の団体「糧友会」の人たちが、庁舎の庭に寄贈したのがこの蘇鉄です。
昭和20年4月21日、B29の爆撃で航空隊は壊滅。
そのとき生き残ったこの蘇鉄が、戦後、瓦礫の中におきざりにされていたのを商店会の有志たちが現在地に移植、戦争を伝える唯一の生きている遺産です。
柳ヶ浦アーバンデザイン会議
(説明板より)
【大分県宇佐市・JR柳ケ浦駅前】
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