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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
57歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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泉家さん逝く・・・・
淡路島在住の“戦友”である泉家(いずみや)さんの息子さんからお電話を頂いた・・・・
嫌な予感が的中した!(涙)
10日にお亡くなりになったという。

19日に靖国神社で我が師団の永代神楽祭がある。
その出欠回答のハガキが届いていたが、ご高齢のため欠席、代理で息子さんが出席ということだった。
本人自筆のハガキである。
いつもより少し文字が乱れていたが・・・・
タイミングからいって、この出欠回答のハガキを投函して直ぐにお亡くなりになったようである。
あ~ショック!(涙)

で・・・葬儀の方は、今日が通夜式で、明日が告別式だという!(大汗)
なんということか・・・・
今からでは親父を置いて淡路島には向かえない・・・
今からでは留守中に親父の面倒を見てもらうヘルパーの手配も間に合わない・・・(涙)
残念ながら、葬儀には参列できない・・・
泉家さんは我が戦友会の副会長なので、急ぎ会長に報告をして、供花の手配の許可を頂く。

泉家さんは98歳でお亡くなりになられた。
氏は母一人子一人の家庭環境で育ち、戦地から帰って来て、母親の面倒を見た。
お母さんは97歳でお亡くなりになったそうで、2年前にご自宅を訪問したとき「母親の死んだ歳を越してから死にたい」とおっしゃっていた。
「あと1年ですから十分、大丈夫ですよ!」と言ったのだが、まさか本当に母親の死んだ歳を追い越してすぐにお亡くなりになるとは・・・
これは喜んでいいのか悲しんでいいのか・・・
ある意味、こんな幸せなことはないかもしれない・・・
自分の願いが叶ったのだから・・・・
「万歳!」と喜んであげるべきか?
欲を言ったらキリがないが・・・できれば100歳でも110歳でも、長生きしてほしかった・・・

息子さんの話では、亡くなる前に永代神楽祭のための玉串料を準備してあったたので郵送するとのこと。
そこまで手回しをしていたとは・・・・驚きである。

泉家さんは“運の強い人”だった・・・
北部ルソンの山岳地帯にいた時、本部から一人、情報将校を差し出せと命令が来た。
この時、泉家さんは見習士官・・・
大隊の中から、泉家さんが選ばれ、単独でジャングルの中を3日かけて本部に向かった・・・
この時、本人は部隊に残って戦友たちと一緒にいたかったらしいが、命令である・・・従わねばならない。
しかし、この時点でジャングルの中を移動するというのは自殺行為に近い・・・
いつ山の中でフィリピンゲリラに襲われるかわからないのである。
単独行動ではなおさらである。
仲間と一緒に残っていたいと思うのも無理はない。
拙者も現地に行ったことがあるが・・・一人でこの山中を歩くのは嫌だ・・・(苦笑)
大隊の陣地を出発して3日後に本部に到着・・・
電話で無事に到着したことを知らせようとしたが応答がない・・・
陣地のある方角を見たら・・・黒煙が上がっていたという。
泉家さんが出発してまもなく、大隊は米軍の攻撃を受けて全滅してしまったのである。
生き残ったのは・・・3日前に陣地から移動した泉家さんだけ・・・
命令とは言え残酷である。
「戦友と一緒に死にたかった」とおっしゃったことがある・・・
大隊の中で、一人だけ生き残ってしまったという寂しさからか、それとも生き残った罪悪感からの言葉なのだろうか?
人の運命は分からない・・・・
もしかしたら部隊は米軍の攻撃を受けても持ちこたえ、多くの兵が生還し、泉家さんはジャングルの中でフィリピンゲリラに襲われて人知れず戦死していたかもしれないのだ。
当時としては、そちらのほうが確率が高かったのではあるまいか?
「貧乏くじ」を引いたように見えても、わからんものである・・・
神のみぞ知る・・・か?

拙者が住む茨城県は、やたらと地震が多い・・・(苦笑)
大小さまざまな揺れが年がら年中起こっている。(笑)
「地震速報」がテレビで流れると、必ずと言っていいほど泉家さんからお電話がかかってきた。
「お~い!大丈夫かぁ~?頑張れよぉ~!」
これが恒例となり、テレビで「地震速報」が流れたら、すぐにコードレスフォンを手元に置いて“待機”することにした。(大笑)
身内でもないのに、いつも気にかけてくださっていた・・・
これからは地震が起こっても、もう電話がかかってくることはない・・・(涙)
なんとも寂しい・・・・

先日、名古屋に行った時に会長から戦友会解散の方針を聞かされた。
その直後、神戸に向かったので、ついでに淡路島へ行き泉家副会長に報告しようかとも思ったのだが、行かなくてよかった。
あの時に行っていたら、最後にもう一度お会いできただろうが、解散するしないのゴタゴタを知らせることになる。
そういう心配をかけることなく済んだのだから、あの時に会いに行かなくて良かったと思うべきか?
何も知らず、この世を去ることになったので、良かったかもしれないと思う。
それにしても、このタイミング・・・・
なんというタイミングだろうか・・・という気がする。
戦友会の解散の問題については、天国から見守っていただくということで・・・
他の会員と話し合って、いい結論を出したいと思う。

心からご冥福をお祈りする・・・
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日記 | 21:57:42 | Comments(0)
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