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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
57歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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パレンバンへ行く
午前5時に起床!
よく早起きできたものだと我ながら感心する。
午前6時、朝食・・・・

DSCN2893_convert_20161006100053.jpg

我メンバーは“ヨコヤマさん”を除いて全員が揃って朝食をとる。
「ヨコヤマさんは朝食は食べないのかなぁ~」という声が上がったが・・・
今まで何度もツアーでご一緒しているが、朝食を食べなかったということはない方である。
おかしい・・・
皆さんが食事を終えて部屋に戻った後、ようやく“ヨコヤマさん”がレストランにやってきた。
で・・・悠然とバイキング会場で“品定め”・・・・
おかしい・・・
「あのぉ~あと15分で集合時間ですけど・・・大丈夫なんですか?」と声をかけたら・・・
エエッ!と驚かれた。(笑)
「8時出発だろ?」と“ヨコヤマさん”・・・
「いや、7時のはずですけど・・・」
「あのね、君、6時55分集合のわけがないじゃないか。8時出発で、7時55分集合だろ?」とおっしゃる。
「あれ?そうでしたっけ?」
“ヨコヤマさん”は70歳を超している“先輩”だし、今までのツアーでは時間を間違えたことのない人だし・・・
加えて昨晩、ロビーでの打ち合わせでは「忘れるといけないから」とシッカリと集合時間のメモまで取っていたし・・・
対して拙者はメモも何も取っていない・・・記憶だけである・・・
「もしかしたら拙者が間違っているのかも・・・・」
それならば、まだ時間がたっぷりあるじゃないですか・・・ということで悠然とコーヒーを飲んでオシャベリ・・・
で・・・午前7時ちょうど・・・・
現地ガイドがレストランにやって来て「何してるんですか?もう出発しますよ!」と言う。
ゲゲッ!(驚)
やっぱり7時出発だった!!(大汗)
慌てて部屋に戻ってスーツケースを持ってロビーに戻る。
事前に、すぐに出発できるよう準備を完了しておいて良かった・・・(大汗)
やっぱり拙者の記憶の方が正しかったのである。(涙)
どうして自信をもって言い切らなかったかなぁ~と後悔・・・・(苦笑)
ちなみに、“ヨコヤマさん”のメモは、「7時55分ロビー集合」になっていた・・・(唖然)

予定より10分遅刻でホテルをチェックアウトして空港に向かう。
なにせ、ジャカルタは交通渋滞が酷いのだそうである。
人口が増え続け車もバイクも増えたのに、道路や他の交通機関の整備が追い付いていない・・・
このため慢性的な大渋滞なのだそうだ。
我々が犯した10分間の遅刻が、どういう結果をもたらすか…ハラハラドキドキである。(大汗)
が・・・我々は(もしかしたら拙者は・・・?)運がいいのかもしれない・・・
珍しく大した渋滞にも巻き込まれず、予想以上にスムーズに空港に到着したので現地ガイドが驚いていた。(大笑)

DSCN2897_convert_20161006100334.jpg (ジャカルタ空港・国内線ターミナル)

 DSCN2898_convert_20161006100401.jpg (空港内)

予想以上に早く空港に着いたので時間に余裕がある。
「遅刻組」の“ヨコヤマさん”と拙者2人は、コーヒーショップで“遅刻の反省会”・・・(大笑)

午前9時40発、ガルーダ航空GA104便でパレンバンに向かう。

DSCN2899_convert_20161006101908.jpg (ジャカルタ空港)

DSCN2901_convert_20161006101936.jpg DSCN2902_convert_20161006102000.jpg

ジャカルタからパレンバンまでは、わずか1時間ほどのフライトなのだが、かなりシッカリとした機内食が出た。(驚)
パンとクッキーと水だけど・・・(笑)

DSCN2905_convert_20161006105303.jpg DSCN2909_convert_20161006105332.jpg

DSCN2912_convert_20161006105359.jpg (パレンバン上空)

午前10時50分、パレンバンの空港に到着。
この空港は戦時中も「飛行場」だった場所・・・
当時はインドネシアを植民地としていたオランダ軍の飛行場だった。
現在のパレンバンの空港は、インドネシア空軍と共用しているという。

DSCN2915_convert_20161006110043.jpg DSCN2918_convert_20161006105835.jpg

大東亜戦争(いわゆる太平洋戦争)時、日本は南方の資源を確保することを考えた。
日米開戦の「真珠湾攻撃」は有名だが、同時に南方にも進撃したのである。
マレーシア、シンガポールの攻略、フィリピンの攻略である。
で・・・これに引き続きインドネシアも攻略する。
米国が日本への石油の禁輸をしたため日本は石油不足・・・・
インドネシアへの進出の最重要課題は石油資源の確保である。
が・・・船で行ったのでは間に合わない。
そこで考えられたのが空挺作戦・・・落下傘部隊による空からの攻撃である。
ここパレンバンは採油の拠点で、重要な石油精製施設などがある。
これがオランダ軍の手で破壊される前に手に入れねばならない。
第一次降下隊は、石油施設の確保・・・・
だが、すぐ近くの「飛行場」がオランダ軍の手の中にあっては、制空権の確保ができない。
ほぼ同時に、この飛行場も確保してオランダ軍を駆逐しなくてはならない。
というわけで・・・第2次降下隊が、この飛行場を占領するためにパラシュート降下をした。
この空港自体が、当時の戦跡でもあるということになる。
当時の飛行場は1000mの滑走路を持つ、スマトラ島の中でもかなり優良な飛行場だったという。

ここを攻撃したのは、昭和17年2月14日のこと。
当初、ここに投入される部隊は「挺進第1連隊」という落下傘部隊だったが、昭和16年12月19日、ベトナム沖で乗船していた輸送船に事故があり沈没してしまい機材のすべてを失ってしまった。
突然の船上火災が原因だったらしい。
おかげで、挺進第1連隊は作戦には使えないことになってしまったのである。
そこで急遽、兵隊たちを集めて「挺進第2連隊」を編成。
しかし、半年以上も前から訓練を重ねていた第1連隊とは練度が違い過ぎる。
だいたい、指揮官が自分の部下の顔と名前を覚えるヒマすらなかったというのだから大変である。
作戦の決行日は決まっているので、その苦労は想像を絶するものだったに違いない。
「無茶振り」とは、こういう事を指すのかも・・・(苦笑)
さらに、焼失した落下傘・・・・この補充も問題である。
工員や女学生など数千名が動員されて突貫作業で落下傘を作って作戦決行日までに間に合わせたという。
“貧乏な国”日本の悲しいところでもある。

空港到着後、現地ガイドの出迎えを受けて、空港に隣接するインドネシア空軍の基地へ向かう。
基地のゲートで立ち入りの許可を求める。
過去に何度か来たことのあるリーダーの“イズミさん”の話では、その時の“気分?”で許可が出たり出なかったり・・・だそうである。
まぁ、南国らしいと言えば、らしいかな・・・(苦笑)
幸い、許可が出たが「敷地内をバスで走ることはOKだが、バスから降りてはいけない」とのこと。
やむなく、車窓から見るだけ・・・ということになる。

塀に囲まれた空港の外周を回る。
よくわからないのだが、空港の外周なのだが、空軍の敷地らしい・・・・
走るバスの車窓からの写真撮影くらい難しいものはない。
わずかに1枚・・・・今も残る当時の空港事務所の屋根と管制塔を写真に収めることができた。(喜)

DSCN2920_convert_20161006112343.jpg

「空挺作戦」といっても、投入された兵力は、わずかに300名程度である。(驚)
この約300名の兵士が飛行場と精油所の2か所に分かれて攻撃をかけるのである。
余りにも少なすぎる兵力であるが、“貧乏国”としては、これが限界だったかも・・・
飛行場の攻略に投入されたのは、そのうちの半数強であるから200名程度ということになるか。
が・・・・実際に、飛行場に到達して攻撃を仕掛けた兵力はさらに少なかったらしい。
なぜならば、敵の対空砲火を避けたため、降下地点が飛行場よりかなり離れた場所になった兵士たちが多かったためである。
それでなくとも少ない兵力がバラバラに散らばってしまったのである。
このため整然と組織だって戦ったというより、何人か集まったら、そのまま突撃をするというような攻撃だったようである。
それでも、日本軍は空港事務所を占領し、飛行場を確保した。
これは、日本兵の勇猛さと、オランダ兵たち守備隊から見ると空に開いた落下傘の数が実数以上に多く見え、大部隊の攻撃だと勘違いを起こさせ、彼らの戦意を喪失させる効果があったせいかもしれない。

DSCN2930_convert_20161007101518.jpg

空港の周囲にはまだ、“緑”が残っている。
写真の左が空港敷地となる。
写真の右側の“ジャングル”を抜けて飛行場に突入したのだろう。
当時を想像する・・・・

DSCN2934_convert_20161007101558.jpg DSCN2937_convert_20161007101624.jpg

道路が、空港周辺の塀よりも高い位置・・・という場所があった。
当時は小高い丘だったか?
そこから空港の滑走路を見る。
う~ん・・・この雰囲気・・・・
「突撃!」と命じられても、ちょっと飛び出すのには勇気がいるよなぁ~(苦笑)

DSCN2948_convert_20161007161528.jpg

空軍基地を出る・・・時刻は、まもなく午後1時である。
これから昼食!

DSCN2955_convert_20161007161952.jpg DSCN2954_convert_20161007161928.jpg

DSCN2953_convert_20161007161900.jpg DSCN2952_convert_20161007161832.jpg

インドネシア料理・・・・
どれもが“ピリ辛”である。
拙者としては、あまりピリ辛の料理は好きではない。
美味しいことは美味しいのだが・・・・(汗)

食事を早々と終えて、拙者一人、外に出てタバコを吸う。(笑)
で・・・ついでに我がツアーのワゴン車のドライバーとインドネシア語で会話・・・・
の・・・つもりが・・・さっぱり会話にならない。
そりゃそうである。
拙者は、ほとんどインドネシア語を知らないのである!(大笑)
彼は(うっかり名前を聞くのを忘れたが・・・)、そんなことは気にもせず、延々とインドネシア語で話しかけてくる。(唖然)
おい、英語で話してくれ・・・・(涙)
やむなくインドネシア語の会話の本を持ち出したはいいが・・・
これは“辞書”ではないから、単語には限界がある。
あのぉ~、ここに書いてある単語だけを使ってくれないかなぁ~(苦笑)
身振り手振りを交えられても・・・何を言っているのかサッパリわからない・・・・
ようやく話題を変えたようで・・・・(大笑)
やっと拙者の知っている単語が彼の口から出てきた・・・・「パナス(暑い)」・・・である。
ん?・・・・「今日は暑いねぇ~」って言ってるのかな?(大笑)
聞き取れた単語は、これ一つ・・・・(汗)
あとは再び何か延々と話をされたが・・・だ・か・ら・わからねぇって!(苦笑)

昼食後、今度は精油所に向かう。
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旅行 | 08:35:49 | Comments(0)
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