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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
56歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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国立台湾博物館
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国立台湾博物館

沿革と建築

本館は1908年に設置され、台湾では最も歴史ある博物館である。
当時の日本政府は台湾南北縦貫鉄道の開通を記念するために、1908年10月24日に「台湾総督府博物館」を設立し、開館当時の収蔵品は一万点以上あった。
1915年、博物館の新館が台北の新公園に落成し、日本植民政府が台湾で建築した公共建築物の代表傑作の一つになった。

中華民国政府が台湾に来てから、本館は1949年に台湾省教育庁の所属となり、「台湾省立博物館」に改名した。
1961年と1994年の二回の閉館修繕を経て、1999年に中央行政機関の所管に格上げ、「国立台湾博物館」に改名し、今日に至っている。
各年代によって名前が違っても、台湾では日本統治時代から戦争と政権交代を乗り越え、今日まで同所で運営されている博物館である。

本館の建物は1915年に落成され、設計者は建築士の野村一郎で、施工者は高石組などであった。
建築仕様はルネッサンス時期のギリシャドリス(Doric)式の模倣で、中央ドームの高さは三十メートル程で、非凡で迫力に満ちた様は、人々の目を引いた。
建築構造は鉄鋼コンクリートとレンガを組合せ、主要建材は日本の赤坂の黒大理石と水戸の白寒水石で、木材は現地の台湾ヒノキを使用し、外壁には洗い石をあしらった。
博物館が建築された当時としては、構造技術及び資材において他に右に出る建物は無く、その壮観な建築形態と優美な古典彫刻工芸もこの九十年来、台湾近代に於いてとても貴重な建築宝物である。

多くの古典西洋建築要素を組み合わせた博物館は建物本体の平面が「一」の文字になっており、正面北側が館前路、南側が228平和公園に面し、館内からは園内で最も多くの自然な景色が眺められる。
また、台湾の夏の炎熱気候に合わせるため、南北一直線の建物の配置は西側からの日照面積を減らすことができ、これも建築者が都市計画と現地の気候を十分に考えた結果であった。
博物館の主要出入口とロビーは中央にあり、展覧室はロビーを中心として両側にあり、左右対称、シンプルで力強い形になっている。

博物館の外部構造はギリシャ古典形式で、入口の正面はギリシャ神殿式の建築仕様である。
上に続く階段、巨大なドリス式(Doric)柱と華麗な花と葉の模様をあしらったペディメントが主な特徴で、ローマドーム式の天井を合わせて、荘厳で神聖な権威あるムードを漂わせている。

中央ロビーは博物館建築の真髄である。
ロビーの四方は32本の高いコリント式(Corinthian)柱に囲まれ、柱の頭には繊細なアカンサスと螺旋状の模様があしらわれている。
中央ロビーに立ち、頭を上げるとドームの下にステンドグラスの天井が見える。
これは、凝った装飾であるというだけでなく、ステンドグラスには採光の効果もあり、日の光が間接的にステンドグラスを通り、ロビーのフロア全体に眩しい光を投射し、豪華で華麗な雰囲気を醸し出している。

元々はロビーの両側にある床の間に当時の台湾総督児玉源太郎と民政長官後藤新平二人の銅像が置かれており、児玉家と後藤家の家紋を組み合わせた図案が一階の主要階段の柱の土台に装飾として彫刻されていた。
このことから当時この館が建てられた目的を垣間見ることができる。

この20世紀初めから台北駅の正面にあった博物館は、清代の台北城の東西と南北の交差点に位置し、古典的で荘厳な建築、豊富で多様な展示収蔵品と核心的な地理位置で重要な歴史ランドマークの一つとなり、1998年、内政部は博物館を「国家古跡(国の指定文化財)」に指定した。
日本統治時代の「台湾総督府博物館」から、今の「国立台湾博物館」、本館は台湾の歴史歳月を目撃してきたと同時に、この地の自然と人文の出来事も記録してきた。
窓のような博物館を通して、台湾の人文、地質、動物及び植物など発展の軌跡と表情を見ることが出来る。

(リーフレットより)

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建物 | 19:39:42 | Comments(0)
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