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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
56歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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『「広辞苑」の罠』


まえがき

第1章 日本と朝鮮との近代関係史

第1節 朝鮮開国
        1、征韓論
        2、江華島事件

第2節 大院君と閔妃の角逐
        1、大院君と閔妃
        2、壬午軍乱
        3、甲申事変
        4、東学党の乱と甲午改革
        5、閔妃暗殺事件

第3節 大韓帝国樹立から韓国併合まで
        1、大韓帝国
        2、日韓議定書
        3、日韓協約
        4、伊藤博文暗殺
        5、韓国併合

第4節 韓国併合後
        1、ハングル
        2、三・一独立運動
        3、朝鮮人虐殺事件(関東大震災)
        4、創氏改名

第2章 日本とシナとの近代関係史

第1節 シナ・中国の呼称
        1、シナ
        2、中国

第2節 日清戦争
        1、日清修好条規
        2、台湾
        3、台湾出兵
        4、日清戦争
        5、下関条約と三国干渉

第3節 辛亥革命
        1、北清事変と日英同盟
        2、辛亥革命と孫文
        3、二十一ヵ条の要求

第4節 コミンテルンの本質と戦略

第5節 蒋介石の北伐と山東出兵
        1、国共合作と蒋介石の台頭
        2、第一次北伐
        3、山東出兵

第6節 満洲事変
        1、満洲
        2、満洲事変
        3、満洲国
        4、熱河作戦
第7節 支那事変
        1、長征
        2、西安事件
        3、支那事変
        4、第二次上海事変
        5、南京事件
        6、汪兆銘の南京国民政府

第3章 日本とロシア・ソ連との近代関係史

第1節 日露戦争
        1、東清鉄道
        2、日露戦争

第2節 ロシア革命とシベリア出兵
        1、ロシア革命
        2、シベリア出兵
        3、尼港事件

第3節 ノモンハン事件
        1、張鼓峰事件
        2、ノモンハン事件

第4節 ソ連の侵攻とシベリア抑留
        1、日ソ中立条約
        2、シベリア抑留

第5節 北方領土問題

第4章 日本とアメリカとの近代関係史

第1節 ペリー来航と開国
        1、ペリー来航
        2、門戸開放政策

第2節 日露戦争後の日米関係
        1、ハリマンの鉄道共同経営計画
        2、白船来航
        3、排日移民法
        4、第一次世界大戦後

第3節 ワシントン会議
        1、人種差別撤廃条項
        2、ワシントン会議

第4節 世界大恐慌とブロック経済
        1、世界大恐慌
        2、ブロック経済

第5節 大東亜戦争への道
        1、仏印進駐
        2、ABCD包囲網
        3、ハル・ノート

第6節 対米戦
        1、真珠湾攻撃
        2、ヤルタ会談
        3、ポツダム宣言

第5章 日本の近代史

第1節 明治維新
        1、明治維新
        2、五箇条の御誓文
        3、大日本帝国憲法

第2節 大正・昭和の国内情勢
        1、治安維持法
        2、尾崎秀実と「ゾルゲ事件」
        3、二七年テーゼと三・一五事件
        4、三二年テーゼ
        5、軍部テロと軍閥独裁
        6、滝川事件と人民戦線事件
        7、昭和研究会と企画院

第3節 大東亜戦争
        1、日独伊三国同盟
        2、大東亜共栄圏
        3、大東亜戦争
        4、大東亜会議

第6章 戦後の外交関係史


第1節 占領政策
        1、戦争責任周知徹底計画
        2、神道指令
        3、日本国憲法
        4、東京裁判(極東国際軍事裁判)
        5、戦犯
        6、マッカーサー証言
        7、サンフランシスコ講和条約
        8、安保闘争

第2節 対韓国・北朝鮮
        1、朝鮮戦争
        2、竹島
        3、日韓会談
        4、朝鮮人強制連行・「従軍」慰安婦
        5、拉致事件

第3節 対シナ
        1、尖閣諸島
        2、日中平和友好条約
        3、教科書誤報事件
        4、靖国神社参拝問題
        5、天安門事件

終章 『広辞苑』は「規範」たりうるか

『広辞苑』の編者・新村出の編集方針
『広辞苑』の改悪―左翼の曲がり角
再び「閉ざされた言語空間」に入り込んだ現代の日本

(索引)『広辞苑』第六版から引用した項目一覧


「広辞苑」という辞書は、素晴らしい辞書だと思っていた・・・
有名な辞書だから、当然、間違ったことは書かれてはいないと思ったのだが・・・
本書を読んで唖然・・・である。

本書では、「広辞苑」の“おかしな”項目について、まず最新版の第6版(2008年刊行)の文を載せている。
で・・・それに比較して、第1版(1955年刊行)、第2版(1969年刊行)、第2版の補訂版(1976年刊行)、第3版(1983年刊行)、第4版(1991年刊行)、第5版(1998年刊行)では、同じ項目について、どう書かれていたかを必要に応じて載せている。
これを見ると、版を重ねるごとに記述が段々と変化しているのである。
しかも、その内容が非常に偏っている。
これは、本当に日本人が作った“日本の”辞書なのかと驚く。
どこか“他の国の人”が作ったような内容なのである。
いわゆる“自虐的”な内容に変化しているのである。
いやはや呆れかえる内容である。

著者は、この第6版の“おかしな”文に対して、批判だけではなく、どうせなら、このように書いた方が良いのではないかと、“修正案”を提示している。
これを読んでみると、確かに著者の言う通り、この方が公正で、妥当だなと思う。

例えば・・・

「南京事件」というのを広辞苑で引いてみる。
第1版、第2版では「日中戦争中の1937年12月、日本軍が南京攻略の際に行った暴行事件」とある。
「暴行事件」という書き方である。
これが第3版では「暴行事件」が「大虐殺事件」と書き換えられる。
第4版以降は「南京事件」の項目には「南京大虐殺」としか書かれておらず、別に「南京大虐殺」という独立した項目が現れる。
そして第3版にあった「大虐殺事件」という言葉が消え、その代わり「投降兵・捕虜および一般市民を大量に虐殺し、あわせて放火・略奪・強姦などの非行を加えた」と大幅に書き加えられ、第6版に至っている。

あれ?・・・・おかしい・・・・
「大量に虐殺」したとかという話は、伝聞であって、実際に見たという証言はないはず・・・
ましてや「放火・略奪・強姦」に至っては、南京を日本軍に攻められ、逃げる中国軍(蒋介石軍)がやったらしいことは、当時、南京に住んでいた中国人(民間人)が日本軍に報告していた話だと私は記憶しているのだが・・・
どこで、こういう話を載せることになったのやら・・・
やっぱり、この辞書を編集しているのは“日本人ではない人”ではなかろうか?・・・・と思わざるを得ない。

そこで、著者は、このように修正した方がいいのではないかと書いている。
「南京大虐殺」の項目は、「南京攻略を中国共産党が我が国に対する外交カードとして使用しているプロパガンダ用語→南京攻略」
そして、「南京攻略」の項目には「日本軍は1937年(昭和12)12月、蒋介石軍を追って首都南京を攻略した。蒋介石は攻略前に自軍を置き去りにして脱出した。中国共産党はこれをプロパガンダ用語として「南京大虐殺」と称し、日本に対する外交カードとして使用している」
このように書くべきではないかと著者はいう。
まことに妥当なところではなかろうか?
「大虐殺の事実」「虐殺したのは誰なのか」「虐殺された人の数」「放火・略奪・強姦の事実」・・・・
これらの明確な証拠が無い以上、これには触れずに、「外交カードとして使用しているプロパガンダ」という事実だけを載せるだけでいいと思う。

この手の話が満載で・・・・
著者は、良く調べたものだと、そのご苦労には脱帽である。
また、修正案を載せるというのもいいアイディアである。
ただ、文句をつけているだけではない・・・ということである。

それにしても、本書を読んだら、とてもじゃないが「広辞苑」など使い物にならない辞書であることは明確・・・・
逆に、“どこかの国”は、上手な戦略を立てたものだと感心・・・・
辞書を使って“洗脳”しようというのだから、大したものである。


今年の読書:25冊目

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読書 | 22:42:08 | Comments(0)
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