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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
57歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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『理想の逝き方』


はじめに

第1章 天寿をまっとうした「理想」の死

1・1 「私」の流儀に徹した死に方

梅原龍三郎(画家)(97歳)
     自分を貫き大往生した巨匠
熊谷守一(画家)(97歳)
     自分を閉じて、世俗と距離をおきながら

1・2 「惰力」で最期に向かう美学

白井喬二(作家)(91歳)
     一歩一歩、堅実に真面目に死に臨む
高峰秀子(女優)(86歳)
     第二の人生は気ままに生きて、静かに逝く

1・3 生き方を変えずに迎えた死

今東光(天台宗僧侶・作家)(79歳)
     「死ぬために生きている」
野上彌生子(作家)(99歳)
     筆を握ったまま天寿をまっとうする

第2章 命の限りをふりしぼる

2・1 死力を尽くして果てる

円谷幸吉(陸上選手)(27歳)
     「もう走れません」という遺書
内田吐夢(映画監督)(72歳)
     「真剣勝負」で終わる
多田富雄(免疫学者)(76歳)
     最期まで死と共存した学者
美空ひばり(歌手)(52歳)
     「もういちど歌いたい」という意識のなかで
長谷川一夫(俳優)(76歳)
     幕切れまで美しくありたい

2・2 人知れず「姿を消す」

岡崎次郎(マルクス経済学者)(80歳)
     情死行を決意し、消息を絶つ
長谷川伸(劇作家)(79歳)
     酸素吸入装置を自ら外す
上原専禄(歴史学者)(76歳)
     死者との共生を考える

2・3 「じたばた」しても潔い死に方

千葉敦子(ノンフィクション作家)(46歳)
     ガンの再発後、渡米する
佐野洋子(エッセイスト)(72歳)
     余命2年、といわれ鬱が消えた
川上宗薫(作家)(61歳)
     死の二日前まで官能小説を執筆

2・4 走り続けた作家たちの死に方

吉川英治(作家)(70歳)
     書き続け、走り続けた30年
横溝正史(推理作家)(79歳)
     「理想の晩年」と人はいうけれど・・・・
江戸川乱歩(推理作家)(70歳)
     意識はありながら病床に伏した最期
松本清張(作家)(82歳)
     遅咲きの出発から全力疾走中の死

2・5 仕事にすべてを燃焼させた死

田中絹代(女優)(67歳)
     女優魂は灰になるまで
溝口健二(映画監督)(58歳)
     映画さながらの壮絶な人生
下村治(経済学者)(78歳)
     頑迷固陋の警世家の一途な死
佐分利信(俳優)(73歳)
     「すべてを疑ふ」と書いた愛妻家のドン
梅棹忠夫(民族学者)(90歳)
     人生の終止符にふさわしい仕事を成し遂げる

第3章 あとは野となれ山となれ

3・1 しがみつかない逝き方

山田風太郎(作家)(79歳)
     「ぜんぶ余禄」という晩年
吉田健二(英文学者)(65歳)
     「命にしがみついている必要がない」
山本周五郎(作家)(63歳)
     医者嫌いの「精神的自殺」

3・2 自然死 - 死ぬべくして逝く

斎藤茂吉(歌人)(70歳)
     名誉に包まれた自然死
今西錦司(生物学者)(90歳)
     長期入院(4年4ヶ月)後の死去

3・3 「肩の荷」をおろす死に方

船橋聖一(作家)(71歳)
     死んでホッとしただろう、流行作家
芥川龍之介(作家)(35歳)
     死んで文名を高みに押し上げる
太宰治(作家)(38歳)
     死をもてあそんだ末の幸福な死

第4章 「準備」のない死

4・1 不慮の死 ― 事故死、もしくは不注意による死

向田邦子(作家)(61歳)
     「希死念慮」を抱いた作家の必然の事故死
江利チエミ(歌手)(45歳)
     孤独に耐えきれなかった末の泥酔死
久保田万太郎(作家)(73歳)
     ちょっとした体裁から思わぬ事故死に
力道山(プロレスラー)(39歳)
     体力を過信した放恣ゆえの死

4・2 急死 ― 世間を騒がせた著名人の死

司馬遼太郎(作家)(72歳)
     晩年を襲ったストレスゆえの死か?
池波正太郎(作家)(67歳)
     「人は死ぬために生きる」が口癖だった
藤沢周平(作家)(69歳)
     癒しの時代小説家の「ひたむき」な生と死
有吉佐和子(作家)(63歳)
     閉幕が突然に訪れた才女の死
水谷八重子(女優)(74歳)
     プライドを傷つけられたゆえの死
小津安二郎(映画監督)(60歳)
     国際的評価を得ていた「巨匠」の死
佐田啓二(俳優)(37歳)
     文字通りの「急逝」であった二枚目俳優
伊藤整(作家)(63歳)
     予想外に早かった死
開高健(作家)(58歳)
     死は断念であり解放である
大平正芳(政治家)(70歳)
     死して圧勝を残した宰相
福田赳夫(政治家)(90歳)
     「人命は地球より重い」という迷言
三木武夫(政治家)(81歳)
     寝業師の「クリーン」な死?
田中角栄(政治家)(75歳)
     田中角栄は三度死ぬ

4・3 「殺される」という死 ― 暗殺・リンチなど非業の最期

石田吉蔵(小料理屋店主)(41歳)
     幸福な「情」死
大久保利通(政治家)(47歳)
     天誅による暗殺
伊藤博文(政治家)(68歳)
     暗殺されたことで声価を高める
原敬(政治家)(65歳)
     金権政治ゆえに敵多く刺される
小林多喜二(プロレタリア文学者)(29歳)
     官憲の苛烈なリンチによる死
小畑達夫(社会運動家)(26歳)
     スパイ容疑をかけられ査問死
中川昭一(政治家)(56歳)
     マスコミからのバッシング死

第5章 「準備」のある死

5・1 強制された死 ― 死刑、獄中死など

東条英機(政治家)(64歳)
     「戦争責任」という名の強制死
三木清(哲学者)(48歳)
     独房のなかで人知れず死去
山口二矢(右翼活動家)(17歳)
     浅沼稲次郎を刺殺した政治少年の獄中自死

5・2 自死という美学を貫く

江藤淳(文芸評論家)(66歳)
     「形骸を断つ」と書き遺し妻のあとを追う
三島由紀夫(作家)(45歳)
     割腹自殺による政治ショー
乃木希典(陸軍軍人)(62歳)
     殉死により軍神となった
近衛文麿(政治家)(54歳)
     開戦責任の蓋を閉じる服毒自殺
甘粕正彦(陸軍軍人)(54歳)
     満州の「夜の帝王」の自死

5・3 「闇」を抱いて長寿をまっとうする

岸信介(政治家)(90歳)
     「首」を差し出して難局を切り抜ける
野坂参三(日本共産党議長)(101歳)
     「闇の男」の老衰死
宮本顕治(日本共産党議長)(98歳)
     黒い霧の男の静かな最期

5・4 治療や延命を拒否した死

高見順(作家)(58歳)
     旧友の僧侶が引導を渡す
緒方拳(俳優)(71歳)
     延命よりも俳優業を優先した末に
長谷川町子(漫画家)(72歳)
     治療は受けないと姉と約束した死

第6章 誰がために生きるか

6・1 「家族のため」という死に方

岩崎弥太郎(実業家)(50歳)
     「覇権争いはやめて家族一致を」という遺言
菊池寛(小説家)(59歳)
     家族のために、生死の流儀を守る
佐々木茂索(小説家・編集者)(72歳)
     「すべては妻に一任する」という遺言
有島武郎(作家)(45歳)
     親の因果を子に残してしまった自死

6・2 「自己愛のため」という死に方

永井荷風(作家)(79歳)
     エゴを貫き、死にたいように死ぬ
寺山修司(劇作家)(47歳)
     墓はいらない。私のことばがあれば十分だ
沖雅也(俳優)(31歳)
     「おやじ 涅槃でまつ」と書き遺した美形男優
田宮二郎(俳優)(43歳)
     「最愛の妻のため」という仮面の死
山崎晃嗣(ヤミ金融起業家)(26歳)
     戦後の律儀なアプレゲールの死
岡田有希子(歌手)(18歳)
     「後追い自殺」が社会問題になったアイドルの死

6・3 美しい死を迎えるために

宮本美智子(ノンフィクション作家)(51歳?)
     世にも美しいダイエットで亡くなる
山本夏彦(コラムニスト・編集者)(87歳)
     美しければすべてよし

第7章 死を超えて、死に臨む

7・1 「人類のため」という死に方

内村鑑三(キリスト教思想家)(69歳)
     信仰者の騒々しい死に方
尾崎秀実(コミュニストZ)(43歳)
     不幸な理想家の死
由比忠之進(エスペランチスト)(73歳)
     錯誤の末の自死
金子光晴(詩人)(79歳)
     民族国家を超えた不穏の漂泊者

7・2 「共同体のため」という死に方

伊藤博文(政治家)(68歳)と山県有朋(政治家)(83歳)
     日本国家の命運を担った両輪の死
栗林忠道(陸軍軍人)(53歳)と大西瀧治郎(海軍軍人)(54歳)
     全身全霊を賭して逝った報国の軍人
渋沢栄一(実業家)(91歳)
     偉大な自己顕彰を遺した「日本資本主義の父」
島田三敬(経営者)(56歳?)
     「会社の生命は永遠だ」という遺言
田中正造(社会運動家)(71歳)
     「公害告発」先駆者のキリスト者としての死
戸村一作(地域運動家)(70歳)
     「命よりも闘争(三里塚)が大事だ」と言い続けて

第8章 わが学恩ある人たちの死

8・1 思索し続けた知識人の死に方

福沢諭吉(思想家・企業家)(66歳)
     近代日本の牽引車となった巨人の「苦闘」
三宅雪嶺(哲学者)(85歳)
     敗戦とともに逝った在野の哲学者
小西甚一(文学研究者)(91歳)
     80歳から大著に挑んだ学者魂
宮崎市定(東洋史学者)(93歳)
     死の直前まで瑞々しい文章を書く

8・2 書恩・学恩尽きない人の死

谷沢永一(評論家)(81歳)
     晩年を果断に生き抜いたわが師恩
廣松渉(哲学者)(60歳)
     哲学の最新地平を歩み抜く

あとがき


この世に「100%」と言い切れるものはない・・・・
唯一の例外は「人間の死」は100%である。
この世に「死なない」人間などいないだろう。

本書で取り上げられた101人の人たちは、亡くなる歳も亡くなり方もさまざまである。
彼らは、自分が、その歳で、そういう形で、人生の最期を迎えると予想できていたのだろうか?

私は、この世に生まれた瞬間に「死」に向かって生きていると思っている。
ズ~ッと昔・・・子供のころから「死ぬために生きている」と思ってきた。
そういう点では、本書に取り上げられた今東光氏や池波正太郎氏に近い考え方である。

理想の死、納得のいく死を迎えるためには、どういう生き方をすべきか・・・・
それを考えるのが大切だと思ってきた。
が・・・言うのは簡単、やるのは難しい・・・(苦笑)
なかなか「理想の死」を決められないでいる・・・・もう56歳にもなるというのにである。

私の母は、ガンでこの世を去った。
生前、最期の迎え方について母と話し合ったものだが・・・
いざ、実際には、母の希望したような死に方をさせることができなかった。
大失敗である。
この裏切りは、万死に値する・・・・
私は、いつかこの罪を償うような死に方をせねばなるまいと思っている。

今、自分が好きな生き方をしているのは、どうせ長生きはしないだろうと思っているからである。
あと10年ぐらいしか生きないのではないかという気がするのである。
が・・・これには何の根拠もない。
突然の事故で、明日死ぬかもしれないし・・・・
もしかしたら、99歳まで長生きしてしまうかもしれない。(笑)
予想に反して長生きした場合、私はたぶん一文無しになっていると思う。
となると・・・・生きていけないから・・・・結局「自死」を選ばざるを得なくなる。
「自死」は自分の「理想の死に方(案)」の中には含まれていないのだが・・・・

「生きる」というのも難しいが「死ぬ」というのも難しい・・・・
すくなくとも死んだ後、他人から後ろ指をさされないような生き方をしたいとは思っている。

本書の題名は「理想の逝き方」であるが・・・・
ここに掲載された方々は、自分が思っていたような「理想的な死に方」をしたと思っているだろうか?
“理想的”とは“納得がいく”と同義語だろうか?
「理想的」とは難しい言葉である。



今年の読書:22冊目

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読書 | 10:51:29 | Comments(0)
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