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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
57歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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『霧社事件』


序章 “突発”と報じられた大惨事―霧社事件―

呉鳳(ごほう)の説話
霧社での事件伝わる
霧社事件とは

Ⅰ 「理蕃」事業の歩みをたどる

1 台湾出兵
     侵攻の経過
     出兵の背景
     目的を達した台湾出兵
2 日清戦争と台湾の領有
     台湾侵攻
     台湾領有論の系譜
     日清戦争当時の台湾領有論
     台湾割譲要求と清の対応
     台湾制圧
     回避された“もうひとつの”現地民との衝突
     「蕃地」にはいった日本兵の証言
3 「蕃地」調査と「蕃人」認識
     「蕃地」調査
     種族とその分布
     種族と地域的分布
     種族の人口とその構成
     社会の組織と制度
     生活と風習
4 「理蕃」政策の展開
     「生蕃」と「理蕃」
     「討伐」に策をめぐらす
     「討伐」の推移
     「撫育」の展開
5 「以毒制毒」のサラマオ騒擾事件
     「理蕃」当局をてこずらせた「サラマオ蕃」
     『理蕃誌稿』に見る事件の経過
     対応を新たにした総督府
     「理蕃」政策とサラマオ騒擾事件
     「馘首」を条件に「味方蕃」を編成
     一巡査の手記から見たサラマオ騒擾事件

Ⅱ 霧社事件の原因と経過

1 圧政に不満たかまる
     江川警察課長の着任
     吉村巡査殴打事件
     不満の根となる霧社分室の請負工事
     生殺与奪の権をにぎる警察官
     「蕃族」封じこめ
2 蜂起を計画した人びと
     最高指導者モーナルダオ
     懐柔されなかったモーナルダオ
     エピソードに見るモーナルダオ
     みずから命を絶ったモーナルダオ
     仕掛人となった二人の壮丁
3 戦闘実に50日
     寝耳に水の大凶報
     ただちに決まった「討伐」計画
     「討伐」の最初は飛行偵察
     大量に奪われた武器弾薬
     警察隊を先頭に「討伐」開始
     タロワン稜線で奮戦した「反抗蕃」
     「以毒制毒」策を再用
     軍警の対立を招いた機関銃捜索
     「味方蕃」からも戦死者
4 戦禍に散った非戦闘員
     集団自殺
     馘首にたいして懸賞金

Ⅲ 霧社事件その後

1 陰謀が招きよせた第二霧社事件
     計画的か偶発か
     総督府の主張
     悪い奴ほどよくねむる
2 父祖の地を棄てた川中島移住
     「理蕃警察」の計画
     平穏だった移住
     「理蕃警察」の報復
3 真相をかくした台湾総督府
     ごまかす総督府、疑う天皇
     総督府主張を否定した政府極秘文書
     原住民を甘く見た「理蕃警察」
     規律の弛緩で事件を防げず

Ⅳ 事件をめぐる人びと

1 謎の義兄弟、花岡一郎・花岡二郎
     霧社蜂起の最高指導者はだれ?
     花岡一郎の苦衷
     忠死説の根拠
     遺書は偽物か
     花岡一郎・花岡二郎の謎
2 九死に一生を得た小島源治夫妻
     一触即発の空気のなかで
     小島源治の告白
     妻と子
     小島源治を訪ねて
3 “恩讐の彼方”の人、高永清夫妻
     「天の配剤」
     霧社事件の現場はいま・・・・
     贖罪の気持ちをこめて
     ピホワリス少年
     救われたピホワリス少年
     第二霧社事件に関与
     高砂族再興のリーダーとして
4 事件の一因と見られる女性問題
     日本人男性と高砂族女性
     高砂族男女間の問題
     タイヤル族の貞操観・習俗

Ⅴ 霧社事件と現代

1 霧社への旅
     現地再訪
     外人入山許可証を入手
     梨山を訪ねる
     隔世の感
     発祥村へ
     トラックの荷台に
     斜面にひろがるナシ園
     「今上陛下はお元気ですか」
     今日の川中島を訪ねて
2 霧社会に集まる人びと
     霧社会とは
     霧社事件五十年忌
3 書かれた霧社事件
     事件を主題とする著書・論文
     二つの立場

あとがき


「霧社事件」とは、昭和5年に台湾の中部にある霧社という場所で起こった事件で・・・・
ちょうど日本人小学校の運動会が開催されていた場所に原住民たちが雪崩れ込み、片っ端から首を刎ねて殺害をしたという事件である。
が・・・その原因がよくわからない。
諸説あるようなのだが・・・

以前から、この事件には興味があった。
戦時中、私の祖父は、この霧社の近くに一時期、駐屯していたことがあった。
もう20年以上も前になると思うが、祖父の足跡を訪ねて、この場所に行ったことがある。
その時に、この「霧社事件」のことを知ったのである。
それ以来、この事件のことが頭から離れず、ずっと気になっていた。

本書は1980年に発行された本で、ちょっと古いが・・・・(笑)
良く調べている・・・
私が大学生の時に発行された本である。
もっと早く出会っていたらなぁ~と思う。

本書は4人の執筆者が分担して執筆しているが、そのうちの2人は、我が茨城県と関係がある方なのには驚いた。
1980年時点での肩書であるが、お一人は茨城大学の助教授で、もうお一人は県内の小学校の教諭である。
なんという縁だろうかという気がしないでもない・・・(笑)

この事件は、原住民の武装蜂起の原因がよくわからないという事件である。
やられた側の日本側の記録だけでは真相はわからないだろう。
やった側の言い分を聞かねばならないが、この後に起こった「第二次霧社事件」で、武装ほう起した側は、親日の原住民によって虐殺され、結局、証言をする人がいなくなったという。
ということで、想像するしかないわけだが・・・・
そういう中で、よく調べたものだなと思う。
また、現地への調査旅行についても記載されているので、後追い、現地へ行きたい人への参考にもなる好著であると思う。
結局は、事件の真相はこうですと断言できるものはないが・・・
まさしく、真っ白な“霧”中、うっすらとその姿が見えたような・・・・という感じである。

久しぶりに、また霧社に行ってみたいな・・・と思う。


今年の読書:12冊目

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読書 | 00:46:50 | Comments(0)
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