投稿日:2015-10-09 Fri
【碑文】
ヴェンセスラオ デ モラエスは1854年ポルトガルのリスボンに生れ海軍中佐マカオ港務副司令を経て神戸総領事となった
大正2年その職を辞して亡妻ヨネの郷里である当市に来りヨネの姪コハルと共に純日本的生活に浸りながら文筆に親しんだがやがて同女とも死別の後は両人の追慕と著述に孤独の余生を送り1929年(昭和4年)7月1日逝去した
著書に『日本精神』『徳島の盆踊』『おヨネと小春』等20冊あり「日本の魂に取替えた人」と評される程日本を心から愛し「故国の銀河を遠く離れて燦と輝く明星」と讃えられた麗筆でわが国の文化や人情風俗などを広く海外に紹介した。
碑の附近一帯は翁が朝夕好んで逍遥したゆかりの地である
昭和29年7月1日
徳島市長 長尾新九郎
【徳島県徳島市・「阿波おどり会館」前】
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