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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
57歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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『もっと知りたいフィリピン 第2版』


歴史的背景

1 スペイン統治下の植民地社会の形成
     大航海時代のフィリピン征服
     統治組織と行政機構
     植民地財政の支柱
     イギリスのマニラ占領と経済政策の転換
2 植民地社会の変容から革命へ
     社会構造の変容とナショナリズムへの覚醒
     フィリピン革命
3 アメリカによる支配と現地エリート層の温存
     間接統治体制の成立
     対米依存化とエリート層の経済基盤
     独立運動からコモンウェルス政府の発足へ
     アメリカ文化の浸透、大衆運動の展開
4 日本の占領
     日本の侵略と軍政
     国内の疲弊と抗日ゲリラ活動
5 独立後半世紀の歩み
     共和国の独立と反共政策
     エリート・ナショナリズムの潮流と新たな社会運動の展開
     戒厳令体制から「二月政変」へ
     議会制民主主義の復帰から米軍基地撤収まで

風土と地理

1 国土と環境
     位置
     群島の成り立ち
     降雨とその要因
     気候型
2 人口と就業
     行政区分
     人口増加
     人口分布
     移動と雇用
3 土地利用
     用途と変化
     森林破壊
     農地の利用

民族と言語

1 フィリピンとフィリピン語族
     フィリピン共和国の名称
     民族の構成
     民族の分類と分布
2 文化変容と民族問題
     アジアとの交渉
     フィリピンの華僑・華人
     イスラム教徒
3 フィリピンの言語
     フィリピン諸語の系統
     タガログ語の特徴

宗教と世界観

1 精霊信仰の世界
2 キリスト教の世界
     カトリシズム
     フィリピン独立教会
     プロテスタンティズム
     イグレシア・ニ・クリスト
     土着の教団
3 カトリックの年中行事
     無原罪の聖マリア祭
     待降節・降誕節
     黒いナザレ人の祭り
     幼きイエズスの祭り
     四旬節
     復活祭
     フローレス・デ・マヨ
     サンタクルーサン
     フィエスタ
     諸聖人の日・死者の日
4 イスラム教の世界
     イスラムの伝来と浸透
     六信五行―ムスリムとしての務め
     民間信仰
     さまざまな儀式
     イスラムの新しい波

芸術と文化

1 スペイン時代以前
2 スペイン期
     前期
     後期
     民族的目覚めの時期
3 アメリカ期
4 独立後

社会と教育

1 家族・親族、儀礼親族
2 価値体系・行動様式
3 農村社会の「伝統的」構造
     垂直的関係
     水平的関係―農民間の関係
4 伝統的社会構造の変容
     階級社会
     コミュニティの組織化
5 「拡大版フィリピン社会」論
6 外来勢力主導の教育制度の形成―スペイン、アメリカ、日本
7 フィリピン独自の教育の模様―独立後の教育政策の展開
8 教育の現状と課題
     初等教育
     中等教育
     中等後の職業教育
     大学教育
     ノンフォーマル教育
     職業訓練

政治と経済

1 フィリピン政治の原型
2 アメリカ民主主義のショーウィンドウ
3 マルコス戒厳令体制
4 ベニグノ・アキノ暗殺と「二月革命」
5 アキノ政権の意義
6 国民経済の概観
7 経済の歴史的背景
8 農業開発の諸問題
     初期の農業開発
     「緑の革命」
     1970年代の農業開発とその成果
     1970年代の農業開発の問題点
     アキノ政権下の包括的農地改革
9 工業化の諸問題
     第一次輸入代替工業化による戦後復興期―1946~50年代
     第一次輸入代替工業化からの脱却期―1960年代
     戒厳令下の第一次輸出志向工業化の挫折期―1970年代
     マルコス独裁政権末期の経済危機の局面―1980~85年
     経済再建への険しい道―1986年~現在

日本との交流

1 16~17世紀の日本・日本人
     貿易
     軍事
     宗教
2 フィリピンと近代国家日本
     軍事大国日本への期待
     フィリピンに夢を求めた日本人
     物の交流
3 「大東亜戦争」と「太平洋戦争」に巻きこまれたフィリピン
     開戦
     日本の軍政
     戦後のはじまり
     戦後処理
4 日本の経済進出と「ジャパゆき」
     日本の経済進出
     日本に夢を求めたフィリピン人
     今後の交流も見すえて

索引


本書は11名の大学教授・助教授・研究員が分担して執筆したものを、2名の大学教授が編纂して出来上がった本である。
ということで、いわば「研究論文」に近い内容だが、さすがに研究者向けの「論文」よりは、読みやすくなっている。
が・・・それでも、執筆者によっては、ちょっと内容が詳しすぎて一般向けしないのではないかと思われる部分もないわけではない。
旅行ガイドブック等で知るフィリピンについてだけでは飽きたらないという人には向いているかもしれない。
私のように、一般的なフィリピン旅行者よりは歴史や民族に興味があるが、専門的研究者ほどの知識は無いという“中途半端な研究者”には、もってこいかもしれない。

これは良し悪しの判断の難しいところであるが・・・
本書の装丁に、ちょっと問題があるかもしれない。
表紙に載っているフィリピン女性の写真・・・
これが目立つので、もしかして「もっと知りたい」の意味を勘違いする人がいるかもしれない。
そういう人が、この本を購入したら真面目な話し過ぎて「騙された」と思うかも・・・・(笑)
逆に、この女性の写真が仇になって、本当に歴史や文化や学術的なことを知りたいという人は、この本を敬遠するかもしれない。
多分、ナンパな本だろうと思い込みやすい装丁である。
私も本書をネットで買う際には散々迷った。
内容が全く分からなかったからである。
とにかく仮にナンパな本であったとしても、それはそれでいいかと思って買ってみたのである。(笑)
結果は、買って正解だったが・・・
「学術書」というようなイメージでは売れないから、こういう装丁にしたのかもしれないが・・・
本の装丁の難しさ・・・ということではいい例になる本だと思う。
当然、内容は非常にいい内容である。


今年の読書:72冊目

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読書 | 13:50:20 | Comments(0)
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