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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
56歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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『戦争と外邦図』


はじめに

戦前のルソン島 外邦図「最新比律賓大地図」
現在のフィリピン・ルソン島

1 父の戦地ルソン島へ―50年後の訪問
 マニラからキアンガンへの道のり
     昭和17年(1942)「フィリピン詳密地図」(ルソン島部分)
 ルソン島への出征
 遺骨なき骨箱
 玉砕必至の持久拘束作戦
 熱帯雨林の山岳地帯とモンスーンの島嶼
 日本人によって完成した「ベンゲット道」
     「最新比律賓大地図」
 戦没者は犬死にか
 リンガエン湾上陸の明暗
 兵站の任務は物資の配給
 持久拘束作戦とは
 尚武集団最後の防御陣地バギオ
 惨劇・ラムット川の大虐殺
 山下大将は複廊陣地へ転進
 アシン川複廊陣地
 塩川ではなく涙川
 山下大将降伏のキアンガン小学校へ
 複廊陣地プログ山に伝わる神話
     昭和17年(1942)のマニラ市街
 マニラ湾のサンセット

2 渡辺はま子と上遠野寛子―モンテンルパと南方留学生
 モンテンルパの戦犯収容所
 あゝモンテンルパの夜は更けて
 戦犯たちを救った歌
 戦犯収容所の全員釈放
 南方特別留学生たち

3 大本営は地誌・地形を読めたのか―ガダルカナルはどこだ
 地誌を読めない大本営作戦参謀
 ガバルアン丘の玉砕
 熱地作戦地帯でも防寒は必要
 本土決戦と地形① 「陸海作戦用図」
 本土決戦と地形② 大本営の松代疎開計画
 東部ニューギニアの死闘
 無謀な作戦の裏には
 地形・風俗習慣を知って地図をみる
     昭和4年(1929)「フィリピン全図」

4 大東亜共栄圏と外邦図―残された華麗な地図たち
 外邦図とは何か
 焼却を免れた「外邦図」
 外邦図を求める長蛇の列
 多くの外邦図を生んだ大東亜共栄圏
 大東亜共栄圏構想の背景
 測量と外邦図作製の流れ

 戦前戦中の南方地図【外邦図図録】
     オランダ領東インド諸島詳図
     昭和4年(1929)「南洋地方全図」
     昭和10年(1935)「台湾及び呂宋島(其二)」
     昭和16年(1941)「最新南洋詳細図」(日本統制地図株式会社)
     昭和16年(1941)「最新太平洋要図」
     昭和17年(1942)「蘭領東印度諸島詳図」
     昭和17年(1942)「大東亜共栄圏周域 太平洋大地図」
     昭和17年(1942)「太平洋全島精図」
     昭和18年(1943)「ソロモン群島珊瑚海精密図」
     昭和18年(1943)「標準大東亜分図・ボルネオ」
     昭和18年(1943)「標準大東亜分図・マライ」
     昭和18年(1943)「標準大東亜分図・パプア(ニューギニヤ)」
     昭和18年(1943)「標準大東亜分図・セレベス・モルッカ諸島」
     昭和19年(1944)「フィリピン共和国」
     昭和19年(1944)「仏領印度支那」
     昭和19年(1944)「マライ半島及スマトラ島」
     昭和19年(1944)「南洋庁所管太平洋諸島」

 外邦図にみる国・島の改名
 南洋と日本の関係
 当時の各地域の背景
   蘭領東インド諸島
   ボルネオ島
   仏領シンドシナ
   スマトラ島
   マリアナ諸島と小笠原列島
 大東亜共栄圏の教育について
 進まない遺骨収集
 戦没者の慰霊

あとがき

主な参考文献


本書は、ちょっと面白い本である。
著者の父親が戦死したフィリピンの戦跡を訪問した「旅行記」なのかというと、それだけの本ではない。
題名にある「外邦図」というのは、陸軍の参謀本部が制作した占領地等の日本国以外の「外地」の地図で、軍事目的に作られた地図のことだという。
また、これは軍事目的ではないとは思うのだが、民間が作製した「外邦図」というのもある。
本書の著者は、これら「外邦図」の研究者だそうである。
というわけで、貴重なこれらの地図の縮小版がカラーで多数、掲載されている。
縮小されているので細かい文字は全く判読できないが・・・(苦笑)
地図に興味のある人は、見ているだけで楽しいのではなかろうか?
本書は、その点でも資料的価値は高いと思う。
少なくとも、戦前・戦中に、こういう地図があったことがわかるから、原本を見つけるにも役に立つだろう。
題名は「戦争と外邦図」ということで、ちょっと堅苦しいように思えるが、中身は非常に簡潔な内容・・・
あまり専門的過ぎていないので、ごく一般の人も読みやすいと思った。
よって、逆に「外邦図」の読み方の“手引書”ではないので、そういう目的で本書を入手するとガッカリすることになると思う。


今年の読書:29冊目



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読書 | 00:38:42 | Comments(0)
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