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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
57歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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『警察庁長官を撃った男』
警察庁長官を撃った男 (新潮文庫)警察庁長官を撃った男 (新潮文庫)
(2012/06/27)
鹿島 圭介

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プロローグ パイソンを買った男
 治安への信頼が崩壊した日
 大阪拘置所

第1章 公安捜査の大敗北
 「ギブアップ宣言」
 治安トップの責任
 「ハム」VS.「ジ」
 有力容疑者・平田
 衝撃の告白
 元巡査長の供述
 迷走する捜査

第2章 悪夢、再び
 実行犯は誰か?
 トップ交渉

第3章 捜査線上に急浮上した男
 銀行襲撃
 空白の30年
 敵の首領、倒れたり

第4章 謎に包まれた老スナイパー
 「否定も肯定もしない」
 刑事VS.老スナイパー
 共犯者の“影”
 「私が長官を撃ちました」

第5章 取調室の攻防
 合同捜査班の立ち上げ
 供述調書をめぐる攻防
 自供
 特殊な拳銃に希少な実弾

第6章 そして、アメリカへ
 特殊工作員の足跡を辿る旅
 アメリカでの地下活動の実態

第7章 動機
 複雑で謀略的な大義
 “秘密の暴露”塩漬け

第8章 幻の男
 老スナイパーの本質

第9章 「~神よ もう十分です・・・」

最終章 告発の行方
 隠された意図
 特捜検事の登場
 フェデラル社で判明した事実
 鉢植えはあった!
 名簿の中身は
 東京地検特捜部長の会見

エピローグ ゲバラになれなかった男
 光と闇

参考資料① 中村が捜査当局に提出したものに一部を書き加え、筆者に送ってきたもの
 長官狙撃事件について供述するに至った経緯
参考資料② 事件関係年表
参考資料③ 現場見取り図と中村の貸金庫の開扉状況一覧

解説 立花隆



本書は平成7年3月に起こった警察庁長官狙撃事件を扱ったノンフィクションである。
当初、この事件の犯人はオウム真理教の信者ではないかという話を聞いた覚えがある。
元警察官の信者がやったのだとか・・・そんな話も聞いた覚えがあるが、その後どうなったのだろう?
結局、犯人は検挙されずに時効を迎え「未解決事件」となった。

ところが、「自分が撃った」と名乗りを挙げた人物がいたのだそうだ。
犯人しか知りえないことも知っている・・・ということがいくつもあるとなると・・・この人が犯人だよね?
・・・と、なるのだが、そうそう簡単な話ではなかったことに問題がある。
警察内部での確執である。
公安部はオウム真理教が犯人と見ており、刑事部は、この証言者が犯人と、2つに別れた・・・
この事件は公安部が主導した捜査だったためか、結局、迷宮入り・・・
どうも、このあたりが、なんとも怪しい・・・
「ミスリード」とか「間違った見込み捜査」という単純な話ではなさそうな気がするが・・・(汗)
戦時中も、組織のメンツ、個人のメンツのため、誤った作戦で多くの兵を失い、戦いにも負けた・・・
“エリート官僚”のやることは今も昔も変わっていない。
過去の教訓を活かしていない・・・いや、多分、わかっていても、わざと活かさないのだろう。

「自分が撃った」という男の話の裏付けをとり、検証しながら特定した、この本・・・
この本が世間に出ても警察は当初の方針を変えぬまま犯人検挙に至らなかったのだから・・・呆れるというより、そこまで意地を張るとは大したものだと感心する。
たぶん、困るんでしょうね・・・本当の犯人が出てきちゃうと・・・(苦笑)

撃たれた長官は、瀕死の重傷を負ったが、2ヵ月半後には公務に復帰した・・・
この時のことをテレビのニュースを見ていて意外に思ったことを覚えている。
犯人が使用したのは、ホローポイント弾という銃弾だったはず。
この特殊で強力な銃弾を3発も受けながら即死しなかったとは、驚きである。
しかも2ヵ月半で退院とは・・・(汗)
あの時の違和感は今でも覚えている。
本書では触れられていないが・・・・何か裏があるんじゃなかろうか?
そこに首を突っ込んだら大変なことになる・・・
誰も、“そこ”は書かないだろう。
本書を読みながら、自分で推理するしかない。


今年の読書:19冊目

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読書 | 10:48:32 | Comments(0)
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