■プロフィール

野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
57歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

■最近の記事
■月別アーカイブ

■カテゴリー
■FC2ブログランキング
■ブロとも申請フォーム
■最近のコメント
■小さな天気予報


-天気予報コム- -FC2-

■ブログ内検索

■リンク
■RSSフィード
■FC2カウンター

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
『防衛省と外務省』
防衛省と外務省 歪んだ二つのインテリジェンス組織 (幻冬舎新書)防衛省と外務省 歪んだ二つのインテリジェンス組織 (幻冬舎新書)
(2013/05/30)
福山 隆

商品詳細を見る


まえがき

第1章 知恵なき国は滅ぶ

 すべては情報が決する
   「情報」を制する者は天下を制す
   インテリジェンス機関は国家の「防寒着」
 インテリジェンス機関はどう変わってきたか
   第二次大戦前までは対外インテリジェンス機関を持たなかったアメリカ
   敗戦と同時に「厚いコート」を脱いだ日本
   戦後の対外インテリジェンスを担った外務省
   軍事インテリジェンスはアメリカ頼み
   アメリカの戦略で動いた日本の「戦後レジーム」
   アメリカは日本が再び「強い国」になるのを恐れている
   目のない鷹、耳のない兎
   日本は望遠鏡でアメリカを、アメリカは顕微鏡で日本を見ている

第2章 二つのインテリジェンスー軍事と外交

 軍事と外交の担うインテリジェンスの違い
   憲法9条と安保条約という2本の手綱
   「軍事」と「外交」は車の両輪
   リヒャルト・ゾルゲとジョージ・ケナン
   「個人プレイ」の外交、「組織プレイ」の軍事
   「ピンポイント爆撃」を可能にする軍事インテリジェンス
 足の引っ張り合いは情報機関の宿命
   情報収集手段によるインテリジェンス活動の分類
   ヒューミントの長所と短所
   国のトップに褒められたいという性(さが)
   韓国におけるKCIAとKCICの主導権争い
   複数の情報機関をいかに統括するか
   「警察の出先機関」としか見られない内調
 防衛省VS外務省
   防衛庁へタイムリーに届かなかった外務省からの情報
   安全保障以外の分野では実現していない「外交の一元化」
   米軍再編の経緯と外務省の方針
   米軍再編に取り組んだ守屋事務次官の考え方
   防衛・外務両省、対立の現実と課題

第3章 軍事インテリジェンスとは何か

 軍事と外交、「力仕事」の性質の差
   私が外務省で「便利」だと思われた理由
   知りたいことの95%は「公開情報」だけで解明できる
   外務官僚の「個人プレイ」の凄まじさ
   世界的規模でラジオ放送を受信・翻訳するアメリカ
 軍事インテリジェンスは何のためにあるのか
   軍事インテリジェンスの「究極」の目的
   無数の「塵」を積み上げた「山」の頂上に答えがある
   静態情報と動態情報
   あらゆる階層で「情報部隊」を持つ軍事インテリジェンス組織

第4章 地政学から見た日本の危機

 アメリカという国家の本質
   自国の運命をゆだねる“アメリカ”を知らない日本人
   アメリカの主導権を握る民族の変遷
   アメリカという国家・社会の「主人公」は変わる
   「西」への衝動
   揺籃期に育まれた二つのDNA
   アメリカの特異な精神性
 徹底的にコントロールされている日本
   日米の情報格差
   ジャパン・ハンドラーズの正体
   米中情報戦に利用された尖閣諸島問題
   世界の流れは「太平洋の季節」
   いつまでも日本をコントロール可能な国に
   米国の凋落と中国の台頭
   日本は米中覇権争いの焦点
   パワーバランスは危険ゾーンに移行している

第5章 これからのインテリジェンス

 やられ放題の日本
   戦前、戦中
   戦後から今にいたる現実
   民間企業も大学もやられ放題
   情報の世界は“性悪説”の世界
   かつて日本はインテリジェンス大国だった
   副作用を覚悟しても服用すべき薬がある
 日本は生き残れるか
   3・11-戦争に匹敵する事態
   独裁的な権力を発動しなければならないのが「危機」
   日本人の民族としてのアイデンティティ
   イスラエルの民族的ロイヤルティ
   私たちは変われるのか

あとがき



「情報」の重要性は、太平洋戦争で散々わかったはずなのだが・・・
その反省をしているとは、とても思えないのが現在の日本・・・という気がする。
国益より省益のほうが優先されるのか、“縄張り根性”が強すぎるのか・・・
情報収集と分析、活用がうまくいっているとは思えない。
ここは、それぞれの壁を取り除いて・・・と言いたいところだが・・・
そういう「心の広い」人が官僚になるはずもないから無理かも。(笑)
これは役所に限った話ではあるまい。
民間企業も同様である。
業界全体のことを考えるなんていう人は少ない。
業界団体の役員をしていても、業界のことより自分の会社の利益のことしか考えない人が多い。
となると・・・
これは“日本人”全体の問題ではなかろうか?

基本的には「次回、戦争するときは必ず勝つ」という精神が欠如しているからに違いない。(苦笑)
「二度と戦争はしません」と言っているのだから、何が起ころうと他国から何をされようと、何もしないで“座して死を待つ”のだからインテリジェンスなんて真剣に考えるわけがない。
今度こそ勝たねば・・・今度こそ負けないようにするには・・・と思えば、インテリジェンス機関の必要性は痛感するはずである。

随分昔に「日本版CIA」の構想の話を聞いた覚えがある。
私が大学生の頃だったろうか?
そうなると・・・30年以上も前の話となるが・・・(唖然)
あれから、日本のインテリジェンス機関はどうなったのだろう?

国家の存亡より自分の役所の存亡のほうが重要課題ではねぇ~(汗)
“世界最強の情報機関”の設立なんかは無理かも。(苦笑)
そいういうところが、つねに国家の存亡の危機にさらされているイスラエルとは違うところだろう。
「平和ボケ日本」万歳!・・・ということになるか・・・

著者は、防衛省と外務省の二つのインテリジェンス機関を“正しく”構築しなおすべきだと提言している。
まさしく正論であるが・・・
日本人全体が“インテリジェンス”に対する正しい認識を持たねば難しいような気がする。
多分、ダラダラ・・・ズルズルと何も変わらぬまま時間だけが過ぎて行くのではなかろうか?(大汗)


今年の読書:3冊目

スポンサーサイト


読書 | 14:17:02 | Comments(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。