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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
56歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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『真珠湾の不時着機』
真珠湾の不時着機―二人だけの戦争 (河出文庫)真珠湾の不時着機―二人だけの戦争 (河出文庫)
(1997/12)
牛島 秀彦

商品詳細を見る


Ⅰ 被弾ーニイハウ島不時着
     『飛龍』を発進!真珠湾へ
     「ト、ト、ト・・・・」全軍突撃セヨ
     僚機の自爆
     エンジン不調

Ⅱ ニイハウ島と日系二世ハラダ
     開戦を知らぬ島
     ハッピイ・ファミリイ
     降ってきた災難

Ⅲ 二人だけの戦争
     あのプレーンさえ来なけりゃあ
     急報の裸馬
     拳銃奪われる
     反感示すハワイ人
     「潜水艦が救助にくる」
     見殺しにできない
     「ジャップのスパイ!」
     監視の目
     説得工作は失敗
     銃を手に“脱出”
     群衆からの投石の雨
     二人の死

Ⅳ ウメノ・アイリーンの戦争
     スパイ容疑で逮捕
     はじめて夫の死を知る
     サンドアイランド収容所
     捕虜第一号

Ⅴ 戦いは終わらず
     つくられた軍神
     「戦国美談」誕生
     誤解された日系人
     疑心暗鬼
     日系二世部隊
     保釈後もつづく厳しい世間の目
     戦後十年、全貌を知る飛行士の故里
     抱かれた遺骨

あとがき

河出文庫版あとがき

解説 歳月を超えて語り伝えること (猿谷 要)



昭和16年12月7日(現地時間)、真珠湾攻撃の日、1機の零戦が被弾してハワイのニイハウ島に不時着した。
ハワイに、そんな島があるのかと誰もが不思議に思うだろうが・・・
個人所有の島だそうで、今でも、その島は存在している。(笑)
この島に不時着したのは、空母『飛龍』から飛び立った零戦、第2小隊2番機の西開地重徳・・・
そして、このロビンソン家所有の島に日系二世の家族が住んでいた。
ハラダ・ヨシオ家族である。
1機の零戦が不時着したために、このハラダ家の運命は大きく狂うことになる。
本書の副題「二人だけの戦争」は、この西開地と日系二世のハラダを指す。
彼ら2人は全島民を敵に回し・・・・12月13日、死亡した。
その最期については諸説あるという。
話は、これだけでは終わらない・・・
戦後のハラダ家・・・・
奥さんと子供達の苦労・・・
もし、あの日に零戦が不時着しなければ・・・
ハラダが零戦搭乗員の西開地を助けなければ・・・
という思いは強かっただろうなぁ~

日本海軍首脳部は、万が一不時着することになった場合の不時着地にニイハウ島を指定していたという。
必ず救出すると言っておきながら、結局、救出には来なかった。
西開地は日本海軍に見捨てられたことになる。
そして、敗戦国日本は、その後の経済成長で裕福になったにもかかわらず、ハラダ一家に対して何もしていない。
何の恩返しもない・・・
ハラダ氏の奥さんは、1990年過ぎ(詳細不明)に他界したようである。
子供達はアメリカ本土に移住し、奥さんだけが一人、ニイハウ島に住み続け、孤独の中でこの世を去ったそうである。
なんとも悲惨な話である。

この真珠湾攻撃の「もう一つの戦史」に光を当てた本書は貴重だと思う。
よくぞ取上げてくれた、よくぞ取材してくれたと胸が一杯になった。

西開地の零戦の残骸は、今はハワイの太平洋航空博物館にジオラマ展示されている。
ここには2度行って実際に見学させてもらったが・・・
二人の写真も展示して、しっかりと説明板も設置されている。

多くの日本人観光客がワイキキビーチなどで遊んでいるが・・・
是非、ここに足を運んで見てもらいたい・・・
二人のことを知ってもらいたい・・・と思う。



今年の読書:1冊目

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読書 | 23:39:28 | Comments(0)
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