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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
57歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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『ハリマオ』マレーの虎、六十年後の真実』
ハリマオ―マレーの虎、六十年後の真実ハリマオ―マレーの虎、六十年後の真実
(2002/03)
山本 節

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第1章 マレーの盗賊

はじめに
ハリマオの誕生
マレー移住
福岡での小学校時代
再びマレーへ
兵隊検査の帰国
福岡の会社勤務時代
妹静子の虐殺事件
家族の帰国
復仇の執念
再びマレーへ
マレーの家族
豊の結婚
盗賊への変身
ハリマオ=マラユ(マレーの虎)の誕生
小川平とハリマオ
増殖する噂
福丸すみの手紙
トレンガヌ州追放
日本企業も標的に
マレー官憲のハリマオ追跡
滝川虎若医師とハリマオ
滝川虎若の医歴

第2章 特務機関 F

豊、バンプーに現る
チェ=カデ発見の経緯
日吉亨の来歴
「チェ=カデ回想録」
美男の評判
豊とチェ=カデとの邂逅ー「チェ=カデ回想録」による
盗賊の噂
森才太郎とハリマオ
田村浩大佐とハリマオ
神本利男の経歴
神本利男と豊
開戦前夜の豊の活動
豊、チェ=カデを勧誘す
チェ=カデ、豊と共同す
ニ=ジョ女と豊
藤原機関(F機関)の結成
機関長藤原岩市少佐の軍歴
藤原機関とハリマオとの接触
ハリマオの写真と手紙
神本利男とラーマン
マレー上陸作戦ーコタ=バルの状況
タイ上陸作戦ーパタニの状況
瀬島正比呼医師の活動
芝浩の活動
開戦時の豊とチェ=カデ
チェ=カデの逃避行と逮捕
タイ警察の日本人殺害
豊の逃避行と逮捕
急転直下の釈放
藤原機関、実働に入る
豊、日本軍に合流す
チェ=ミノとの別離
戦線へ
ヤラでの再会、新しい部下
新たな部下の参加
マレー国境へ
豊ら別働開始、山岳に入る
チェ=カデ、豊と訣別す
チェ=カデ、バンプーに帰還す

第3章 マレー・シンガポール作戦

佐伯部隊、英軍ジットラ陣地を抜く
藤原機関・I I Lの活動
豊、英軍の貯水池ダム爆破を阻む
豊、ペラッ河大鉄道橋を目指す
インド人将兵とモーン=シン大尉
國塚一乗少尉、藤原機関に入る
日本軍ペラッ河を渡る
カンパルの戦闘
日本軍のマレー西海岸海上機動
藤原機関の激務
I N Aの創設、モーン=シン大尉の決意
I N Aの宣伝活動
ペラッ河渡河以後の豊の活動
マラリアの発病
豊、マレー人義勇軍に帰順勧告す
豊、藤原機関長と対面す
山口源等中尉の軍歴
ハリマオの部下
石川義吉、ハリマオと邂逅す
石川義吉、藤原機関入りの経緯
トロラッ・スリムの戦闘
日本軍、スリムに勝利す
佐々木賢一兵長、山下司令官に随伴す
佐々木賢一兵長の履歴
藤原機関・I N A、最前線へ
クアラ=ルンプール陥落、インド人将兵の飛行場修復
豊、ゲマスに到着す
ゲマスにおける豊の活動の真否
バクリの戦闘
藤原機関の激務続く
豊の動向
東海岸における藤原機関員の活動
藤原機関長、インド政策を上申す
第5師団ジョホール=バルへ
第18師団主力のマレー上陸と前線追及
近衛師団ジョホールーバルへ
藤原機関員ビルマへ
英軍シンガポールへ撤退す
シンガポール作戦開始
英軍の反攻
國塚一乗少尉・モーン=シン大尉・プリタム=シン、ジョホール水道を渡過す
ブキ=ティマの激戦
藤原機関の活動
ハリマオ重態の報
英軍降伏、シンガポール陥落
第25軍の戦後処理
ファラ=パークの大集会、インド国民軍5万の誕生
東京会談に向けて
豊、シンガポールの病院へ転ず
谷山樹三郎少尉、豊に邂逅す
谷山樹三郎少尉の軍歴
豊の母への手紙
度重なる転院

第4章 ハリマオ神話の誕生

鈴木茂一等兵、タントクセン病院にて豊に邂逅す
鈴木茂一等兵の軍歴
藤原機関長、豊に官吏登用の報を伝える
豊、危篤に陥る
同郷人富永義成、タントクセン病院で豊の死を知る
豊の死と埋葬
藤原機関長、豊の訃報に接す
豊の手紙、家族に届く
藤原機関の解散
山口源等中尉のその後
神本利男機関員のその後
モーン=シン大尉のその後
藤原機関長、豊の遺族と会見す
藤原談話の新聞報道とハリマオ神話の誕生
藤原機関長記者会見の事情
ハリマオ神話の拡散
大林清『マライの虎』における豊の最期
報道班員大林清のマレー戦線従軍
藤原岩市機関長のその後
残された人々
マレーの虎、故山に眠る

幻像と真実とーあとがきにかえて



この本はマレーシアに行く前に読むべきだった・・・(笑)
マレーシアから帰ってきてから読んだのでは意味が無かった・・・と後悔・・・

それにしても本書はすごい・・・
著者の綿密な調査には脱帽である。
伝説の「ハリマオ」・・・谷豊(たに・ゆたか)の足跡を辿る。
読んでいてワクワクする。
谷豊を実際に知る人物にも取材をしている。
今では、もうこのような証言は得られないだろう。
貴重な記録である。

ショックなのは、谷豊の虐殺された妹の遺体の写真・・・
華僑の暴徒に首を切断されて殺されたそうだ。
風邪を引いて寝ているところを襲われ、犯人はその首を持って町の中を走り回っていたという。(汗)
その後、その首を取り戻し、胴体と首を縫い合わせて元の姿に戻した、この少女の写真が本書に掲載されている。
なんとも痛ましい姿である。
谷豊でなくても、私も妹を虐殺されたら、盗賊にでもなって中国人を襲ってやろうと思うよなぁ~

谷豊は「ハリマオ」と呼ばれた“大盗賊”の親分・・・というのが一般的に広まっている話しだが・・・
本当は、どうだったのだろう・・・という実態に迫ったのが本書・・・・
非常に読みやすく、話もわかり易い・・・

本書で出てくる人物で、「藤原機関」の機関長・藤原岩市氏には、私が大学生の時に私的な講演会でお会いしたことがある。
インド独立運動についてお話をされていたと思うが、ハリマオ(谷豊)に関する話も出てきたはずだが、全然記憶に残っていない・・・(涙)
“あの”藤原さんだ!・・・とワクワク・ドキドキして真剣にお話を聞いたんだけどなぁ~
あれほど真剣に一言も漏らさぬようにと必死になって講演を聴いたのは、我が人生の中で、たった一度だけ、あの時だけだったんだけどなぁ~(大笑)
あのころは、「ハリマオ」と聞いてもピンと来なかったから記憶に残らなかったのかもしれない・・・
30年も前の話しだからなぁ~
頭が悪いから忘れちゃったのか?
藤原氏は、あの講演から2年後にこの世を去られている・・・・

この本は本当に「60年後の真実」である・・・
ただの宣伝文句ではない・・・
いい本である。



今年の読書:39冊目

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読書 | 01:36:03 | Comments(0)
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