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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
57歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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『最期のフィリピン戦記』
最期のフィリピン戦記―フィリピン死の行軍 国破れて人の命の尊さを知る最期のフィリピン戦記―フィリピン死の行軍 国破れて人の命の尊さを知る
(1991/12)
井伊 正光

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はじめに

第1章 歌子への恋と召集令状
       恋人に会うために料亭通い
       歌子とともに仙台第2師団へ
       ほかの兵隊の恋文を読まされる
       銃取り替え事件
       5・15事件と父との奇妙な関わりを話す
       召集解除の朗報に喜ぶ
       再度召集令状が届く
       下関の女将・麗子さんとの噂
       下関出帆、フィリピンへ

第2章 戦地フィリピン上陸
       カリフォルニア米と手強いステーキ
       魚雷の正体はイルカだった
       ギターと三味線とマロリンさん
       悲劇のレイテ島派遣部隊へ志願した戦友
       「命大切に」の寄せ書きをくれたマロリンさん

第3章 USPの攻勢で戦況悪化
       米軍の使役に回ったほうがいいと言う現地人
       平和農園で自給自足の農作業
       現地人と間違われて助かった兵隊
       ねずみ花火爆弾で逃げ回る日本兵
       かた焼きパンをくれたベンハーメンさん

第4章 地獄のマンダラガン山
       手榴弾で魚をとる暢気な海軍兵
       家に招いてくれたリラーさん
       蛋白源は蛇、カエル
       ジャングルの中をひたすら転進
       敵戦車のキャタピラ音に怯える
       敵の缶詰とパンをもち帰る
       病兵に自決を促す上官

第5章 敗戦そして捕虜に
       敗戦を喜んだ兵隊
       大便と小便を別々にしろと言う米軍将校
       威張り出した捕虜将校
       病人は帰還が遅れる、のデマ

第6章 祖国日本へ
       はじめて知ったフィリピンの島々の美しさ
       船室で米兵と花札
       一等兵が将校を背負い投げ
       富士山が見えた!

第7章 国破れて山河あり
       風呂の湯で皮膚がピリピリ
       東京の焼け野原に立つ
       英霊への供養を誓う



来年の1月にフィリピンへ行く予定・・・
セブ島、ネグロス島、ミンダナオ島の3つの島を巡る予定であるが・・・
ミンダナオ島以外の2島は始めて訪問するので、ちょっと関連する本を読んでおこうと思い本書を購入した。(笑)

著者名は井伊正光と書いて「いい・かみひこ」と読むのだそうだ。
普通ならば正光(まさみつ)だろうが・・・
何かの間違いじゃなかろうか?・・・と思うほどである。
どう見ても「かみひこ」とは読めないと思うんだけど・・・・(大汗)

本書は、この著者の体験記・・・
『最期のフィリピン戦記』と仰々しい題名が付いているが、内容は、それほど戦闘の記録が載っている訳ではない。
著者以外の登場人物は全て仮名である。
こうなると、部隊名、陣地名は、どうなのかと心配になる。
当時の状況を知った上で、現地に行こうというのに、すべてが仮名では意味がなくなってしまうからである。

筆者は仙台で召集され、仙台第2師団の「東部第31部隊」に入隊した。
「東部第31部隊」とは通称号であろう。
仙台第2師団の補充部隊だと思われるが、入隊後、自動車中隊に配属となる。
(この部隊の正式名称は不明)
そして、フィリピンに渡り、第102師団に配属となり、「師団司令部に入った」というから、司令部直属の輜重(=輸送を担当)部隊だったのだろうか?
フィリピンに渡ってからは、パナイ島、セブ島、ネグロス島を転戦したという。
もともとが輜重兵だそうなので、歩兵のような戦闘の専門家ではない。
「転戦」と言っても戦いに明け暮れていたというより、警備につく・・・という程度だったようである。
本書では各島の当時の状況などが少しだけだが書かれているので来年の旅の参考になるだろう。

著者は師団司令部経理部に所属していたようで、ネグロス島で終戦を迎える。
このころは、どこの戦線でも同じだろうが、敵との戦闘というより敗走である。
ネグロス島の話は、敗走の思い出と、捕虜収容所での思い出話が主体・・・ということになる。

『最期のフィリピン戦記』というのは、ちょっと題名が大げさすぎたようである。
この題名に下手に期待するとガッカリするかも・・・

個人の戦争体験記なので、当時のセブ島、ネグロス島の全体の様子を知ることは出来ないが、少しは参考になった。



今年の読書:64冊目

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読書 | 23:21:17 | Comments(1)
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2014-09-20 土 06:39:06 | | [編集]
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