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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
57歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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『哲学は人生の役に立つのか』
哲学は人生の役に立つのか (PHP新書)哲学は人生の役に立つのか (PHP新書)
(2008/10/16)
木田 元

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はじめに

序章 「幸福」なんて求めない
     「身の丈に合った幸福」を見直す日本人
     私が「幸福論」を嫌いな理由
     衣食足りて「幸福」「品格」を欲す
     「幸福」について考えた哲学者たち
     人間は技術をコントロールできない
     科学は人類の理性がもたらしたという誤解
     技術も資本も人間にとって不気味なもの

第1章 混乱の時代を生き抜いてきた
     勉強好きでなかった子ども時代
     制服に憧れて海軍兵学校へ
     まったく当てのないまま東京に
     テキ屋に拾われる
     こっそりテキ屋を逃げ出す
     18歳で家族5人の生活を支える
     闇屋で1年分以上の生活費を儲ける
     悶々とした生活の中で
     とりあえず農林専門学校に入る
     父の帰国で闇屋稼業から解放される

第2章 思いきり悩み、迷えばいい
     なにをやったらいいかと悩む
     ドストエフスキーを手当たり次第に読む
     「少年倶楽部」から大衆小説までの読書体験
     ドストエフスキーからキルケゴール、ハイデガーへ
     『存在と時間』を読みたいというだけで大学へ
     若いうちは、まわり道をしたほうがいい

第3章 頭より体力が基本だ!
     若いうちに体を鍛える
     日ごろの体力づくりでガン克服
     体力がないと勉強もつづかない
     9ヵ月間、大学受験勉強に集中する
     英単語6千語を覚える勉強法
     繰返しやれば暗記できる
     4週間で語学をモノにする方法
     ハイデガー『存在と時間』を原書で読みはじめる
     語学学習は短期集中がいい

第4章 哲学者だって女性に惑った
     「エロス」と「アガペー」の「愛」について
     半世紀にわたるハイデガーとハンナ・アレントの恋愛
     時代の中で輝いていたハイデガーの魅力
     ハイデガーのアリストテレス解釈
     性格は悪いが、思想はすごいハイデガー
     ニーチェとルー・ザロメの恋愛
     妹・エリーザベトと偽書『妹と私』
     ニーチェの思想とエリーザベトとの近親相姦
     キルケゴールとレギーネの恋愛
     哲学者には、なぜ結婚しない人が多いのか

第5章 人生ずっと、まわり道
     哲学の森の中へ迷い込む
     卒業論文はカントの『純粋理性批判』
     ヘーゲル『精神現象学』の面白さ
     東京移住と『存在と時間』暗中模索時代
     フッサールで最初の公刊論文
     メルロ=ポンティを読む
     現象学の系譜~ハイデガーとメルロ=ポンティ
     メルロ=ポンティを翻訳する
     70年安保闘争時代に『現代哲学』『現象学』を出版
     読みはじめて33年でやっとハイデガーを書く
     まわり道してきたから分かってきた
     『存在と時間』はハイデガーの主著か?
     30年以上つづけてきた哲学の「読書会」

第6章 遊びも一生懸命
     哲学の勉強も遊び
     麻雀と碁に凝った時代
     酒もずいぶん呑んできた
     好きな映画は1940~50年代の作品
     音楽はモーツァルトから、ちあきなおみまで
     詩歌は俳句、短歌から現代詩まで
     小説類は乱読・雑読
     寝る前に読むミステリの楽しみ
     論文書きに切羽詰るまでミステリ三昧

第7章 好きなことをして生きる道
     「やりたいことが見つからない」と言う若者たち
     親は黙って見ていればいい
     人間、迷うのが当たり前
     「自分らしく生きる」ことの意味
     ニートは「モーツァルト型」の人間
     「働かなければいけない」という思いこみ
     フリーターやニートの子どもを持ったら・・・・
     なぜ働かなければいけないのか
     好きだからこそ能力が身につく

終章 死ぬための生き方
     「哲学をすること」は死ぬことの練習だ
     親友たちを見送りながら
     生き方も死に方も立派だった父



本書の題名にもある「哲学は人生の役に立つのか?」は私も以前から思っていた言葉である・・・
哲学なんて役に立つのか?(笑)

著者は、元・海軍兵学校出身者・・・
戦後、テキ屋に拾われる。(笑)
その後、闇屋稼業で儲けたり・・・
はぁ?・・・である。

なんと変わった経歴の持ち主か・・・
そういう人が哲学者になったんだから、この話が面白くないわけがない。(笑)

どの章も面白くわかりやすい・・・
「幸福なんて求めない」・・・そう、私も求めたことはない・・・
語学の勉強法などは、なるほどねぇ~とは思うが、これはかなり頭が良くないと出来ないんじゃなかろうか?(笑)
参考にはなるけど・・・私には実行不可能のような気がする。
「好きなことをして生きる」・・・・もう、すでに私はしちゃっていますが・・・
これがいつまで続けることができるやら・・・(笑)
「なぜ働かなければいけないのか」・・・そう、私も思うのです。
もう7年も働いていない(大笑)、私はそう思うのです。(大笑)
「死ぬための生き方」・・・これは私の子供の頃からのテーマです。
私の場合は、自分の納得行く死に方をするためには、普段からどういう生き方をすべきか・・・なのですが・・・
「哲学をすることは死ぬことの練習だ」には驚きました。
哲学は死ぬ事の練習なのか????
なるほどねぇ~・・・・

と・・・読みすすめていくと・・・
もしかして私も“哲学者”なのではあるまいか?
哲学的人物なのではあるまいか?
などという勘違いを起こしそうになります。
で・・・
「哲学者には、なぜ結婚しない人が多いのか」と来れば、おお、私も独身を通しているし・・・
ますます、私は“哲学者”だな・・・などと勘違いを起こすほどで・・・
なんとも読んでいて面白い。(笑)

著者はハイデガーに惹かれ、ドップリと浸かった方のようです・・・・
哲学なんて、難しい言葉をこねくり回して、面白くないと思っていたのですが・・・
考えてみると、これも“哲学”、あれも“哲学”か?(笑)
哲学という学問となるとなんとも面白くないが、“哲学的考え方”ならば、なんとか判りそうな気もしてくるのです。
う~ん・・・これは何だろう?
嫌いな哲学が少々氷解したのかな?

著者が語る「まわり道人生の愉しみ」・・・・
私も“まわり道”には同感です!(笑)
しかし、著者と私の違いは、まわり道した挙句、どこに辿り着いたかで・・・(大笑)
著者は論文を発表するような学者さんになりましたが・・・
私はいまだに“プータロー”(大笑)

本書にも登場するハイデガーとその著書『存在と時間』・・・
どういう人で、どういう本なのだろう・・・・
ちょっと興味が湧いてきた・・・
それだけでも、かなりの進歩かな?(笑)

哲学という学問が人生に役に立つかどうかはわからないが・・・
“哲学的な考え方”は役に立つかも・・・(笑)

なかなか面白い本だった。



今年の読書:63冊目



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読書 | 09:52:47 | Comments(0)
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