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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
57歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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『日本の「情報と外交」』
日本の「情報と外交」 (PHP新書)日本の「情報と外交」 (PHP新書)
(2012/12/16)
孫崎 享

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はじめに

新書版の序にかえてー尖閣問題で岐路に立つ日本外交
  丹羽駐中国大使の判断は正しかった
  「いつか来た道」を繰り返すのか

第1章 今日の分析は今日のもの、明日には豹変する
~イラン・イラク戦争(1980~88年)
  ミサイル防衛のセミナー
  ハンチントン教授宅のカクテル・パーティー
  ミサイル攻撃の標的に
  誰も戦争終結を望まない
  バスラ日本人会からの要請
  「イラクはどこまで攻め入るか」
  イラン・イラク戦争の教訓
  オバマはいかにして大統領を勝ち取ったか

第2章 現場に行け、現場に聞け
~NATOのベオグラード空爆(1999年)
  英国外交官Aの蹉跌
  ペンコフスキー事件
  モスクワ大学で本は読まなかった
  命がけだった情報収集
  なぜスパイを送るか
  なぜ小説を読むか

第3章 情報のマフィアに入れ
~オイルショック(1973年)
  石油危機のメッセージを見逃す
  『フォーリン・アフェアーズ』誌の意義
  小泉首相の対北朝鮮外交への警告
  モニカ・ルインスキー事件の真相
  松阪牛と青森リンゴ

第4章 まず大国(米国)の優先順位を知れ
~ニクソン訪中(1971年)
  ハーバード大学メイ教授の教え
  ベルリンの壁の崩壊を予測した人々
  ブッシュ(父)大統領の沈黙
  ニクソン訪中とベトナム問題
  外務省南東アジア1課の炯眼
  イスラム革命の闇
  なぜ米国はシャーを見放したか

第5章 15秒で話せ、1枚で報告せよ
  伝達こそ情報の核
  米国大統領のブリーフィングペーパー
  1970年8月、ワシントンD.C.

第6章 スパイより盗聴
~ミッドウェー海戦(1942年)
  米国のミッドウェー海戦勝利の要因
  ロスチャイルド家の大儲け
  エリツィン革命の舞台裏
  日本の傍受能力
  日本独自の情報衛星を保有せよ
  大統領と駐日大使の力比べ

第7章 「知るべき人へ」の情報から「共有」の情報へ
~米国同時多発テロ事件(2001年)
  予測されていた9・11同時多発テロ
  「9・11委員会報告」
  「要旨電報」制度
  「これはいったい何だ」

第8章 情報グループは政策グループと対立する宿命
(かつ通常負ける)
~湾岸戦争(1991年)
  駐イラク米国大使館次席ウィルソンという男
  ウィルソンのブッシュ(息子)大統領批判
  2008年、イラン攻撃をめぐる戦い
  評価されていた日本の資金協力

第9章 学べ、学べ、歴史も学べ
~日米貿易摩擦(1990年代)
  米国、日本への経済スパイを決意
  米国情報機関の対日工作
  「北方領土問題」再考
  諜報を学ぶ

第10章 独自戦略の模索が情報組織構築のもと
  情報機関との交わり
  敗戦と情報機関の崩壊
  インテリジェンスとは何か
  いま、軍事面でインテリジェンスを必要としているか
  いま、外交面でインテリジェンスを必要としているか
  情報機関とは何か
  CIA・MI6(スパイ)とFBI・MI5(防諜)の違い
  情報機能を強化するために

新書版あとがき~リーダーは「空気」を読んではいけない



本書の最初に出てきた話・・・・
「丹羽駐中国大使の判断は正しい」には驚いた。
尖閣問題における丹羽大使の発言は正しいと筆者は言う。
丹羽大使って、媚中派の国賊、売国奴だと思っていたのだが・・・(笑)

本書の著者は元外務省の官僚である。
外務省の国際情報局長をされていた方で、駐イラン大使や防衛大学校の教授もされた方だそうである。。
でも、外務官僚だからなぁ~(笑)
あの、外務省にいた人でしょ?(大笑)
どうなのかなぁ~・・・とついつい斜に構えて見てしまうのである。

「相手を刺激しないようにしましょう」が“外交”というなら、丹羽大使の言っていることは正しいだろう。
「何をされても黙っていましょう。見て見ぬふりをしましょう。我慢しましょう」が正しいかどうか・・・
かといって、やたらと強がっても裏付けとなるもの(たとえば軍事力、法整備)がなければ、これまた問題である。(笑)
粋がった挙句、最後に「ゴメンなさい」では、さらに国益を損ねることになるだろう。

本書を読んでいて、「これは官僚の論理だよなぁ~」と思う点もあるが、「まさしく、その通り!」と思う点もある。
こういうのが難しいところで・・・・
だから、一方的に“決め付けて”はならないと思うのである。
とは、わかっちゃいるけど・・・斜に構えるのがなかなか治らない自分がいたりするわけで・・・(大笑)
なんとも困ったものである。

現在、外務省内での情報機能や政策企画機能が低下しているそうで・・・
なるほどねぇ~と勉強になる。

全体的というか、総論というか、“理屈”では、その通りと思うのだが・・・
「尖閣問題」のような個別の案件に関する考え方では首を傾げてしまう部分もないこともない。(笑)
が・・・総体的には勉強になる本ではないかと思う。


今年の読書:56冊目

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読書 | 00:06:02 | Comments(0)
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