投稿日:2013-09-10 Tue

山梨大学「赤レンガ館」
(歴史)
「赤レンガ館」は、明治42年(1909年)4月、歩兵四十九連隊(通称甲府連隊)の食糧庫として使用が開始され、他の建物が取り壊された後も教育人間科学部附属中学校舎の一部として使われてきました。
平成10年(1998年)、大雪のため建物の一部が破損したのを契機に保存の機運が高まり、耐震工事をした上で、平成14年(2002年)、当時の面影を残したまま改修されました。
(特徴)
明治41年(1908年)頃建設された、間口5間、奥行20間、面積100坪の煉瓦造りの平屋建て建築です。
外壁は、当時としては珍しい「オランダ積み」の組み構造で、甲州煉瓦製造の赤煉瓦を用いてあります。
そのほか、アーチ式の戸口・窓、木軸組トラス構造と日本瓦葺きの屋根を特徴とする、明治期の洋風建築で山梨県内に現存する最大規模の煉瓦建造物です。
(説明板より)
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