投稿日:2013-10-10 Thu
![]() | 英語は絶対、勉強するな!―学校行かない・お金かけない・だけどペラペラ (サンマーク文庫) (2002/12) 鄭 讃容 商品詳細を見る |
日本語版に寄せて
プロローグ
こんなに勉強しても英語が話せないのはなぜだ!?
外国語を第二の母国語にする秘術がある
第1ステップ
1か月でTOEICが200点上がる
赤ちゃんが最初にしゃべること
自国語のように外国語を覚えるのがベスト
「勉強する」という発想をまず捨て去れ!
頭より舌が先に動くまで英語を体になじませる
早くて半年、遅くても1年で英語を完全マスター
英語を第二の母国語にする5つのステップ
6日間続けて、1日休むことが大切
英語が「完全に聞こえる」までひたすら聞く
英語の発音にピピッと反応する耳を育てる時期
自分より少し低いレベルのテープを1本だけ使う
~第1ステップ ノウハウ再点検~
第2ステップ
英語が完全に聞き取れる
聞き取る力が階段状に向上していく
「体になじんだ」英語が元の木阿弥になる危険
絶対、自己流アレンジを加えるな!!!
ピアノに慣れるように英語に慣れる
“ひとりでに発展する”言語の性質を利用する
単語ではなく一つの文章ごとに書き取る
外国語で考え、外国語で話すクセをつける
舌が英語を記憶するまで口になじませる
~第2ステップ ノウハウ再点検~
第3ステップ
生きた英文法が自分のものになる
なぜ、途中で挫折してしまうのか
簡単な語法に慣れるとむずかしい表現も理解できる
言葉は道具、とにかく使い慣れること
いったん耳が慣れればリスニング能力は低下しない
舌に英語が残り、聞こえたとおりに頭に刻み込まれる
言葉が話せなくても博士になれる不思議
外国に住みさえすれば話せるようになるのか?
語学なしに専門性など身につけられない
英英辞典をくり返し引くことで「生きた」英語力がつく
「生きた文法」が身につく英英辞典がある
英語が話したくて舌がむずむずしてくる
「習慣化による体得」方式でしか夢は実現しない
~第3ステップ ノウハウの再点検~
第4ステップ
知らないうちに英語が口からあふれでる!
映画のビデオで生きた日常英語をゲットする
日常生活を通じて言葉と文化の理解も深まる
なにげない場面にこそ文化が宿っている
字幕なしで映画を見てはじめてわかるアメリカ文化
テレビドラマや討論番組も教材にピッタリ
英語を「自動貯蔵」できるレベルに達する
登場人物に感情移入できる「心の英語力」がつく
言葉を通じて文化の違いをどれだけ学べるか
最初から映画のビデオで学んではいけない理由
「よくしゃべること」が論理性と言語力を育てる
言葉は哲学、文化を盛る器である
英語でリアルな感情表現もできる段階
英語が「外国語」から「第二母国語」になる
言葉には「文化的な意味」もある
国内にいても生きた英語が十分身につく
自尊心をもてば英語で堂々と話せる
~第4ステップ ノウハウ再点検~
第5ステップ
ヒャッホー!アメリカ人みたいに考え、話せる!
新聞から知的で幅広い英語力をゲット
第5ステップで完璧な英語がモノになる
ノウハウを勝手に変えると失敗する
すぐれたノウハウの原理は絶対シンプルだ
楽しく接することが英語上達の近道
英語習得に苦労するのはこんなタイプだ!!!
英語を通じてたしかな世界観、文化感を得る
~第5ステップ ノウハウ再点検~
エピローグ
「成熟した社会」への扉を開こう
語学力が夢の実現、人間の成長を助ける
題名が面白かったので、読んでみた・・・
読んだのは、文庫本のほうではなく、単行本のほうだが、多分、内容は同じだろう。
著者は、韓国人である。
韓国で出された本を日本語に翻訳したものが本書・・・
が・・・英語が苦手な事情というのは、日本も韓国も同じようである。(笑)
本書は「韓国№1ベストセラー!」と銘打っているのだが・・・
最近の韓国人はかなりフィリピンへ語学留学をしているのだが、何故だろう?(笑)
“お金をかけない”・・・は、アメリカへの留学ではなく、安いフィリピンへの留学という意味ではないはずなのだが・・・
ベストセラーと言っているんだから、かなりの韓国人が本書を読んでいるはずなのだが、全く正反対の行動をしているように見える。
著者に言わせれば、「だから、いつまでたっても韓国人は英語が話せないんだ」という事になるのかもしれない。
まぁあ、日本でも、その昔、『気配りのすすめ』というのがベストセラーになったが、そのわりには気配りをする人が殆どいない・・・(大笑)
かなりの日本人が読んでいるはずなのだが、気配りをする人を見かけることは殆どない。
どうも韓国人と日本人は、そういうところは思考回路が同じなのかも・・・(大笑)
本書は、教えを請いに来た知人の女性と、英語取得のノウハウを教える著者とのやりとりで話が進むという形。
で・・・彼女は、著者の教えどおりにはやらず、自己流にアレンジして勉強をした結果、TOEICなどの試験の成績が思ったように伸びないと再度相談に来る・・・
と・・・そら、みたことか、俺の言うとおりにやらないからだ・・・となる。(笑)
余計なことをせず、俺の言うことを忠実に守れば英語が出来るようになるんだ・・・という、自信過剰というか、横柄というか、生意気というか・・・(笑)
さすがは、韓国人である!(大笑)
最初からやり直し!全てがムダになった!・・・という調子だから、読んでいてムカつくところも多々ある。(大笑)
本当に著者の言うとおりに、忠実に、真面目に、それだけを信じてやれっていけば、英語が話せるようになるのだろうか?
これは、やってみなくちゃわからない・・・(笑)
が・・・どうも、この生意気さには、従う気が起こらない・・・(大笑)
内容的に、その通り!・・・と思うところも確かにある。
なるほどねぇ~・・・と思うところもある。
が・・・どうもこういう“横柄な態度”は生理的に受け付けることが出来ない。(大笑)
というわけで・・・あくまでも参考程度に・・・・ということにする。
英語取得のヒントにはなる本ではある。
今年の読書:49冊目
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