■プロフィール

野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
57歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

■最近の記事
■月別アーカイブ

■カテゴリー
■FC2ブログランキング
■ブロとも申請フォーム
■最近のコメント
■小さな天気予報


-天気予報コム- -FC2-

■ブログ内検索

■リンク
■RSSフィード
■FC2カウンター

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
園児バスの被災訴訟
東日本震災で幼稚園の送迎バスが津波に飲み込まれ、犠牲となった園児5名のうち、4名の遺族が、この私立の幼稚園を相手取って訴訟を起こした。
求めた損害賠償金は2億6700万円だそうである。

これに対し、仙台地方裁判所は、「最大震度6弱の揺れが3分間も続いたのだから、巨大な津波に襲われるかもしれないと容易に予想できたはずだ」として、幼稚園側に1億7700万円の賠償命令を言い渡した。

え?・・・・うそ・・・唖然である。

これは天災でしょ?(汗)
お子さんを失った遺族のやりきれない思いはわからないでもないが・・・
損害賠償を請求するとは、ちょっとやり過ぎという気がする。
5人の遺族のうち1家族だけが、この訴訟には加わっていない。
その理由はわからないが・・・
“良識”に従ったとすれば、立派な家族だと言えるのではないか?

4:1・・・という比率はそのまま国民の“良識”に繋がるかも・・・
つまり、国民の80%は良識がなく、20%が良識を持っているという比率・・・
妥当なところかもしれない・・・(笑)

「巨大な津波に襲われることは容易に予想できた」というのは本当だろうか?
本当に誰もが“容易に”予想できたのなら、被災地全体で、あれほどの犠牲者は出なかったはずである。

過去に津波による警報は何十回と出ている。
「津波の到着時間は午前6時、津波の高さは30センチ・・・」
はぁ?・・・である。
たった30センチの津波?
それって、どんな津波だ?
普通の波と、満潮と、どこが違うんだろうか?
学術的には、どうのこうのと、区別があるのだろうが・・・それで、「津波」と言っているんでしょうけど・・・
一般人には、数センチから数十センチの「波」を「津波」と言われてはピンと来ないのではなかろうか?
以前から、拙者は、この警報には不満を持っていたのである。
こんな数センチ、数十センチで騒いでいたら、イザという時にはマズイことになるのではないかと・・・
つまり、童話にある「オオカミ少年」の話のようなことが起こるのではないか?
本当に大きな津波が来ると言われても誰も信じなくなるのではないか?

震災当日、海岸に近い我が町でもこういう騒ぎがあった。
「どうも津波が来るらしい」
「3メートルだそうだ」
「いや、5メートルらしい・・・」
「いや、6メートルって言っていたけど・・・」
で・・・・「それ、本当にメートルなの?センチメートルの聞き違いじゃないか?」
「え?60センチ?」
「いや、メートルだって言ってたけど・・・」
「それ、どのくらいの津波なの?ここまで来る?」
「さぁ~・・・・」

「容易に判断できたはず」は、絶対ありえない!
わずか数センチ、数十センチの「津波」警報を普段から出していたせいであると拙者は思っている。
誰もピンと来ないのである。
普段、こんなバカらしい警報を出さずに、「津波が来るぞ!」と言えば、みんなが思い浮かべるのは、あの映画に出てくるような巨大津波であろう。
ならば、とにかく高台へ・・・ということになったのではないか?
「そんな馬鹿な・・・」という思いがあったから避難が遅れたのではなかろうか?
まぁ、避難が遅れた人は皆さん犠牲になってお亡くなりになっているから、どうして遅れたのかを確認のしようはないが・・・

仙台地裁の斉木教朗裁判長は、「園長らは自ら自然災害を具体的に予見し園児を保護する注意義務があった」と指摘したと言う。
いやぁ~信じられない話である。
自然災害を“具体的に”予見できるなら、それは神様ではなかろうか?(笑)

園長が、そういう予見ができると言うなら、裁判官は自分が裁いた犯罪者のその後の再犯を具体的に予見出来ますよね?・・・と尋ねたい。(大笑)
例えば、殺人を犯した被告を死刑にせずに無期懲役として、わずか5年程度で出所させたとしよう。
(無期懲役は無期限に懲役を科す、終身刑ということではない。下手すりゃ5年程度で出所してしまうのである)
この出所した人間が再び殺人を犯した場合、当然、再犯は具体的に予見できたんでしょうから、裁判官は被害者遺族の損害賠償に応じなければならない・・・そうなるんじゃないか?
自然災害を予見するより再犯を予見するほうが簡単だろう?(笑)

「千年に一度の巨大地震は予想できなくても、その後の津波は予見できたはずである」
裁判長は「園長は津波警報などの情報を積極的に収集する義務があったのに怠った」と決め付けた。
「積極的に」とは具体的にどういうことか?
そもそも津波警報は園児を乗せた送迎バスが出発する前という適切な時間、タイミングで、かつ具体的に出されていたのだろうか?

「義務を果たしていれば、海側の低地帯にバスを発車させることなく、幼稚園の防災マニュアルに従って高台の幼稚園に園児を待機させていれば、5人の命は失われなかった」と結論付けたと言う。
呆れる話である・・・
それは結果論だろ!(怒)

巨大地震のせいで、幼稚園のある高台が崩れたかもしれない・・・
そういうことだってあり得るのではないか?
その場合は「あの時に、速やかに低地にバスを出発させておけば、崖崩れに巻き込まれず園児達は助かった」と言うんじゃないか?
「マニュアルに従ったまでのことだ」と反論すれば、「マニュアルに盲目的に従うのではなく、自らが状況判断をして行動すべきである」と言うんじゃないか?
どっちに転んでも・・・という奴である・・・(怒)

まったくもっていい加減な判決を出してくれたものである!(怒)

被告側は訓練やマニュアル周知の不徹底を認めている。
不徹底・・・これは全国どこでも同じではなかろうか?
火事や不審者の侵入などに対しては、普段からあり得るから気にとめるだろうが・・・
津波の訓練やマニュアルは、まず現実的ではないと思ってしまうのが普通だろう。
過失と言えば過失だが、それを認めているんだから、話はそこまで・・・
億単位の損害賠償の支払いを命じるのは異常ではないか?

この“事故”では園児5人と女性職員1名が犠牲となり、運転手は無事だったと言う。
こういう裁判を起こされたのでは、生き残った運転手はツライだろうなぁ~
あの時に一緒に死ぬべきだったと自分を責めてるんじゃあるまいかと、そっちのほうが気になる。
そういうことは誰も考えないのか?

とにかく・・・・良識がないよな・・・・原告も裁判官も・・・
スポンサーサイト


エッセイ | 19:32:55 | Comments(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。