■プロフィール

野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
57歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

■最近の記事
■月別アーカイブ

■カテゴリー
■FC2ブログランキング
■ブロとも申請フォーム
■最近のコメント
■小さな天気予報


-天気予報コム- -FC2-

■ブログ内検索

■リンク
■RSSフィード
■FC2カウンター

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
サハリンに飛ばされた!
午前5時起床・・・
あまりにも早い出発なので、朝食はレストランでは用意できないとの事。(笑)
最上階の「ナイト・ラウンジ」で用意するので、そこで食べてくれという。(笑)

午前5時45分、各自、フロントに降りてチェックアウトの手続き・・・
フロントの女の子に「ド~ブラエ・ウ~トラ!(おはよう!)」のご挨拶・・・
ニコニコ笑いながら「ド~ブラエ・ウ~トラ!」と応えてくれた。
うん、ちゃんと通じた・・・(喜)

少し早めにラウンジに到着・・・すでに数名がエレベーターホールに集まっていた。
6時ちょうどにならないと開錠しないとか・・(笑)
この最上階にはベランダがあるので、そこで時間を潰す。
ここは喫煙場所・・・
ラウンジの中は禁煙なので、昨晩、ちょくちょくここに出てきてタバコを吸っていたのだ。
昨晩、ラウンジに来ていて正解である・・・下見が出来た。(笑)

170_convert_20130905120910.jpg(最上階から見た夜明け)

外の景色を見て・・・あれ???
すぐ目の前に「赤軍博物館」が見える・・・戦車も・・・
あらら~ホテルの直ぐ目の前にあったの?(笑)

171_convert_20130905121028.jpg

ナイトラウンジで朝食とは、なんとも不思議な感じである。
昨晩のボーイ(マスター?)が一生懸命、用意してくれた。
あらら・・・昨晩から一睡もしていないの?(笑)
御苦労様である。

ロビーで現地旅行社の女社長(?)とガイドに会う。
「ド~ブラエ・ウ~トラ!(おはよう!)」と挨拶をしたら・・・
この女社長・・・拙者を見下したような目で見てフン!と横を向きやがった!(怒!)
どういうこと?・・・これ・・・
自分の会社のお客さんが挨拶したのに、その態度はどういうことだ?
拙者のロシア語は間違ってないはずなんだけどな・・・さっき、フロントの女の子には通じたんだから・・・
俺達に・・・それとも拙者に・・・なにか不満でもあるのかね?(怒)

173_convert_20130905121121.jpg

午前7時、空港に到着・・・
これからウラジオストクへ向う予定なのだが・・・
あれ?何かおかしい・・・ガイドがいつまでたっても搭乗手続きの案内をしてくれない。
先には、若い日本人女性の添乗員が「早くして下さい!」と叫びながら日本人のオバチャン旅行者のチェックインをしている。
ん?何かあったのかな?
まもなく、ガイドから「座席がない」とのこと・・・(唖然!)
座席が5名分しかないので、5名だけがウラジオストクに行って、残る7名はサハリン経由で行ってくれという。
何を馬鹿なことを言っているのか!(怒)
ツアーを二つに分けるわけにはいかないだろ?
噂話ばかりがツアー参加者の中を駆け巡る・・・・
「昨晩、日本人のツアー客が乗る予定の飛行機がハバロフスクに来なかったので、今日、その人達が乗ったために我々の座席が無くなりました」とガイドが言っているという。
さっきの日本人オバチャンたちのツアーか?・・・座席を横取りしたのは?
だいたい、我々は当初からこの便に乗ることになっていたんだろ?
どうして追い出されなくちゃならんのだ?(怒)
同じ日本人のツアーだから我慢しろとでも言うのか?(呆)

その後、どうなっているのか、全く様子がわからない。
ツアーリーダーの“オオツカさん”は何をしているのか・・・
「噂話が飛び交っていたんじゃ話しにならんでしょ!ちゃんと参加者全員を集めて、どうなっているのか報告して下さい!」と言っても・・・ダメ・・・反応なし・・・
「二手に分かれるんですか?」と参加者から尋ねられたが、拙者が決めることではない。
「常識で考えれば無理でしょ?人選も難しいでしょ?ここは全員でサハリンへ行くしかないと思いますけどねぇ~。リーダーが決断することですから僕がどうこう言うことじゃないですけど・・・」(笑)

かなり経って・・・「どうやら全員でサハリンへ行く事になったようですよ」という情報が流れてきた・・・
あのね・・・「正式に報告しないの?リーダー!みんなを集めて正式に報告しなさいよ!噂話じゃダメだろ!」(怒)・・・完全に拙者はプッツン切れた・・・
だいたい、自衛隊には「報告」というのがないのかね?
「噂話」で兵を動かして戦えるのかね?(怒)
自衛隊ではどういう教育をしているんだ!(怒)
なんで参加者に報告しないんだよ!!(怒)

まもなくガイドがサハリン行きの搭乗券を配り始めた・・・
「で?サハリンへ行って、そのあとはどうやって乗り換えればいいの?」
「これを見せれば乗り換えられます」
「え?これはサハリン行きの搭乗券だよね?サハリンからウラジオストクに行く搭乗券は?」
「これを見せれば大丈夫なんです」
「そうかなぁ~?航空券にもサハリンからウラジオストクへの便が書いてないけど・・・これで乗り換え出来るの?」
「チョット待って下さい・・・」と言ってガイドはどこかへ行ってしまった・・・(唖然)

まもなく・・「急いで下さい!さぁ、急いで下さい!」とガイドと、あの愛想のない女社長に追い立てられ搭乗口へ・・・
結局、乗り換えに関しては返事がもらえないまま・・・
「忙しくてすみません!では、サヨウナラ!」とガイド・・・
ウソォ~・・・・
「これで本当に乗換ができるんですか?」と他の参加者が尋ねてきたが・・・
拙者はしらねぇよ・・・(苦笑)
「で・・・サハリンでは、どうしろって言ってました?」とツアーリーダーの“オオツカさん”
「え?俺は知らないですよ。“オオツカさん”、聞いておかなかったんですか?」
「・・・・」
ウソォ~・・・
引率者としての責任感はどこへやら・・・である。(唖然)
どうもあの無愛想な女社長に適当にあしらわれて「追い出された」感じである・・・
飛行機に乗せてしまえば後のことは知らない・・・ということなのだろう。

飛行時間、約1時間半で樺太のユジノサハリンスクに到着・・・
ウラジオストクへ向って南下するはずが、東に向ったのである。
ここからなら北海道のほうが近い・・・(大笑)

さて・・・これからどうするの?(大汗)
誰も知らない・・・(大汗)
ボケェ~と空港内で佇む・・・(大笑)
ここは、ツアーリーダーが得意のロシア語を駆使して交渉してくれなくては・・・
ところが“オオツカさん”・・・座ったまま動かない!
「心臓の手術をしてから体力が落ちてしまい、クタクタで調子が悪い」とおっしゃる。
体調不良なのに引率を引き受けたの?(唖然)
「ロシア語で交渉してきてくださいよ~」
「いや、ロシア語が話せるということと、相手が理解してくれるということは別問題だから、交渉しても無駄」と言う。(唖然)
さすがは元諜報活動をしていたロシア語ペラペラの自衛官・・・
理屈はわからないでもないけど・・・ここにジッとしてても埒が明かないと思うんだけどなぁ~

我がツアーには高校で英語を教えている“サキタ先生”がいる。
この先生とは以前、台湾へのツアーの時にお会いしているので、「ここは英語で交渉してみて下さい」と頼む。
まもなく・・・「う~ん・・・こちらの言うことがわかったのかわからなかったのか・・・どうも英語が通じなくて・・・」(苦笑)
あらら・・・

しばらくして、「では、移動しま~す!」との声が・・・
ん?上手く話が通じたのかな?
隣りのビルまでスーツケースを転がしながら移動・・・・
そこは日本人の団体客で満杯状態だった・・・
見ると、お坊さんもいる・・・どうやら日本の「慰霊団」か「墓参団」のようである。

と・・・“モリシタくん”・・・
「あ!○○さんだ!いやぁ~懐かしいなぁ~○○さん!ご存知ですよね?あの方・・・」と拙者に話しかけてきた。
「○○さん?知らないけど・・・」
「え!知らないんですか!僕は以前お会いしたことがあるんですけどね。有名な方ですよ!本当に知らないんですか?ウソでしょ?」
「本当に知らないけど・・・」
「ウソォ~!有名な方なんですよ!いやぁ~信じられないなぁ~知らないなんて・・・」(呆)
「はぁ?知らねぇもんは知らねぇんだよ!」(怒)
どうして“保守派”って、こうなんだろ?
保守派の重鎮なのか、その筋では有名人なのかもしれないが・・・
「知っているのが当然」という、ものの言い方は“保守派”の特徴か?(笑)
「じゃぁ、挨拶してきたら?ついでに乗り換えの方法を聞いてきてよ」
「いやぁ~・・・・」
「知り合いなんだろ?ついでに聞いてきてくれる?」
「いやぁ・・・多分、向こうは僕のことを覚えてないと思うんですよね・・・」
「何だって?それじゃ知り合いでも何でもねぇじゃないか!」
「・・・・」

この団体がX線検査を受けて、次々とゲートを通り過ぎて消えていく。
で・・・俺達は?
リーダーの“オオツカさん”は相変わらずここでも座ったまま動かない・・・
泰然自若なのか・・・それとも茫然自失なのか・・・(大笑)

リーダーが全く何もしないので、ついにみんなが騒ぎ出した・・・
「ロシア語が話せるって聞いてましたけど、あの人がロシア語を話しているのを聞いたことがありますか?私は聞いたことがないんだけど・・・」と参加者が拙者に話しかけてきた。
「いや、僕も聞いたことないですよ」
「でしょ?本当は“オオツカさん”・・・・ロシア語が話せないんじゃないですかね?だから交渉しようとしないんじゃないですかね?みんなで、そう言っているんですけどね」
「う~ん・・・それはあり得ないと思うけど・・・あの人は諜報活動をしていたと言っているから、ロシア側にロシア語が話せるとバレたらマズイので、わざと話さないのかもしれませんねぇ~」
「ああ、そういうこともあるか・・・参ったね・・・それじゃ誰も交渉が出来ないよな・・・」

「日本の旅行社に連絡して、どうしたらいいか対処法を聞いてみてはどうでしょうか?」と“オオツカさん”に話してみた。
が・・・「そんなことしたってムダだから・・・」の一言で却下!
「でも、向こうでは我々は無事にウラジオストクに着いていると思っていると思うんですよ。一応、サハリンに飛ばされたということだけでも伝えておいたほうが、あとで何かあった時のためにいいのではないでしょうか?」
「いやぁ~そんなことしたって、仕方がないでしょ」
「え?じゃ、どうするんですか?」
「まぁ、様子を見ていましょう」
「いや・・・それじゃウラジオストク行きの飛行機が出ちゃいますけど・・・」と拙者・・・
“けんもほろろ”とは、まさしくこのことである。

そのうち、みんなが浮き足立って、勝手に動き回り始めた!
「それぞれが勝手に動いたら余計混乱するからやめたほうがいい」と“ヨコヤマさん”が言うが、誰も聞かない・・・
リーダーが何もしないで座り続けているんだから無理もない・・・

陸自の幹部自衛官ならば、小隊長は経験しているはずである。
小隊は、旧陸軍なら50名程度はいたわけで、20代そこそこの小隊長は、彼らを指揮して戦ったのである。
我々は12名・・・
旧陸軍で言うならば小隊の下の分隊である。(陸自では「班」と呼んでいる)
その1個分隊も統率できない元幹部自衛官ってどういうこと?
みんなは、飛行機が離陸したら置いてけぼりになると動揺して騒いでいるのだ・・・
元自衛官のプライドはどこにあるのか?
いざとなっても頼りにならない自衛官ではマズイと思うのだが・・・
ムダでもいいから、一応、交渉ごとをしている振りでもしてくれればいいのだが・・・
拙者は最年少の参加者ですから・・・これ以上は出しゃばらないけど・・・(笑)
これが戦友会のツアーだったらなぁ~・・・拙者が前面に出ちゃうんだけどなぁ~

我がツアーには、もう一人、元自衛官の方が参加されている。
現役時代、中東の某国にある日本大使館の一等書記官をされた“サトウさん”・・・
彼が「私が強行突破を図ってみます!もし、上手くいったら、みなさん後から続いて突破して下さい!」と言ってゲートに向った・・・
ウソォ~!!(驚)
「よりによって強行突破はマズイでしょ!」と言ったが無視された・・・(大汗)
「どうにかなりますかね?」と参加者が尋ねてきた・・・
「まぁ・・・警察沙汰にならなければいいですけど・・・」(苦笑)
「え?捕まっちゃいますかね?」
「強引に突破しようとしたら捕まっちゃうんじゃないですか?で・・・我々も共犯ということで・・・シベリア送り?」(大笑)
「成功すればいいんですけど・・・」
「常識的に言って無理だと思いますよ。だって僕達は搭乗券を持っていないんですから。搭乗券には座席の番号が書いてあるでしょ?あれを持っていないんだから飛行機に乗ってもどこに座ればいいんですか?乗れるわけないでしょ?」(笑)
「あ!そうか!そう言われれば、座席の番号・・・知らないですもんね」
「でしょ?椅子に座れないでしょ?」(笑)
「あ~・・・・そうだ・・・」
「どこかで搭乗券をもらわなくちゃならないはずなんだけど、リーダーは何もしないんだから、どうしようもないですね」(汗)

英語教師の“サキタ先生”が駆け回って交渉をしているらしい・・・
係官から10分ほど待てと言われたそうだが、すでに50分も経っている・・・(大笑)

そこへ今度は口うるさいオバチャン・・・“トミタさん”が“オオツカさん”を叱り始めた・・・
「何やってんの!あんた!しっかりしなさいよ!そこに座ってばかりいてもしかたがないでしょ!動きなさい!行動!行動!行動あるのみ!行動を起こせば道は開く!ほら!立ちなさいって!交渉しに行きなさい!」
ヒェ~・・・今回は“トミタさん”の言っていることは正しい!(大笑)
拙者もそう言いたかったが、最年少者なので遠慮したが・・・(大笑)
「いや、様子を見ているんだ・・・・どうなるかと思って・・・」と“オオツカさん”がボソボソと言う。
「何言ってんの!行動しなさい!」(怒)
もう、皆さんパニックである・・・(大汗)

そこへ強行突破を図った“サトウさん”が戻ってきて「移動します!」と言う。
強行突破を図ったら、係官に制止され(当然ですが)、事情を話したら・・・
「ここは国際線の乗り換え口だから、国内線は隣のビルだ」と言われたという・・・
あのね・・・(苦笑)
誰だよ、ここに移動って言ったのは!(怒)
最初にいたビルに戻ることとなる・・・スーツケースをガラガラと転がして・・・
“振り出しに戻る”・・・である。
先ほどの日本人の団体は、ここから日本に帰る団体だったようである。(大笑)

さて・・・元の場所に戻ったが・・・どうするの?
「あのね、搭乗券に交換しなくちゃならないんだからカウンターへ行って聞いてきたら?」と、やむなく拙者が指示を出す。
が・・・相変わらずリーダーは率先して積極的には動かない・・・
“サキタ先生”に交渉をお願いする。

まもなく、係官と話が通じたようで、搭乗手続きを始めてくれた。
が・・・すでに搭乗手続き締め切りの時間が迫っている。
結局、3時間も無駄な時間を過ごしていたことになる。

“モリシタくん”とは、他の人の搭乗手続きを先にさせて、我々若い者は最後にやろうと話しておいたが、“サトウさん”が殿(しんがり)を務めると言ってくれたので、その前のグループを引率して搭乗口に向かうことにした。
が・・・我がリーダーは早々と搭乗手続きを済ませ、飛行機に向ってしまっていた・・・(唖然)
ウソでしょ・・・普通は、リーダーが参加者全員が無事に搭乗券を受け取ったかどうか、最後まで残って確認するんじゃないの?

これじゃ、まるで終戦直後の満州である!
終戦後、満州にソ連軍が侵入した時、日本軍は早々と撤退をして民間人を置き去りにしたのである。
満蒙開拓団などの民間人が、おかげで悲惨な目にあったことは有名である。
高級将校などは早々と家族を連れて後方に退避していたという。
最後の砦は・・・義勇兵・・・・
俺たちゃ、義勇兵か?(唖然)
幹部自衛官がさっさと先に行ってしまうとはね・・・・

離陸予定の時間は既に過ぎていた・・・
カウンターの係官は、荷物を運ぶ係員やら、滑走路の係員やら、なにやらそういう人達が入れ替わり立ち代りやってきて、文句を言ってくるのを制止ししながら搭乗手続きをしてくれた。
おかげで飛行機は飛べず・・・我々は無事に乗りこむことが出来た・・・
すでに乗っている乗客の冷たい視線を浴びることにはなったが・・・(大笑)
係官の彼には感謝、感謝である。

リーダーの“オオツカさん”がおっしゃるには・・・
「誰彼関係なく交渉をしても無駄なんですよ。この中で誰が一番、力のある職員なのかを見極めて交渉しないとね。それで私はジッと様子を見ていたんです。うまくいきました・・・」と言う。
確かに、一理ある話ではあるが・・・
その様子を見るのに3時間もかけたわけ?(唖然)
う~ん・・・・言い訳として通用するかねぇ~
積極的に対処しない態度は引率者としては、いかがなものか?
ツアーリーダー、引率者がロシア語が話せる元自衛官ならばこそ、誰もが頼りにしていたのだが・・・
座ったまま「様子を見てました」は通用しないだろうなぁ~(呆)

174_convert_20130905170458.jpg(サハリンの空港)

午後1時50分・・・ユジノサハリンスクを無事に離陸する。

そういえば・・・昼食・・・食べていない・・・(笑)
緊張と不安で空腹も感じなかったようである。(大笑)
誰も昼食のことを言わなかったから、みなさんも同じ思いだったのだろう・・・
スポンサーサイト


旅行 | 09:30:28 | Comments(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。