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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
57歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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『老子・荘子』
老子・荘子 (講談社学術文庫)老子・荘子 (講談社学術文庫)
(1994/12/05)
森 三樹三郎

商品詳細を見る


まえがき

Ⅰ 老荘の思想

1 老子の思想
1 老子の出発点ー自然主義
    自然に帰れ
    孔子と老子
    孔子をののしる老子
    知識の否定
    無知無欲が人間の自然の状態
    善悪の彼岸ー和光同慶
2 理想郷の農村共同体と無為自然の政治
    小国寡民の理想郷
    老子は無政府主義者ではない
    国家による自然社会の保護
    無為の政治
    非情と不仁の政治
    神の信仰に代わる自然の摂理への信頼
3 老子の人生哲学
    政治的関心から人生論へ
    柔弱の徳ー赤子に帰れ
    女性原理の哲学ー柔は剛に勝つ
    水の哲学
    不争の哲学
    保身処世の道ー功成りて身退くは天の道なり
    名声欲の否定
4 道と無の形而上学
    政治的関心から哲学へ
    誌的な哲学の書としての『老子』
    言葉によらない直観の哲学
    道の形而上学の出発点
    無限者としての道
    道の神秘的体験
    一としての道
    無としての道
    無からの万物の成生
    無と無限ー鏡のたとえ
    有限の無と無限の無ー相対無と絶対無
    東洋における無の哲学の先駆者

2 荘子の思想
1 無限者による絶対無差別の世界の実現ー万物斉同の思想
    政治的人間と宗教的人間
    政治はアヘンである
    老子から荘子へ
    ありのままの真理ー認識論からの出発
    万物斉同の理
    有無の対立を包みこむ無限の世界
    鏡のように虚である者のみが万物を包容する
    万物斉同の世界の体験
2 人間の運命の肯定ー死生を斉(ひと)しくす
    人生と運命
    自然必然と運命
    万物斉同の立場による運命の肯定
    死の世界の賛美
    生と死は循環する
    死の哲学
    運命の主催者は存在しない
    中国民族の運命観
3 人間の内にある自然ー『荘子』外篇・雑篇の思想
    内篇の天命と外篇・雑篇の天性
    人性論の歴史
    自然の性に帰れ
    性の内容を虚無とするもの
    性を天分とするものー自得の思想
    性を生とするものー養生説の発生
    養生説は神仙説の萌芽を準備した
    性を天真の情に求めるものー儒教道徳への接近
    性を本能的欲望とするものー享楽主義の発生
    豊屋・美服・美味・美女
    本性自然の解釈の分裂
    絶対無差別から相対差別へー内と外の対立

Ⅱ 老子と荘子の生涯

1 老荘の生きた戦国時代
    周の封建制の崩壊
    戦国時代の諸子百家と老荘
2 老子の伝記
    老子の生まれた地
    老子の生存した年代ー孔子よりも後
    『史記』にあげられた3つの異説
    3つの異説の検討
    老子は単数か複数か
3 荘子の伝説
    『史記』の荘子伝
    荘子の生国
    荘子の生卒年代
    荘子のエピソード

Ⅲ 老子・荘子の書

1 『老子』の書の成立
    文体からみた『老子』ー武内説と小川説
    思想内容からみた『老子』ー長谷川如是閑の説
2 『老子』の書の構成
    現本『老子』の構成
3 『老子』の注釈書
    王弼注と河上公注
    その後の『老子』の注解書
4 『老子』の訳文と解説
    無限の道と言葉
    和光同塵ー万物の根源としての道
    無である道からの有である徳の発生
    一としての道
    虚静の道への復帰
    儒教の道徳と老子の道徳
    道は隠れて名なしー偉大なものは卑小にみえる
    絶対無差別の立場
    名句集ー怨みに報ゆるに徳をもってす
    足るを知るものは富む
5 『荘子』の書の成立
    内篇と外篇・雑篇
    郭象による『荘子』定本の出現
6 『荘子』の注釈書
    最も古い郭象の注
    郭象注の長所と欠点
    その後の荘子注
7 『荘子』の訳文と解説
    (a)内篇
      1 逍遥遊(しょうようゆう)篇
        上空をとぶ大鵬の目からみた地上の姿
        小鳥は大鵬の志を知ることができない
        無用の大木ー広漠の野に寝よ
      2 斉物論(せいぶつろん)篇
        是非の対立を越えた真理を知るための明知
        彼此や是非の対立の消失する境地
        自然の道ではすべてが一つである
        朝三暮四
        まだ無がなかった始め
        道は無限のものである
        動物は美女を見て驚き恐れるー価値の相対性
        死は故郷に帰ることである
        胡蝶の夢
      3 養生主篇
      4 人間世(じんかんせい)篇
        心斎ー虚心の説
        忠孝の道も運命によって定められる
        無用の大木
        身体の不自由な者のみが幸福な人生を送りうる
      5 徳充符篇
        万物斉同の境地にあある者
        醜男の達観ー物と春をなす
      6 大宗師篇
        生死をひとしく見る真人
        死生の運命を愛する
        生は労役であり死は休息である
        青春をよしとし老年をよしとする
        造物者の悪戯
        座忘
      7 応帝王篇
        造物者を友とする
        神巫と壺子の術くらべ
        鏡ー来たる者は拒まず、去る者は追わず
        混沌に七つの穴をあけて殺す
    (b)外篇
      8 駢拇(べんぼ)篇
        鶴の足は長く鴨の足は短いー自得のままに生きよ
      9 馬蹄(ばてい)篇
        自然の道徳の破壊者は聖人である
      10 胠篋(きょきょう)篇
      11 在宥(ざいゆう)篇
        物を物とすー主体性の強調
        仁義礼法の消極的肯定
      12 天地篇
        はねつるべを拒む老人
      13 天道篇
        古人の糟粕(そうはく)をなめるー言語文字の限界
      14 天運篇
        美人の西施のまねをする醜女
      15 刻意(こくい)篇
        理想への努力の否定
        養心の道
      16 繕性(ぜんせい)篇
      17 秋水篇
        生死は循環する自然である
        邯鄲(かんたん)の歩を学ぶ
        泥の中で尾をひきずる
        濠上に知る
      18 至楽(しらく)篇
        妻の死に盆をたたいて歌う荘子
        死の世界の楽しさを説く髑髏
      19 達生篇
        酔っぱらいは車から落ちても死なない
        養生して虎に食われた男
        恐るべき危険は寝床の中にある
        蝉取りの名人ー練達自然
      20 山木篇
        虚舟に腹を立てるものはいない
        醜女は美人よりも愛される
      21 田子方(でんしほう)篇
        目撃して道存す
        画をかかない画工
      22 知北遊篇
        生死は一気の集散である
        弁ずるは黙するにしかず
        道は屎溺にあり
        狂言を蔵す
        無を無しとす
    (c)雑篇
      23 庚桑楚(こうそうそ)篇
        老子の禅問答
        自然の性の発動は真為であって作為ではない
        やむを得ざるによるー有為自然
      24 徐無鬼(じょむき)篇
        空谷に足音を聞く
      25 則陽篇
        蝸牛(かぎゅう)角上の争い
        言葉は符号にすぎない
        宇宙の主宰者の有無ー非言非黙
      26 外物篇
        小説の語の出典
        墓どろぼうをする儒者
        筌蹄ー意を得て言を忘る
      27 寓言(ぐうげん)篇
        荘子に寓言が多い理由
      28 譲王篇
      29 盗跖(とうせき)篇
        盗跖の享楽的自然主義
      30 説剣篇
      31 漁父(ぎょほ)篇
        真悲は声なくして悲しむー天真の情の尊重
      32 列禦寇(れつぎょこう)篇
        自力を越えた天命のままに安んぜよ
      33 天下篇
        死人の道を説く慎到

Ⅳ 老荘思想のその後の展開

概観
1 漢代の老子の思想
      1 老子と法家思想の結合
        老子と韓非子
        韓非子の書の内部における矛盾
        道家と法家のあゆみより
        黄老ー黄帝と老子
        漢初の黄老思想による自由放任の政治
        黄老思想を支持した竇太后
      2 『淮南子』と『列子』
        『淮南子』ー漢初の道家思想を代表する著作
        有為自然を説く『列子』-大乗性をもつ黄老思想
2 老子と神仙説・道教
      1 黄老思想と神仙説の結合
        神仙説が生まれた理由
        神仙説の先駆としての養生術
        養生説から神仙説へ
        海上の三神山と秦の始皇帝
        漢の武帝と神仙説
        巫術と祭祀
        金舟の術
        尸解(しかい)
        諸王や高級官僚の間にひろがる神仙術
        黄老思想と神仙説との結びつき
        神仙説の開祖にされた老子
        後漢の桓帝の老子崇拝
      2 道教の成立と老子
        道教という語の生まれた歴史
        神仙説から道教へ
        道教の成立を準備した宗教的反乱
        道教の基礎をきずいた五斗米道(天師道)
        民衆道教の呪術的要素と『老子』の読誦
        『老子』五千文の学習
      3 道教教理に採用された老子の思想
        葛洪の『抱朴子』
        道教の神となった老子
        抽象的概念の神格化
        老子の神仙道と儒教とは共存しうるか
        老子の政治思想による道教の補強
        『老子』の河上公注ー『老子』の神仙説的解釈
      4 道家思想と道教の異同の問題
        老荘思想は道教と本質的な関係をもつか否か
        老子が神仙説に結びついた第一の原因ー長生の思想
        第二の原因ー老子のもつ神秘的色彩
        老子は道教の長生術を否定する
        荘子と神仙説ーマスペロ氏の説
        荘子は神仙家の長生の技術を排斥する
        荘子は神仙を去ること千億里である
        知識人は老荘と道教の区別を知っていた
        道教と道家思想は全く別個のものである
3 六朝時代およびその後の老荘思想
      1 老荘学の興隆
        老荘・道教・仏教の黄金時代としての六朝
        六朝文化を育てた貴族社会
        清談の流行と礼教の否定
        王弼の『老子注』の出現
        荘子はじめて老子にならぶー向秀の『老子注』
        『荘子』の郭象注ー儒墨いやしまれ道家の言盛んとなる
        儒学にならぶ玄学ー玄儒文史
      2 社会現象としての老荘思想の流行
        第1期ー正始の風
        第2期ー元康の放縦の風
        第3期ー元康の反省期としての東晋
        第4期ー南朝貴族の教養としての玄学
      3 老荘思想と文学
        老荘思想と六朝の文学ー陶淵明
        山水の自然と老荘思想
        唐の道教と文学ー酒中の仙李白
        中国の文学と老荘思想
      4 老荘思想と仏教
        1 初期仏教の老荘的受容
            中華意識の衰退と仏教の黄金時代の開幕
            仏教受容の二方向ー教義理解と信仰
            老荘思想による仏教の理解ー挌義仏教
            仏僧の老荘研究
            仏教の空の格義的解釈ー本無義
            格義仏教の終息
        2 禅宗と老荘思想
            禅と浄土ー中国で最後まで生き残った仏教
            禅と浄土の共通点
            理屈ぎらいの中国の風土
            禅宗の遠祖ー道生の頓悟説
            六祖慧能の南宗禅の勝利
            南宗禅の坐禅否定と老荘の無為自然
            坐禅と荘子の坐忘
            不立文字と荘子の思想
            荘子が言葉を無用とする理由
            筌蹄(せんてい)と月をさす指
            以心伝心ー体験的直観
            見性成仏ー本性自然
            荘子と禅宗の相違点
         3 浄土教と老荘思想
            (a)『大無量寿経』と無為自然
                中国における浄土教と日本の浄土宗・浄土真宗
                『大無量寿経』に見える「自然」の語
                『大無量寿経』のうちにある老荘思想
                三毒五悪段と老荘の無為自然
                自然は他力なり
            (b)中国の浄土教と道教
                浄土教の起源
                浄土教の祖曇鸞ー他力易行による浄土往生
                神仙説に関心をもつ曇鸞
                道綽と善導ー民衆のための宗教
                中国浄土教のもつ道教的色彩と自力の要素
                自然はすなわちこれ弥陀国なり
            (c)親鸞の浄土真宗と自然法爾の思想
                一念と多念ー信と行
                往生を頼む念仏から報謝の念仏へ
                如来より賜りたる信心ー信心さえも向う持ち
                カルヴィニズムへの接近の危険
                人格神からロゴスへー久遠実成の阿弥陀仏
                自然法爾ーみだ仏は自然のようを知らせむ料なり
                自然必然のもたらす生死の肯定
                死の運命の肯定ー死の象徴としての阿弥陀仏
                清沢満之の絶筆ー如来の本体は天命である

おわりにー老荘思想の過去と将来

老荘思想が果たした歴史的役割
神なき時代の宗教

老子・荘子年表

(文献案内)

索引



老子は無為自然(人の手を加えず、あるがままにまかせる)を基本的な立場とする。
荘子は万物斉同を基本思想としている。
が・・・この万物斉同というのが良くわからない・・・(涙)
全てのものを等しく(斉しく)同一と見なすと言う・・・
善悪や生死というのは相対的な概念で成り立っているので、これを超越した「無」の境地に立てば、対立や差別はなくなり、全てのものは同じとなる・・・ということのようである。
が・・・
やっぱりわからない・・・(涙)
善も悪も同じ?
生きることも死ぬ事も同じ?

本書は、老荘思想や禅や浄土宗などの仏教に与えた影響など、多岐にわたって、かなりわかりやすく書いているようなのだが・・・
読み手の、こちらの能力が低すぎるので、わかったような・・・わからないような・・・
なんとも情けない話で、自己嫌悪に陥りそうになる。

が・・・
ここは「老荘思想」で・・・
わからなくても、いいんじゃないか?(笑)
あるがままで・・・(笑)

まぁ、一度読んだくらいではわからないのは当然だから、いつかまた、もう一度読み返すということにしようと思う。


今年の読書:38冊目

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読書 | 20:31:36 | Comments(0)
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