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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
60歳・・・還暦である。
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)
今さら、もう無理!(大笑)

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テレビで『小説吉田学校』の放映があった。
懐かしい映画である。
森繁久彌さんが吉田茂を演じたが、圧巻であった。
本物の吉田茂を見たことはないが、多分、こういう人だったのだろうと思った。
本物を知らないのに、「ソックリだ」などと思ったのだから不思議である。

この映画は・・・拙者の思い出の映画である。
大学時代、ガールフレンドと初めてのデートで見に行った映画なのである。(笑)
女性と一緒に映画を見るというのは初体験・・・・
その大事な大事な貴重な初めて見る映画に『小説吉田学校』を選んだのだから、色気も何もあったもんじゃない。(大笑)
「あなたの見たい映画でいい」と言うから、正直に従ったまでのことである。(大笑)

映画を見終わり、彼女から「政治家に向いてるよね」と言われた・・・
その言葉を真に受けて政治家になろうなどという“野望”を持ったら、拙者の人生は現在とはだいぶ違ったものになったかもしれない。(笑)
「吉田茂に似てるよね~」とも言われた・・・・
外見ではない・・・(大笑)
多分・・・性格だろう(大笑)
横柄で、頑固で・・・信念を曲げない・・・ということかな?(笑)
「似てるって・・・“バカヤロウ解散”の部分が・・・っていうんじゃない?」
彼女はニヤニヤ笑っていたが・・・
あの時のことが思い出される。
あ~あ~・・・あの頃に戻りたいなぁ~(笑)

あの時の彼女の拙者への評価は多少当たっていたかもしれない・・・・
その後、青年会議所の茨城ブロック財政局員の時、平然とお粗末な決算議案書を出してきた奴に対して「バカヤロウ!なんだこれは!作り直せ!」と怒鳴りつけ、相手の顔面に決算書類を投げつけたことがある。(笑)
その瞬間・・・これ、どこかで見たことあるような・・・(大笑)
『小説吉田学校』のワンシーンが目に浮かんだ・・・
あの時、彼女が拙者が吉田茂に似ているって言ったのは、このことか・・と思い出した。
カッとなると、つい、そういうことをやっちゃうところが吉田茂に似ているということか・・・(大笑)

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原作本は、同級生の笹生(さしょう)君からもらった。
確か、映画が公開される前のことだと思う。
彼は「超」が付くくらい陰気な男で、誰とも口をきかないという「ネクラ男」だったが、読書家だった。
1年に軽く100冊以上を読破する。
で・・・彼と1年に100冊読破を約束して拙者も読書をした。
これが縁で親しくなり、彼が読み終えた『小説吉田学校』・・・全部で何巻だったか忘れたが、結構な量をもらったのである。
今でも拙者の家のどこかにある・・・笹生君からもらった本・・・・
彼と約束したのは、もう30年も前のことである。
それからずっと、「年に100冊読破」を目標にしているんだから、拙者は進歩が無い・・・(大笑)
その彼は、卒業後まもなくこの世を去った・・・
事故か病気か自殺か・・・死因は知らない・・・
大学の卒業生向けの新聞に訃報が載っていた・・・
この映画を見ると、彼のことも思い出す。
今考えてみると・・・この映画は彼女とではなく、彼と見に行くべき映画だったよなぁ~(大笑)
どうして彼を誘わなかったんだろう?
思い出せない・・・・(笑)
映画を見に行った話を報告したことは覚えているのだが・・・

この映画・・・1983年の作品である。
そうそうたる役者さんたちのオンパレード・・・・
今見ると・・・もうこの世にはいない役者さんが、かなりいる。
ついその演技を見ていてため息が出る・・・・
「あ~・・・もうこの世にいないんだよなぁ~・・・この人・・・」
懐かしくもあり、寂しくもある・・・

森繁久彌さんの英語のセリフには当時も今回も驚いた。
あの長い英語のセリフをワンカットで撮っている・・・・
すごい記憶力である。
役者さんは長いセリフを覚えられるんだから凄いもんだと思って尊敬しているのだが、そのセリフが英語なんだから、「驚愕」というほうがいいかも・・・
しかも、演技もするんだから大したものである。
拙者だったら、短い文章1行だけでも、スラスラとは言えないよ・・・
いやはや森繁さんの台詞回しには脱帽である。
“一見の価値あり”・・・である。

今回、テレビを見ていて、何度も胸に迫るものがある。
何でだろう?
懐かしさが胸にこみ上げてきた・・・というばかりではないような気がする。
この時代の政治家の凄さに感激して・・・ということか・・・
演技の上手さから来るものだろうが、当時の政治家の“思い”・・・これが胸に来たのか・・・
とにかく、ジ~ンと来てしまうのである。
拙者が歳を取ってしまったせいなのかもしれないが・・・(笑)

“政局”ばかりに明け暮れている最近の政治家は、ちょっと、この映画を見て考えたほうがいいんじゃないか?
当然、「政局」の話も派閥抗争的な部分も出てくるが、そればかりではない・・・
日本を思う気持ち・・・
たとえ誰が何と言おうと、日本の将来を考えて断行するという意思・・・・
自分を曲げて、国のため政敵に頭を下げるシーンなど、そのときの吉田茂の気持ちを思うと涙が出てくる。

政治家にも、その取り巻き連中にも“腹黒い”連中が多いと拙者は思っている。
政治家だけではなく、官僚にも、記者にも、大企業にも・・・である。
そういう中の、政治の腹黒さもよく描かれているが、そこばかりを見てもねぇ~・・・・
それより、断固とした意志・・・良かれ悪しかれ、その愚直さ・・・
それが今の日本には欠けているような気がしてならない。

拙者は日本映画は、好きではないのだが・・・
この映画は何度でも見たい拙者の大好きな映画である。

再会できて良かった。(喜)
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テレビ・映画 | 12:06:26 | Comments(0)
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