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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
57歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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北方領土は泣いている
北方領土は泣いている―国を売る平成の「国賊」を糺す (産経新聞社の本)北方領土は泣いている―国を売る平成の「国賊」を糺す (産経新聞社の本)
(2007/07)
斎藤 勉、内藤 泰朗 他

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第1章 『一人歩きする領土二等分案』

「ミスター北方領土」が怒鳴った
戦いの前に自ら鎧を脱ぐ日本外交
麻生外相殿、ご乱心か
大手マスコミも奇論に迎合した
領土交渉はバナナの叩き売りではない
「中露」を「日露」に適用できるか!!
対露譲歩は日本を永遠に苛み続ける
「反ファシズム」で中露が刃向かってきた
「北方領土の日」をすっぽかした小泉首相
「日露戦争百年」をなぜ活用できぬ
首相の会場視察を露に事前説明していた外務省
スキャンダルが対露交渉能力を落とす
日ソ国交回復50年の止めどなき失策
鳩山翁の銅像寄贈に一族は小躍りした
これで漁船銃撃事件の幕が引けるのか
「道徳的敗北」続く露に敗れる日本
「領土国際化」で露を包囲せよ
露の情報機関に手も足もでず・・・・
歴史的正義は勝利しなければならぬ

第2章 『この惨状に日本人よ、怒れ』
=痛憤対談【上坂冬子×田久保忠衛】

洞爺湖サミットの首脳に北方領土を見せよ
漁船銃撃事件に対応できず何が新憲法だ
かつての「領土」への熱気は何処へいった
安保研は末次氏の「無私の志」を継いでいるのか
「日露賢人会議」とは何だったのか
「功名心」が「国家百年の計」を狂わせる
罪深い小和田恒氏の「ハンディキャップ国家」
国境線守る決意は安倍路線の支持増大から

第3章 『故郷忘じがたく・・・』
=「私は四島返還を死ぬまで訴える」=
元島民・主婦の児玉泰子さんに聞く(聞き手 斎藤勉)

ロシア正教の協会が建てられた
悪路に車が増え、島の緑が汚されている
密漁などで自然生態系を崩すロシア人
帰島実現へ遠大な戦略的計画を
日本語、日本食ーどっこい日本化も進行している
墓地がいち早く日露混在の場に
原則逸脱の裏にマスコミの歴史勉強不足
「北方領土の日」は全国会議員が返還要求に専心せよ

第4章 『北方の熊が日本に牙を剥いた』

世界はロシアを勝者と認めよ
「ソ連軍は正義」ー今も続くソ連史観教育
反日論者でないと出世できない!?
「北方領土を発展させえよ!」
オイルマネーが破壊した日本の“武器”
武闘派が牛耳る「企業国家」の恐怖
兄弟国喪失の焦りがもたらす強引さ
日本と歴史の痛み共有できるバルト三国
孤独なロシアー「我々の周りは敵だらけ」
中露国境画定の裏に「中国の潜在的脅威」
我々は共に侵略者・日本と戦った
「日本人は脅せば領土で必ず譲歩する」
プーチン後も領土解決は検討されない

第5章 『諦めと不作為の日本外交』

豪華大使館の内側ー保身、怠慢、非先見性
エリツィン氏弔問外交のお粗末
日本の外交官が「領土など返ってこない」
「正義は日本に」ー露にも良識派はいる
「日本がなければ極東はソ連化していた」
露が“切り札”を使ってくる時に備えよ

参考資料編
外務省発行『われらの北方領土』2006年版より抜粋

あとがき


この手の本を読むと、「そうだ!そうだ!」と快哉を叫んでしまうのが常である。(笑)
が・・・どうしたことか・・・
歳を取ってしまったせいか、そこまで熱くならない自分がいる。
書いてある内容は間違っていないと思うし、その通りだと納得も出来るし、どこもおかしいとは思わないのだが・・・
どうも論法に問題があるのか、書き方に問題があるのか・・・
“感情的過ぎる”ような気がしてならないのである。

本書が書かれたのは、北方領土の返還が「二島返還」もしくは“間を取って”「三島返還」などという話が出てきた頃で、北方領土は「四島一括返還」でなければダメだと、カッカと頭に血をのぼらせていた時期である。
そういう状況下で“緊急出版”されたのが本書・・・・
だから、どうしても感情的になってしまっているのかもしれない。
本書の題名からして感情的である。(笑)

北方領土が返還されたとして、何の得があるのかという意見も世の中にはある。
「旧島民」の“想い”だけでは説得力に欠けるだろう。
返還されたとしても、果たして旧島民やその子孫が北方四島に移住するかどうか・・・
北方領土には、すでに何世代にもわたってロシア人が住み着いている。
彼らにとっても“故郷”である。
彼らを追い出すことは出来るのだろうか?
彼らを追い出した挙句、日本人は誰も移住しないとなれば、これも問題である。
仮に日本に返還され、日本領となり、ロシア人と日本人が共存できたとしても果たして共栄できるかどうか・・・
国内の過疎地対策さえまともに出来ない日本政府である・・・
辺鄙な北方の島々にどれだけの支援ができるか・・・
この北方領土からあがる税収より投入する税金のほうが多くなるのではないか?
となると・・・果たして返還してもらう事が良いかどうか・・・ということになる。
そういう論法もある。
これに対して“感情論”では対抗できまい。

強いて言えば、海洋資源を得るということがメリットになるだろうが・・・・
多くの日本国民はピンときていないと思う。
そういう戦略的な啓蒙をしていないからである。
ただただ“感情”に訴えているからではなかろうか?
だから、北方領土返還運動がイマイチ盛り上がらないのではなかろうか?

終戦直後のドサクサに紛れて盗み、今もって居座りつづけるという北方領土の、この一連の流れ・・・
本書を読んでいて頭に浮かんだのは、竹島と尖閣諸島である。
韓国と中国は、このソ連(ロシア)のやり口をお手本にしているのではあるまいか?
いや、もしかしたらロシアのアドバイスを受けながら、韓国は竹島を不法占拠し、中国は尖閣諸島を手に入れようとしているのではあるまいか?

そうなると、北方領土問題は、単なる辺鄙な北の4つの島の問題ということでは収まらない。
日本周辺の小さな島々の領有問題全般に当てはまる問題だということではなかろうか?
そういう視点から北方四島に対する対応を考えねばなるまい。
「返還されて何の得があるのか?」では済まない問題だということである。

北方領土返還に関する知識を得、竹島、尖閣諸島を考えるには、まあまあ参考になる本だった。
“感情的”な部分を除いて読めば・・・であるが・・・(笑)


今年の読書:67冊目

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読書 | 22:49:09 | Comments(0)
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