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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
59歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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ルソン島の旅(7)
「イムガン」から先の山道は、昔とさほど変わっていなかった。(笑)
それでも、初めてここを通った13年ほど前から比べたら、かなり良くはなっている。
あの当時は、ジプニーというジープを改造した乗り合い自動車でなければ通れなかったのである。
しかも、車幅ギリギリの道幅の部分があって、下を見下ろすと崖・・・
奈落の底に落ちそうで肝を冷やしながら向かったものである。

今回は乗用車・・・・
道が以前よりは良くなったとは聞いていたが、乗用車で大丈夫なのだろうか?
一抹の不安がよぎる・・・(汗)

途中、小さな小川が横切っている場所がある。
毎回、ここを通るたびに見ている景色・・・
山肌から水が流れ出して道を横切るので川のようになっているのである。
で・・・ドライバーが車を止めて「ここから先には行けない」と言う。
「行けない」では困るんだよねぇ~
この先の村に行かねばならんのだから・・・・
「行けるって!大丈夫だって!」(笑)
“ステラさん”も「大丈夫なんですか?駄目じゃないんですか?」と言う。
彼女は、ここには2回しかきたことがなく、10年ぶりぐらいだという。
だから何もわからないという。
う~ん・・・それじゃガイドにならないジャン!(大笑)
車を降りて、拙者が小川の深さを確認して車を誘導する。
本来は、拙者が“客”のはずなのだが・・・
なんでこうなるの?(笑)
「おい!来い!大丈夫だ!」
水の中を乗用車を走らせる。(大笑)

ガタゴト、ガタゴトと山道を走り続けるが・・・・
途中で石ころだらけの坂道に出遭う・・・・
と・・・この乗用車・・・・
この坂が登れないのである!
オイ、オイ、嘘だろう・・・・
そのうちズルズルと車はバックする。
バックして坂の下から勢い付けて登ろうという魂胆なのかな・・・
と・・・思っていたが、車の角度がおかしい・・・
後部座席の拙者が後ろを振り返ったら、山の斜面が迫っている!
ストップ!ストップ!ストップ!
大声をあげたが・・・時既に遅し・・・・ガシャン!
あ~あ~やっちゃったぁ~

車から外に出て見たら・・・・唖然!
山の斜面にぶつかったのではない・・・
道の側溝に落ちたのである!
しかも、その側溝が・・・・深い!
万事休すである。(涙)

119_convert_20120605152150.jpg 120_convert_20120605152306.jpg

(道の向こうに見える人物が、石を探しに行く運転手です!)

もう笑うしかないなぁ~こうなると・・・(大笑)
仕方がないので、石を集めて側溝に投げ込みなんとかしようとしたが・・・
いくら石を投げ入れても“焼け石に水”とは、このことぞ・・・
全然側溝が埋まらないのである!(涙)
しかも車の“腹”が完全に道路に接しているんだから・・・こりゃどうしようもないだろう・・・

田舎の村に向かう1本道・・・・
誰も通る人はいない・・・(大笑)
あ~あ~どうすんの?これ・・・
“ステラさん”は携帯が通じる場所を探しに行くといって一人で出かけていった。
拙者とドライバーは石探し・・・
まもなく、“ステラさん”が戻って来て「電波が通じません!駄目です!」と言う。
そりゃそうだよねぇ~ここは山奥なんだから・・・(大笑)

仕方がないので、“ステラさん”と拙者の二人で徒歩で村まで行き、助けを求めることにして歩き出す。
と・・・遠くからオートバイのエンジンの音が・・・(笑)
村人がオートバイに乗って通りかかったのである!
いやぁ~なんという幸運か。(喜)
村へ行って助けを求めてくれと頼む。

が・・・村にレッカー車なんてあったかな?(大笑)
日本ならJAFを頼めばいいけど・・・こっちにはそんなものあったかな?
再び山道を歩き始めて間もなく、オートバイに2人乗り、3人乗りして村の青年がやって来た。(笑)
おお!対処が早い・・・が・・・総勢で6名ほどである。
すれ違いザマに「その先に車があるから頼むぞ!」と手で合図を送る。
あれ・・・人間しか来ないけど・・・大丈夫なのかね?
やっぱり、村には車が・・・ない・・・のである。(大笑)
「田舎の人は力持ちだから6人で車を持ち上げられますよ」と“ステラさん”
恐るべき見解である。(大笑)

山道のカーブを曲がり・・・・周囲を見たら・・・あれれ?
何か記憶にある山の斜面・・・・

121_convert_20120605154041.jpg 122_convert_20120605154416.jpg

う~ん・・・このススキの葉のような植物・・・・
7年前にも見たんだよなぁ~
日本軍の「サル陣地」の裾野あたりに生えていたような・・・
ということは・・・もしかしたら、もう村の入口ではあるまいか?(笑)
丘の上を見たら・・・あっ!
慰霊碑がチラリと見えた!
やっぱり、ここは日本軍の陣地跡の裾野だ!

123_convert_20120605165708.jpg

まもなく、黄色の道標が見えてきた。
“ステラさん”が「さっき、ここまで来たんですけど携帯の電波が入らなくて、ここで引き返したんですよ」と言う。
「はぁ?ここはもう村の入口ですよ」と拙者・・・
「ええっ、じゃぁ、村の入口まで来て引き返したわけ?」
「そうなりますねぇ~(大笑)」
この道標には「マニラから232km、マリコ村まで0km」の表示がされているのだ。
どうやら“ステラさん”は、マリコ村まで0kmの表示を見落としていたらしい。(大笑)
どうして拙者のほうが詳しいんだよぉ~(大笑)
2人で大笑いしながら村へ向かう。

126_convert_20120605170613.jpg

まもなく、道の反対側に見慣れた「サラクサク峠」の山々が見えてきた!
7年前、あの山に登って降りてきて・・・この道を歩いて村に戻ってきたのだ。
それで記憶に残っていたのである!
結構バカなようでも、こういう記憶力はいいようである。
村の入口の直ぐ近くで脱輪とは、不幸中の幸いだが、いや、いや、これは戦死した日本兵の英霊のお導きに違いない・・・・
「少しは歩け!」ということなのだろう。(大笑)
「車に乗って楽して来るな!」ということなのだろう。(大笑)
はい、おっしゃるとおりにいたします!
なぜかワクワク!
足取りも軽く・・・村に向かう・・・・
英霊に感謝、感謝である。


より大きな地図で マリコ村 を表示

グーグルのマップでは、「イムガン」からの山道が表示されない・・・・
衛星写真を見ても、この地域の写真はなぜか解像度の悪い写真なのである。
人工衛星も写真を撮らないくらい辺鄙な場所ということか?(大笑)
ということで・・・推定だが・・・・
このあたりが「マリコ村」ではなかろうか?
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旅行 | 15:58:13 | Comments(0)
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