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■プロフィール

野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
59歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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マタハリ
マタハリ (中公文庫)マタハリ (中公文庫)
(1989/02)
秋本 典子、マッシモ グリッランディ 他

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 1 死を待つ獄舎

 2 束の間の仕合せ

 3 家族の崩壊

 4 マック・レオド大尉

 5 地獄の儀式

 6 パリへ向かう

 7 霧のなかの出会い

 8 サロメの踊り

 9 エスヴルの城

10 軽やかなギャロップ

11 見知らぬ賛美者

12 スパイという因果な稼業

13 悪夢

14 運命の電報

15 恐るべき告発

16 むなしい弁護

17 軍法会議

18 暁の処刑

訳者あとがき



「マタハリ」と聞くと、即、「美人女スパイ」と頭に浮かぶ・・・・
そのくらい有名な「世紀の女スパイ」・・・・
しかし、具体的にどこまで知られているかと言うと・・・怪しいものである。
「美人スパイ」としか思い浮かばない。
その伝記が本書である。
第一次世界大戦において、ドイツのスパイとして活動した罪でフランスで処刑された。
が・・・彼女はフランス人ではなく、オランダ人である。
そもそもはダンサーである。
舞踏家といってもいいかもしれないが・・・
その彼女のダンスが“妖艶”だということで大人気・・・・
翻訳本なので、どうもそのあたりがハッキリしないのだが、私の受け取った感覚では“ストリッパー”とほとんど同じだったのではあるまいか・・・という印象を受ける。
当時としては、かなりの“露出度”で踊っていたようである。
その彼女が、何ゆえにドイツのスパイになったのか・・・
ここがまたよくわからない・・・
人気ダンサーが、だんだん落ち目になっていく・・・
歳を取り、“妖艶”にも翳りが出てくる・・・・
“色気”も・・・だろう。
“女の武器”にも錆が出始める・・・と言っていいかもしれない。
で・・・ドイツのスパイ?
どうもピンと来ない。
しかも、どれほどのことをしたのかと言っても、そうそう大したことはしていない感じなのである。
落ち目になったダンサーが注目を浴びたかっただけなのか?
誰かに縋りたい・・・の、その相手が、たまたまドイツだったのか?
彼女は夫に捨てられパリに行き、ダンサーとして注目を浴びる・・・
「マタハリ」の由来はインドネシアのジャワに行ったことがあるので、その名を考えたようで・・・
ジャワの踊り子?インド舞踊の新人?・・・・
いずれにせよ、経歴詐称か、ハッタリ・・・である。
が・・・ダンスは本当に観客を魅了する素晴らしいダンスだったらしい。
実力はあったんだろうが・・・
どこで歯車が違ったのか、ボタンを掛け違ったのか・・・・
最期が銃殺刑とは・・・・
読後感は・・・ため息・・・・
哀れさしか感じられない・・・・
なんと不幸な人生か・・・と言うのは簡単だが、単純に“不幸”とも言い難い。
ある種の“強欲”が、招いた結果ともいえるし・・・
最大の不幸は、彼女がダンサーとして後世に名が残ったのではなく、“女スパイ”として名が残ってしまったことではなかろうか・・・・
本人は不本意だろうなぁ~


今年の読書:45冊目

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読書 | 20:18:04 | Comments(0)
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