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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
59歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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忍ぶ恋とは・・・
高校生の時に「武士道とは死ぬ事と見付けたり」で有名な『葉隠』を読んだことがある。
この中に「忍ぶ恋」というのがあった。
確か、お殿様を口頭でお諌め申し上げるのではなく、家臣が自ら命を絶つことでお殿様を諫めるのが「忍ぶ恋」というものだ・・・という解釈だったような気がする。
「こんなにも、あなたのことを想っています」と口に出すのではなく、自ら死ぬ事でその想いを伝えろということらしい。
そんな馬鹿な・・・である。
実際に原本を読んだわけではなく、解釈本を読んだので、これは訳者が誤った解釈をしているのではないかとすら思ったものである。
だいたい、家臣が死んで諫めなくてはならないほどの愚鈍な殿様なら、家臣が自ら命を絶つという行為の意味は理解できまい?
それが分かるくらいなら、家臣から命がけで諫められるような愚かな政治を行うわけがない。
ということで・・・死んだ家臣は犬死、無駄死にという事になるのではないか?
となると・・・この「忍ぶ恋」は、どう解釈すればいいのだろうか・・・

昨年の東日本大震災に遭った時のことを思い出したら、「これだ!」と解釈が頭に浮かんだ。
あの時は・・・・
震災直後に、あちこちから携帯に電話が入って来たが、まもなく回線がパンクして繋がったり繋がらなくなったりということになった。
こちらからの発信は「被災地からの発信規制」のため全くといっていいほど繋がらなかった。
本来ならば、被災地からの発信が優先されてしかるべきなのに、愚かにも電話会社は規制したのである。
考え方が間違っている・・・・
被災後4日ぐらい経ってからだったろうか・・・
“戦友”のおじいちゃんから携帯に安否を気遣う電話が掛ってきた。
「すぐにでも電話をしたかったのだが、家族のものが、今かけたのでは迷惑だから辞めろって言うんで、我慢していたんだが、もう良かろうと思って待ちきれなくて電話をしたんだ」と言う。
安否を気遣うのが遅くなって申し訳ないという言い方なのだが・・・
いや、いや、逆に少し落ち着いてからだったので、こちらは大助かりである。
震災直後から停電・・・
携帯電話に充電が出来ない中、各地から安否を気遣う電話のベルが・・・・
この時、バッテリーの残量が少なかったので、無視して電源を切った。
「あなたのことを心配しているんですよ」と真っ先に電話をかけてきてくださるのは本来ならばありがたいが・・・
この時は大迷惑だった。(笑)
この“戦友”のように、数日経って、少し落ち着いてからの電話はありがたかった。
その間に停電も復旧し、携帯電話への充電も出来たからである。(笑)
“戦友”は、居ても立ってもいられなかったようであるが・・・・
これが、まさしく「忍ぶ恋」ではないだろうか?
直ぐにでも安否を確認したい思いを我慢して我慢して・・・ということが、「偲ぶ恋」の解釈ではなかろうか?

まさか自己アピールとは思いたくはないが、直ぐに安否の確認に急ぐ人・・・・
1秒でも早く確認することが「誠意」と思っている人・・・・
しかし、被災地外からのこれらの電話は回線をパンクさせる可能性がある。
回線がパンクして繋がらなくなったら、瓦礫の下敷きになっている人、車内に閉じ込められている人達は携帯電話で救助を求めることが出来なくなってしまうのである。
ここは我慢・・・回線をパンクさせないように気遣うべきだろう。
それこそが「偲ぶ恋」ではあるまいか?

ようやく、今頃になって自分なりの解釈が出来た!(喜)
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エッセイ | 02:36:11 | Comments(0)
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