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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
59歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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映画を見に行く
昨晩、ふと思い立ち、今日、映画を見に行く事にした。
お目当ての映画は・・・・
『連合艦隊司令長官 山本五十六 ~太平洋戦争70年目の真実~』である。

img068_convert_20120117215610.jpg

結果から言うと・・・・まあまあの出来といえるのではなかろうか?
一応、お金を払って見ても損はない。(笑)
どうしても、拙者の場合は、戦争映画に関しては、批評的な姿勢で見てしまうのである。
何も考えず、ただただ楽しく見ることが出来ればいいのだが・・・
性格的にそれが出来ない・・・・(笑)

連合艦隊司令長官・山本五十六役は役所広司。
この人では貫禄不足で全然似ないのではないかと危惧していたが、見てみたら、いやはやさすがは名優さんである。
山本五十六と言っても違和感がない。
この映画の配役はなかなか難しかっただろうと思う。
なにせ、実在の人物が多いのである。
戦時中の写真で見たことがある人ばかり・・・・
そうなると、観客のほうが登場人物の本当の顔を知っているから配役は難しかっただろうと思う。
ど素人の“そっくりさん”を起用すべきかどうか・・・・(笑)

その中で、どうしても違和感があったのが、第2航空戦隊司令官・山口多聞役の阿部寛。
俳優さんとしては素晴らしい人だと思うけど、イメージが違う・・・・
こういうイケメン俳優さんではダメだ。(山口多聞さんがイケメンではないというわけではないが・・・笑)
もっと顔の形が丸い人が本人のイメージに合っているのである。(・・・と拙者は思っている)
大人しい雰囲気で、気の弱そうな目をしていて、その実は勇猛果敢、いざとなったら闘志満々という人なので、阿部寛さんでは・・・イメージが湧かない。

もう一人が、連合艦隊参謀長・宇垣纏役の中村育二。
最後の最後まで、この人が誰なのかわからなかった。(大笑)
映画を見た後、パンフレットを買って見て、ようやく「あ~あの人は宇垣さんだったのかぁ~」である。
これではダメジャン!(笑)
宇垣さんは、どちらかというと強面で、鉄仮面のような無表情に近い人・・・
冷徹に見えるが、本当はそれほど人は悪くない・・・
にもかかわらず、誰も近づきたがらない、話しかけたくない・・・という人なのである。
中村育二さんでは親しみを持ってしまう。
だから・・・ダメ・・・・(笑)

演技がピカイチなのは、海軍大臣・米内光政役の柄本明。
外見はそれほど実際の米内さんには似ていないのだが、あの独特の語り方・・・
米内さん・・っていうイメージ・・・違和感がない。

海軍軍務局長・井上成美役の柳葉敏郎、連合艦隊先任参謀・黒島亀人役の椎名桔平などもイメージ通りである。
が・・・・その次に連なる脇役さんがどうも・・・ちょっと・・・
それぞれの個性が見えないのである。
もう少し個性を出してもいいと思うのだが・・・
あえて個性を出させなかったのか?
もっと陰険な人がいたり、皮肉屋がいたり、無責任な人がいたり・・・というのが自然ではあるまいか?
みんな“カチカチ”になって座っていたり立っていたりしているだけ。
違和感があるんだよなぁ~それ・・・
軍人はみな“カチカチ”に固いのだろうか?
本当はそうじゃないと思うんだけどなぁ~
その程度の演技でいいなら、いっそのこと、“そっくりさん”を起用したほうが面白かったのではあるまいか?

映画の中のCGもなかなかの出来・・・・
真珠湾攻撃のシーンなども、拙者は実際にヘリコプターをチャーターして攻撃部隊の飛行コースを飛んでみたことがあったので、まさしくその景色そのものである。
これは良い出来だった。
見ていて胸ワクワクだった。
ミッドウェイ海戦も同様・・・
ミッドウェイにも行ったことがあるので、空から見た様子を知っているだけに、「おお!なかなかの出来!」と感心した。
問題は・・・(笑)・・・ラバウルの景色・・・
イメージでは、あの風景で間違っていないが、実際にラバウルの飛行場跡に立ったことのある拙者から見ると・・・残念ながらお粗末という評価をするしかない。
「花吹山」に向かって零戦が飛び立つシーンだと思うが・・・あのCGでは「花吹山」になっていない。
ただの・・山・・・(笑)
これにはガッカリである。
「違うんだよなぁ~」とつい言いたくなった。(笑)

ストーリーの展開は・・・・
開戦までのストーリーは、開戦のいきさつや戦争についてあまりよく知らない人には勉強になると思う。
監修者で原作者でもある半藤一利の歴史観そのものであるが、全く問題はない。
その通り・・・という内容である。
が・・・後半に行くと、段々面白みがなくなる。(笑)
まさか後半部分を手抜きしたとは思えないが・・・・
CGもイマイチ・・・
いくつかのグループに分けて分業したのだろうか?
出来が違うのである。(笑)
後半のシーンの予算が足りなくなったわけではあるまいと思うのだが・・・(笑)

山本五十六の最期のシーン・・・・
瞬き一つしないままジッと前を見据えている・・・
長時間、まぶたがピクリともしない役所広司の演技には驚いた。
すごい・・・
が・・・胸には血糊が・・・
明らかに機上戦死を表わしている。
これはいただけないなぁ~(笑)
山本五十六の最期については謎が多いのである。
救出に向かった体験者や遺体検視の関係者の謎の証言が残っていて本にもなっている。
となると・・・機上戦死と断定するような映像は良くないのではなかろうか?
拙者だったら・・・・
機外から山本五十六の乗機の一式陸上攻撃機を写し・・・
窓の向こうに、軽く首をうなだれている山本五十六の姿のアップ・・・
で・・・段々カメラを引いて行き・・・一式陸上攻撃機はジャングルの中に落ちていく・・・
山本五十六は既に死んでいるのか、生きていたのかわからない・・・
なんだったら、小さくなる姿の時に、ちらりと振り返らせるというのも手かも・・・(笑)
「ん?今、振り返った?生きてるのか?」と一瞬、観客に思わせる・・というのも手かも・・・
今のは幻覚か?・・・
こういう最期にしてあげたい・・・・・

最後のシーンは、撃墜されてジャングルの中で草生す残骸となっている機体・・・を映し出すっていうのがいいなぁ~
しかし、ブーゲンビル島は政情不安で危険なため島には現在入れないという。
拙者は、いつかは行きたいと思っているのだが、そういうわけで未だに行けないでいる。
う~ん・・・惜しい!
撮影できない!(笑)
現在もジャングルに残る機体をなめ回すように映し出し・・・ここでテーマ音楽!
あ~こういうシーンがあったら最高だったんだけどなぁ~(笑)
などと・・・ついつい監督になったつもりで見てしまった。(大笑)
言うのは簡単、やるのは大変である。
力作である。

開戦に至る経緯・・・
これは現在の日本と照らし合わせて大いに考えさせられる。
そういう意味では、これはなかなかいい映画である。
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日記 | 23:17:22 | Comments(3)
コメント
最期のシーンの解説に於いては重衛兵監督を起用しますね。
しかし山本五十六って謎話が多いですね。
多すぎて私如き知識では分からな過ぎ。
重衛兵論を聞きたいですよ(笑
グログではおすすめ致しませんが、、。それこそいろんな論者で炎上
してしまいそう。(大笑
2012-01-19 木 11:52:56 | URL | お染 [編集]
Re: タイトルなし
> グログではおすすめ致しませんが、、。それこそいろんな論者で炎上
> してしまいそう。(大笑

ん?私の発言は・・・・過激?(大笑)
わざと極論を言う癖があって、これは仕方がないんですよね~
極論で考えると、見えてくるものってあるんですよ。
でも、それが分からない人は議論を吹っかけてきて“炎上”しちゃうんでしょうねぇ~(笑)
いずれにせよ、了解!
ブログには山本五十六論は書かないことにします。(大笑)
2012-01-19 木 20:01:39 | URL | 野牛重兵衛 [編集]
いいえ、違いますよぉ~~
重衛兵さんの発言は全く過激でないどころか気使いおもしろ文の
の筆(?)キーボードの運びです。
見解の違う論者が過激にやってくるだろうと言う予想です(笑
何だかそれはホヨッ!おもしろそうかも(大笑
2012-01-20 金 11:16:54 | URL | お染 [編集]
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