投稿日:2011-09-13 Tue
今日はお昼の12時からガダルカナル島の慰霊祭・・・・昨晩、“アベさん”たちは早めの11時には現地に行って草刈などをして準備をすると言っていた。
11時ちょっと前に行けばいいから朝はノンビリできるな・・・と思いボーッとしていたら・・・ありゃ!
遅刻しそうである!(笑)
慰霊祭は慰霊碑のある旧陸軍墓地で開催される。
が・・・拙者は一度もそこには行ったことがない。
昨晩“ハタナカさん”に場所を教えてもらっていたが・・・・
地図を見てみたら、3年前に博多に来た時にブラブラと歩いたことのある場所の近く。
あ~あの辺りかぁ~と思ったのが間違い・・・・気が緩んでしまっていた。
ん?間に合うか?よく考えてみたら、あのあたりは・・・かなりここからは遠いんじゃないか?(笑)
急いでホテルを出て、タクシーをひろい、旧陸軍墓地に向かう。
すでに“アベさん”達は仕事を終えていた。(笑)
「お~!ずいぶん遅い出勤で~!」とからかわれる。
10時には来て掃除をしていたと言う。
いやぁ~申し訳ございません!(汗)
慰霊祭には、今は解散している旧遺族会の方々がお集まりになっていた。
特に受付名簿というのはない。
30人ぐらいは参加していたのではないだろうか?
昨年一緒にガダルカナル島へ慰霊に行った方々も来ていたので久々のご挨拶。
一度しかお会いしていない方々ばかりだが、なぜかお懐かしい。(笑)
この慰霊祭には拙者は初参列・・・
ガダルカナル島に一緒に慰霊に行ったという縁で、今回初めて参列させていただいた。
が・・・慰霊祭の案内は文書ではなく、口頭・・・
1月に福岡で集まったときに「例年のように9月13日に行いますから」という話しか聞いていない。
案内状が届いたわけではなく、「口コミ」である。(笑)
口コミで参集する慰霊祭では先々が思いやられる気がする。
慰霊祭には参列された方々から「ご霊前」が供えられる。
拙者も少しだが「寸志」をお供えさせていただいた。
これらのお供えはかなりの金額になると思うが・・・これが翌年の慰霊祭の供物等の購入に使われるらしい。
ならば、往復はがきでの案内状を出す余裕もあるような気がするのだが・・・
慰霊祭は“ヤスモトさん”という方が個人的に世話役を買って出て仕切っているようである。
加えて誰か一人、年に1回の慰霊祭の案内を作成する人がいればいと思うのだが・・・
拙者は部外者だから下手に口を出すわけにはいかない。
もったいないなぁ~と思うのである。
口コミでこれだけ人が集まるが、みなさんそこそこの高齢者である。(失礼ながら・・・笑)
先々を考えると、やはり後の人へ引き継ぐことも考えて文書での案内をしたほうがいいと思う。
文書で出しておけば、場合によってはご家族が代理として参列してくれるかもしれないし・・・
拙者のように直接の関係者ではない、ちょっとした縁で知り合った者も参列しやすい。
文書での連絡ではないので、このあとの食事会に関しても誘われている人もいれば誘われていない人も出ているようで・・・・
“アベさん”や“ハタナカさん”は食事会の案内を受けていないらしい・・・
こういうことでは下手をすると感情的なしこりを残しかねないのではなかろうか?
戦友会の事務局長をしている拙者としてはなんとも歯がゆい・・・・(笑)
拙者の場合、事前に“ヤスモトさん”からお電話で昼食会の案内は頂いていた。
「浜崎っていうところでやりますが、そこは旅館なので当日そのまま泊まる事もできますが、どうしますか?」との電話だった。
浜崎ってどこなのか知らなかったので、博多駅前のホテルを取るから・・・ということで宿泊は遠慮し、食事会だけに参加させてもらうことにしていた。
慰霊祭後・・・旅館からバスが迎えに来て、食事会に参加する方々だけがバスに乗り移動。
高速道路を走り・・・1時間・・・・
と・・・「唐津30km」の標識が目に入った。
唐津??
まもなく「唐津20km」・・・そして「唐津市街」・・・
ん?ここは佐賀県か?
近くに座っていた“セキ会長”に尋ねたら、佐賀県の唐津のすぐ隣町が浜崎だという。
なんたることぞ!
そうだと知っていたら旅館に泊まることにしたのに・・・(涙)
唐津城に11年ぶりに再訪問できたのになぁ~
それに、唐津には確か、我が戦車第2師団傘下の戦車第7連隊の伊藤中隊長の顕彰碑があると聞いたことがある。
唐津の近くに来るとわかっていればお寺の場所を調べてもきたのに・・・・残念!
伊藤中隊長は独身で戦死したらしく、戦後は遺族として妹さんが慰霊をしていたらしい。
が・・・その妹さんもかなり前にお亡くなりになったと聞いている。
顕彰碑はどうなっているだろうか・・・
お参りしてあげたかったなぁ~近くまで来たんだから・・・
(旅館・魚半)
食事会では、特に自己紹介も何もなく、ただ周囲の人と食事をして雑談するだけ。
ん?いいのかな?拙者は部外者なんだけど・・・自己紹介しなくて・・・・
偶然か、拙者の周りは、昨年一緒にガダルカナル島に行った人たちばかりだったので会話には事欠かなかった。(笑)
イカの刺身・・・まだ、生きている!(笑)
これは“セキ会長”が自腹で振舞ってくれたもの。
感謝!感謝!
いやぁ~甘くておいしい!!(喜)
食事会もお開きの時間となり・・・・
宿泊組の見送りを受けて日帰り組は送迎バスで最寄の駅へ・・・・
(浜崎駅)
ここから約1時間かけて博多に戻ることになる。(トホホ・・・である)
面白いことに2人ペアーで切符を買うと料金が少し安くなるという。
というわけで・・ガダルカナルで同室だった“ヤマグチさん”に頼みペアーで切符を買ってもらう。
日帰り組で拙者が知っている方は“ホサカ夫妻”と“ヤマグチさん”しかいなかったが、車内では他の方々とも少しおしゃべりができて楽しかった。
で・・・博多駅で解散・・・
拙者はホテルに向かうが・・・・ありゃ!
出口を間違えたらしい・・・・得意の迷子となる・・・(大笑)
かなり遠回りをしてホテルに到達。
もう外に出る気は失せた・・・(大笑)
夕食はホテルの1階にある居酒屋でとることにする。
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