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■プロフィール

野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
60歳・・・還暦である。
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)
今さら、もう無理!(大笑)

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自殺した?
夜、“カメイさん”から電話・・・・
この人が拙者に電話してくるというのは1年に1度あるかどうか・・・という付き合いなのだが・・・
かなり落ち込んだ声なので何事かと思ったら・・・
この間、一緒にマニラに行った時、現地人陳情団のリーダー格だった“サイくん”が自殺したという。
マニラで、フィリピン政府機関、日本大使館に「盗骨事件」について、これを引き起こす原因となっている日本のNPO法人の遺骨収集の方法に対する陳情を一緒にしたのだが・・・
村に帰った後、そこの村長に「殺してやる」と脅されたらしい。
日本兵の遺骨収集に協力するということで、その村長には日本のNPO法人からかなりの額の“手数料”が渡されているという。
そこで、一生懸命日本兵の遺骨を探すというなら問題はないのだが、そこはフィリピン人のやることである。
安易に他人の墓を掘って先祖の骨を盗み、「日本兵の骨」として提出、その手間賃を日本のNPO法人から受け取るという“事件”が頻発した。
村長にはノルマが課せられていたという噂も聞いている。
そこで、先祖の骨を盗まれた被害者を代表して、彼ら青年たちが我々日本側と合同で陳情を行なったのだが・・・
そういう“余計な”ことをされたのでは村長に“手数料”が入らなくなるので村長が脅したのだろう。
マニラの新聞社の取材に対し村長は「あれは冗談だった」と言ったらしい。
冗談で済む話じゃない!(怒)
フィリピンで「殺す」と言われたら「殺される」というのは十分あり得ることである。
それも地元の権力者に言われたのでは、殺されるのは時間の問題と思うだろう。
それから彼はノイローゼとなり、まもなく自らの命を断ってしまった。
2歳の幼い子供がいるというのに・・・・
日本のNPOも罪なことをしてくれたものである。
ついに盗骨だけでは済まず自殺者まで出てしまったのだから・・・・

“サイくん”は真面目な好青年だった。
“カメイさん”とは15年ぐらいの付き合いだというが、拙者は初対面だった。
緊張で顔をこわばらせながら「うちの村にも是非遊びに来て下さい」と言われ、「遠いから嫌だよ~(笑)」とからかったら、初めて笑顔を見せた・・・
真面目ないい男だった。
彼が死んでしまったから言うわけではないが・・・
真面目だから脅迫に耐えられなかったのだろう。
彼の死を語る“カメイさん”の声は震えていた。
「許せない・・・・」
彼が何を思っているのかは察しがついた。
「絶対早まった真似はしないでください!何かの時は私も同行しますから!いつでもフィリピンに行く準備はしておきますから・・・」と伝える。
“返り討ち”に遭ったのではたまったものではない。
及ばずながら「ボディーガード」として拙者も同行する覚悟はできている。

あ~ショックである。
あの好青年が自殺したとは・・・・
「君の村には行かないよ」なんて冗談を言わなきゃよかったか・・・とも思う。
機会があったら、現地の村を訪問して墓参りをしてやらねば・・・・

偶然にも、マニラでは“サイくん”の写真を何枚も撮っていた。
無意識のうちに・・・であるが・・・・
その写真は既に“カメイさん”に彼に渡してくれるように送ってある。
亡くなる約1ヶ月弱前の“最後の姿”ということになる。
その写真を拡大して「遺影」として彼の奥さんに渡すつもりだと“カメイさん”が言う。
写真を撮っておいてよかったと思うが・・・
こんな形で渡すことになろうとは・・・
ツライなぁ~

“サイくん”のご冥福を遠い日本から祈る。
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日記 | 16:36:16 | Comments(0)
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