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■プロフィール

野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
60歳・・・還暦である。
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)
今さら、もう無理!(大笑)

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ラバウル(11)
さて・・・
いつ到着するのかわからない飛行機を待つというのは退屈でしかたがない。
ついついタバコを吸いたくなるが、空港内は禁煙。
仕方がないので空港の外に出てタバコを吸うが、これが頻繁なので、さすがに職員から呆れられた。
「またタバコを吸いに行くのか?」
「そう!(笑)」
もう何度も出たり入ったりしているので、拙者に対するセキュリティチェックはついになくなってしまった。
どうぞご自由に出入りしてください・・・・である。(笑)

ふと・・・思いついた・・・
携帯電話を使ってポートモレスビーの旅行社の支店にかけてみようか・・・・
携帯電話で海外から日本へ電話をしたことは1度だけあるが、外国内で使用したことはない。
試しにかけてみたら・・・・つながった!
応対に出てくれたのは日本人駐在員。
電波の状況が悪いのか、途切れ途切れではあるがなんとか話は出来た。
「7時の飛行機が来なくて、今、12時発の飛行機を待っているんですが・・・成田行きに間に合いますかね?」
「こちらでも7時の便が出なかったことは把握していますが、12時に飛ぶんですか?」
「そのような話なんですが・・・」
「こちでは3時ごろという情報が入っていますけど・・・」
「3時?」
「いや、もし本当に12時頃に飛ぶのなら、成田行きの飛行機を待たせますから・・・」
「いやぁ~そりゃ助かります!」
「とにかくまた電話をください」
「了解!」

これで現地の旅行社との連絡は確保した。
いやぁ~連絡が取れてよかった。
心強い。
今回は旅行社を通してツアーを企画したが、もしこれが、格安航空券を個人で取って、旅行社を通さない旅行の場合は、こういうトラブルに巻き込まれた時にはどうすればいいのだろうか?
想像しただけでも気が滅入る・・・・
いやぁ~少しくらい高くてもフォローをしてくれる人がいるというのはありがたいことである。

が・・・・希望は空しく裏切られた・・・・
12時を過ぎても飛行機が来ない!(笑)
“先生”は大騒ぎ・・・・である。(笑)
「今、飛行機が来れば・・・すぐに乗れば・・・なんとか間に合うだろ?」
「でも、荷物を載せて、燃料も補給しますからねぇ~最低でも30分はかかるんじゃないんですか?」
「えっ!30分もかかるのか!じゃぁ、間に合わないじゃないか!」
「いや、30分というのは私の予測ですから本当はどのくらいかかるかわかりませんけど・・・」
「参ったなぁ~間に合わないじゃないか!」
「だ・か・ら・・・・私に言われても…・」
「参ったなぁ~・・・成田行きの便は我々を待っていてくれるんだろうね?」
「いやぁ~そりゃ無理でしょ。1時間も出発を遅らせるなんて考えられませんよ。10分ぐらいならわかるけど・・・無理ですね!」
「いやぁ~参ったなぁ~」
「もう、腹をくくりましょうよ~・・・こういうハプニングも面白いじゃないですか!」
「・・・・・・」

人間というものは不思議なもので・・・・
相手がうろたえると、拙者は俄然、気持が大きくなるのである。(笑)
これが一人だったら、こうはいくまい。
多分・・・ベソをかいていると思う。(笑)
“先生”が大いにオロオロしてくれたおかげで、拙者の精神は安定・・・・(笑)
大いに助けてもらった。(笑)

空港には日本人は我々のほかにもう一人、現地駐在員で日本に一時帰国する予定の方がいた。
ここで会ったのも何かの縁・・・・
というわけで、一緒にコーラを飲みながらおしゃべりをして時間を潰す。
拙者以外の話し相手ができて“先生”も少し落ち着いてくれた。
この駐在員さんにも感謝である。

いずれにせよ、成田行きには間に合わないことが確定した。
さて・・・どうするか・・・
ポートモレスビーへ電話して事後対策の打ち合わせをする。
3時頃の飛行機でポートモレスビーに来れるのならマニラ行きの便に乗り換えて、今晩はマニラに宿泊してもらい、翌日成田に帰ってくれとパプアニューギニア航空が言っているという。
なに?マニラ?マニラなら何度も行っているので気持ちも楽である!
帰国が1日遅れるが・・・・まぁ・・・仕方がないだろう。

で・・・・
2時に出発という情報も流れたが・・・・飛行機が来ず・・・・
ついに3時となる。
ようやくやってきたと思ったら・・・別の場所へ行く飛行機だった!
いやぁ~“先生”の怒ること怒ること・・・・(笑)
「なんとかならんのか!あの飛行機でポートモレスビーに行くわけにはいかないのか?」
「そんな・・・無茶苦茶な~」(笑)
「そこをなんとかならんのか!」
「あのですね・・・陥落寸前のサイゴンから脱出するっていうわけじゃないんですから・・・戦時中ならまだしも・・・命がかかっているわけじゃないんですから・・・待ちましょうよ!」
「・・・・・・」

それにしても遅い・・・・マズイ・・・・
何がマズイのかというと・・・・火山灰・・・・
風向きが変わり「花吹山」の火山灰が空港の方へ流れてきたのである。
このままでは、降灰のため飛行機が着陸出来ず帰ってしまうという情報を得る。
マズイ・・・・
降灰がひどくなる前に来てくれなければ・・・・
とにかくポートモレスビーにさへ行ければ、そこからは各地に便が出ているので、あとは何とでもなる。
しかし、このままラバウルに残されたのでは便がほとんどないので、いつ帰国できるかわからない。
時間との勝負である!(笑)

3時半・・・・ようやく飛行機がやってきた!
さぁ!乗り込め!

DSC02139_convert_20090414224148.jpg
(先生と現地駐在員さんの後姿。向こうに見えるのは花吹山の噴煙である)

滑走路脇のフェンスには見送りの人だかり・・・・
と・・・ひときわ大きな声で叫んでいる奴がいる!
サミエルだ!(笑)
サミエル君・・・・我々の飛行機が離陸するまでずっと空港の外で待っていてくれたのである!
いやぁ~感激である!
「お~い!」と拙者も手を振って答えるが・・・・
“先生”は飛行機に乗るのに必死で、それどころじゃないらしい。手を振る余裕もないらしい。(笑)
いくら急いで乗り込んでも、燃料を補給せねば飛行機は・・・・飛ばない!(笑)
で・・・
やってきました!燃料補給車・・・・
ありゃ・・・
耕うん機に引っ張られてる小さなタンク・・・・(笑)
それっぽっちで燃料は足りるのかい?

DSC02141_convert_20090414224857.jpg

午後4時過ぎ、ようやく離陸!
さぁ~行けぇ~ポートモレスビーへ!(笑)

DSC02143_convert_20090414225439.jpg(上空から見たラバウル空港)
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旅行 | 20:44:48 | Comments(0)
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