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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
60歳・・・還暦である。
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)
今さら、もう無理!(大笑)

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ラバウル(8)
ラバウルの町に入る途中にある、2日目に訪れた地震観測所がある山の麓の横穴群を探検する。
この間、ここを通った時に気になっていたので・・・・確認である。
地震観測所の山は後ろに聳える「姉山」の尾根づたい・・・・・
この「姉山」には「金剛洞」と呼ばれた南東方面艦隊司令部の一大地下壕があった。
約1千名がここにいたというのだから、かなり大きなもののはずである。
この横穴は、その一部かも・・・・と思い内部に入ってみる。

DSC_0143_convert_20090402000349.jpg
DSC_0146_convert_20090402000717.jpg

トンネルの内部はそれほど広くない。
違うな・・・司令部の壕にしては小規模である。
単なる退避壕か?

“先生”は、なぜか、ここを熱心に撮影・・・・
拙者は外でタバコを吸いながら暇つぶし・・・・
大したことがない横穴なので撮影はすぐに終わってしまったのだ。
すると・・・・山から下りてきた一人の少年がずっと洞窟の前に立ったまま動かない。
変な奴だな・・・何だろう?
声をかけてみたら理由がわかった。
彼はジャクソン君(17歳)・・・・この山の持主だという。(笑)
「いやぁ~そうだったの?洞窟の写真を撮っているんだけど・・・撮っていいよね?」と言ったら、うなずいてくれた。
彼から見たら我々の方が「変な奴」だったわけである。
「勝手に人の土地に入って何をしているんだ?」と我々に尋ねることもなく・・・・
ただただじっと見ていたのである。
で・・・・折角だから・・・ポーズをとれよ・・・写真を撮ってやるから・・・・と言ってパチリ!(笑)

DSC02128_convert_20090402002806.jpg(洞窟前にジッとたたずむジャクソン君)

DSC_0155_convert_20090402001813.jpg

デジカメを見せてやったり、片言英語でおしゃべりしたりしたせいだろうか・・・・
彼が自分のカバンの中から椰子の実を差し出した。
ん?
彼が水筒代わりに持ち歩いていた椰子の実らしい。
のどが乾いたら、この汁を飲むつもりだったのだろう。
いやぁ~悪いね~いいの?これ・・・もらっちゃって?
椰子の実の上の部分を持っていた刀で切り落としてくれた。
いやぁ~おいしい!
お礼にあげるものがなく申し訳なかったが・・・・
何かしらお礼にあげる物を常時カバンの中に用意しておくべきだと反省する。

この山の更に下・・・・幹線道路わきにも横穴があるので、そこへも行ってみる。

DSC_0190_convert_20090402003912.jpg

内部に入ってみたら・・・・これがすごい!
かなり広くなっていて、しかも奥までずっと続いている。
坑道は縦横に何本も走り・・・・いやぁ~こりゃすごい!
またまたペンライト1本を頼りに奥まで行ってみる。
途中には落盤している場所もあったが・・・・なんのその・・・・
(本当は危険だと思うのだが・・・誘惑には勝てない・・・)
途中で気がついて歩数を数えてみたら、横に走る坑道はゆうに30mを超えている。
縦に走る坑道はそれ以上の長さがあるから100mくらいあっただろうか・・・
落盤で奥まで進めなかったので、本来はもっと奥まで続いているかもしれない。
大地下要塞である!
残念ながら日本軍がいたという証拠になるようなものは何もなかった。
壁面にも日本語で書かれたようなものは見当たらなかった。
サミエル君の話では、これはドイツ軍が造った地下要塞だという。
ドイツ軍が造ったの?
と言う事は・・・・第1次世界大戦の時っていうこと?

DSC_0164_convert_20090402005128.jpg
(この先の落盤しているところを乗り越えて・・・)
DSC_0172_convert_20090402005512.jpg

ふと気がつくと・・・後ろには誰もいない!
ゲゲッ!
中に入ったのは拙者だけか?
マズイ・・・帰らねば!
またもや方向音痴・・・・・
しかし、落盤跡や坑道の広さに特徴があったりしたので、今度は迷わず戻れた。
しかし・・・本当はこういうのは危険なんだよなぁ~
後になってから気がつくんだから間抜けである。
奥のほうまで行ったのはいいが・・・・もし空気が無かったら・・・・酸欠で倒れたかもしれないのである。
いやぁ~危ないことをしてしまった~
で・・・外に出たら・・・・
みんなは車の中に乗って待っていた・・・・唖然・・・・
万が一、拙者に何かがあっても助ける気はなかったということね・・・・

時刻は4時半を過ぎた・・・・
ここで今日の戦跡訪問は終了、ココポのホテルに向かう。
5時20分・・・ホテルに到着。
ところが・・・ホテルの前で何かやっている。
何だろう?
サミエル君に尋ねたら・・・・要領を得ないのだが・・・
どうやら新しく知事に就任した人の祝賀セレモニーか何かをしているらしい。
なるほど・・・・
それで突貫工事でエントランスのところを整備し、建物にはペンキを塗っていたんだ。

DSC_0193_convert_20090402010822.jpg

さて・・・明日の件ですが・・・
“先生”だけ追加料金を払ってツアーに出かけてもらうことにする。
ドライバーとサミエル君に案内してくれるよう頼み、拙者は一人でココポの海岸を散策することにする。
これで先生も満足だろう。
サミエル君にココポの海岸に日本軍のトーチカが残っているはずなので尋ねたら・・・・
「知りません。トーチカなんかはないですよ。見たことないです」と言う。
う~ん・・・君の「ないですよ~」は信用できないからなぁ~(笑)
ここは自分の勘に頼って探してみたい。

今回の旅で残念だったのが、「花吹山」麓にあるはずの「戦犯処刑地跡」に行けなかったこと。
正確な場所はわからないが・・・
戦後、ここで戦犯の処刑がオーストラリア軍の手で執行された。
その戦犯として処刑された中に馬場正郎閣下がいる。
馬場さんは騎兵出身。
昭和16年、開戦直前に京都で第53師団が編成されたが、その初代師団長が馬場さん。
で・・・その時に副官だったのが拙者の祖父。
馬場さんは祖父の上官だった方である。
馬場さんは終戦時には東京にいたが、部下たちがラバウルの戦犯収容所にいると聞いて、無実の部下を助けようと思ったのか、自ら進んでラバウルへ向ったのである。
が・・・飛んで火にいる夏の虫・・・とは、このことである。
馬場さんは陸軍中将・・・
将軍が自らやってきたのだから、これを殺さない手はない。
戦争犯罪は犯していないにもかかわらず・・・・絞首刑に処せられてしまったのである。
畜生!・・・・である!
だから拙者はオーストラリア人は嫌いなのである!(笑)
馬場さんが処刑された跡地へ行って慰霊をしたかったが・・・・
残念ながら火山が噴火していては近づけない。
なんとも残念であった・・・・
馬場さんが祖父に宛てて書いた手紙を読ませていただいたことがある。
やさしくて綺麗な字を書く方だった。
当然お会いしたことはないが、その人柄が偲ばれる手紙だった・・・・
馬場閣下!
申し訳ございません!
副官の孫です!
すぐ近くまでは来たのですが・・・・お線香をあげに行けません!申し訳ございません!
心の中で叫ぶしかない・・・ツライ・・・
思わず涙が出てくる・・・・

さて、夕食だが・・・
新しく決まった知事さん(?)の祝賀パーティーでレストランは貸し切り状態・・・・
あれ・・・我々の夕食はどうなるの?
とりあえずレストランに顔を出したら・・・顔見知りのウェイトレスに、パーティーに参加して食事をしてくれと言われた!(笑)
はぁ?

DSC02132_convert_20090402013832.jpg(パーティー!)
DSC02135_convert_20090402014035.jpg
(民族衣装を着た(?)人たちが歌や音楽で会場を盛り上げていた)

で・・・・我々の食事・・・・
ウェイトレスがテーブルに食事を運んできてくれたが・・・
大盛りのサンドイッチとエビの天ぷらと・・・・何だかわからない葉っぱの炒め物・・・・
ん?これだけ?(笑)
ホテルの社長さんもやってきて「ドンドン食べて下さい。たくさん用意してますから・・・」と声をかけてくれた。
が・・・たくさんって言っても・・・・3種類だけ?(笑)
飲み物は無料で何でも飲んでいいという。
おお~そりゃうれしいが・・・・
今晩の夕食はサンドイッチとは・・・・・(笑)
こうなったら「ヤケ食い」である。
一皿全部食べてやった!(笑)

DSC02129_convert_20090402015238.jpg
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旅行 | 23:54:54 | Comments(0)
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