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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
60歳・・・還暦である。
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)
今さら、もう無理!(大笑)

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ラバウル(7)
さて・・・今日のお昼は・・・・
昨日と同じ、ラバウル旧市街の中の「ラバウルホテル」のレストラン。
中華である。
なぜか、我がホテルのレストランもそうなのだが、中華のメニューが多いのである。
華僑が経営しているのだろうか?
ラバウルには日本軍が進駐してきた昭和17年以前から華僑が住んでいて中国人街があった。
その子孫でも経営してるんじゃないか?(笑)

で・・・今回の食事には、ガイドのサミエル君とドライバーも一緒に誘うことにした。
お金は俺達が出してやるから・・・・ということで、同席させる。
で・・・何を頼もうか・・・・
「サミエル!お前が好きなものを選べよ」
「この店で食べるのは初めてなので・・・・わかりません」
「なんだそれ?ダメだぞ、ガイドがこの店の料理がうまいかマズイかわからんようでは・・・これも今後のため・・・・お前が頼め」
ところで・・・昨日も料金の事でもめたが・・・今回はどうだろう?
サミエル君に尋ねたら・・・・
「食事代は一人45キナまでなら大丈夫ですから・・・2人で90キナまでならOK・・・旅行代金の中に含まれます。それを超えたら払ってください」と言う。
なんということか!やっぱり・・・食費の想定が決まっていたじゃないか!
一人45キナまで?
それならそうと最初に言えよ!(笑)
今まで45キナ(約1800円)以内で食事をしちまっていたぞ。
あ~損をした~
そうと知っていたら、毎回ビクビクして注文することもなかったのに・・・・
で・・・我々の食事代90キナ以内で料理を注文して4人で食べる。(笑)

DSC02122_convert_20090401202302.jpg

食後、すぐに動くかなと思ったらそうではない。
午後1時半までは休憩時間だという。
なんと・・・几帳面な・・・(笑)
仕方がないのでホテルの敷地内を一人でブラブラ・・・
レストランの裏手に軍艦旗が描かれたコンクリートを発見!・・・・なんだろう?

DSC_0001_convert_20090401191344.jpg

近くにいた“じいさん”が、中を案内してくれるという。
入ってみたら・・・・コンクリートでしっかりと造られた防空壕のようだ。
壁面には何やら絵が描かれている。

DSC_0002_convert_20090401191840.jpg

このホテルが建っている辺りは、戦時中は日本軍の各種部隊の司令部などの建物が建っていた場所である。
その時の防空壕なのだろう。
昨日来た時はまっすぐ帰ってしまったので気がつかなかったが、こうやってブラブラ散策するのも無駄じゃない。
早速、“先生”にもこのことを教える。
で・・・先生が中に入って撮影中、拙者はホテルの敷地から出て、周囲の撮影をすることにした。

DSC_0012_convert_20090401192409.jpg(ラバウルホテル前の道・左がホテル)

火山灰で埋もれた昔の町の上に道路を造り・・・・ホテルが建っている。
この道の両側に戦時中は日本軍の多くの建物が建っていたはずであるが・・・・
今ではゴーストタウンのような感じになっている。

で・・・ホテルに戻ったら先生が「あの防空壕でいくら取られた?」と言う。
先生はあの案内してくれた“じいさん”からお金を取られたらしい。
「はぁ?僕は・・・タバコを1本あげただけでお金は取られませんでしたけど・・・」
先生・・・大いに悔しがる。(笑)

休憩時間も終わり・・・・「小牧丸桟橋」へ向う。
それはホテルのすぐ近くの港にある。
この桟橋・・・日本の高速輸送船である「小牧丸」の残骸を桟橋として使っているのである。
この「小牧丸」は昭和17年に空襲を受け爆発・着底した。
大したことのないようなものであるが・・・・(笑)・・・ラバウルでは著名な戦跡である。

DSC_0032_convert_20090401193926.jpg(桟橋となった小牧丸の残骸)

“先生”は、ここの撮影にかなり時間をかけているので・・・・
その間に、拙者は一人で隣の港湾施設まで歩いて行く。
この港湾施設からなら「小牧丸桟橋」の全体像が撮影できるのではないか・・・と思ったからである。
職員に敷地内に入る許可を求めたら・・・これが意外や意外・・・ガードが厳しい。(笑)
敷地内の立ち入り目的を話して、身分証明としてパスポートを見せて・・・・
(目的遂行のためなら俄然英語が喋れるようになるから不思議だ・・・笑)
ようやく許可を得て敷地内に入り職員監視の下で撮影をする。

DSC_0036_convert_20090401200440.jpg
(三角形の尖っているのが「小牧丸」の舳先である)

このアングルで撮影する人は、まずいないだろう。
なにせ・・・港湾施設へ立ち入らなければ撮影できないんだから・・・・
苦労した甲斐があった!
満足!満足!

次に「サブマリンベースへ行きます」とサミエル君。
で・・・車はラバウルの町を離れ、山を越えて向こう側へ向っている。
ん?どこへ行くの?
日本海軍の潜水艦隊司令部は「小牧丸桟橋」のすぐ隣だと思うのだが・・・
何度確認しても「サブマリンベース」へ行きますと言う。
拙者にはどこへ行くのか・・・わからねぇ~
で・・・お決まりの・・・(笑)・・・先生の一言・・・・
「そこには何があるの?」
「知りません!」(笑)
困ったことに、サミエル君も知らないらしい・・・・(笑)
で・・・またまた先生がグズグズ言いだした。
「行かなくてもいいんじゃないの?」

ラバウルを出て約30分ほど走り、島の反対側の岬に到着する。
「ここがサブマリンベースです!」とサミエル君。
ん?潜水艦基地????
あ~わかった!
正確にはここは「潜水艦基地」ではない。
この岬の沖合に日本軍の潜水艦が来て、この岬に補給物資を陸揚げしたのである。
戦局が不利になり輸送船での補給が出来なくなった日本軍は潜水艦で細々と補給をしたのである。
だから・・・正確には「補給物資揚陸地点」とでも言おうか・・・・
現地の呼称では「タブイポイント」
海岸に向けてなだらかな傾斜のついた切り通しのスロープがある。
多分、潜水艦から物資を乗せ換えるために使用される「大発」用のスロープであろう。
丘の上には96式25ミリ連装機銃があった。

DSC02124_convert_20090401205839.jpg(96式25ミリ連装機銃)

ここナオンという村の住民達の案内で周辺を見て回る。

DSC_0068_convert_20090401221956.jpg

波打ち際の岩壁に桟橋の基礎と思われる錆びた鉄くずと洞窟があった。
またもや冒険!(笑)
一人・・・・洞窟に入ってみる。
洞窟は人工的に削られて造られたもので、陸揚げした物資を一時保管したのか、それとも陸揚げ用のボートでも隠したのか・・・・かなり奥深くまで真四角に掘られていた。

DSC_0074_convert_20090401222902.jpg

続いて、岬の丘の上に登る。
これが急な坂で結構キツかったが・・・・登ってみたら・・・・
なんと!そこには砲台が!
いやぁ~こりゃすごい!
コンクリート製の掩体は後ろ半分しか残っていないが・・・・
その後ろには観測所らしきコンクリートの建物も残っていた。

DSC_0087_convert_20090401230033.jpg

更にその上の小高い丘に登ったら・・・・
監視哨に使用していたと思われる横穴が・・・・
入ってみると、かなりしっかりとしたトンネルである。
で・・・海に面して穴が開けられている。
多分、ここから水平線を監視していたのではなかろうか?

DSC_0117_convert_20090401231241.jpg
DSC_0108_convert_20090401231602.jpg
(海に向かって開けられた穴から水平線を望む)

この丘の約4m四方しかない頂上にも立ってみる。
と・・・草むらの中に探照灯らしき機器の一部が放置されていた。
もしかしたら・・・・ここから沖に浮上した潜水艦に向かって光で合図を送っていたのかも・・・・

この丘を下りて行く途中、案内してくれた少年が横穴を教えてくれたので・・・・
またまた、この横穴の中に潜り込んでみる。
もう、こうなったら歯止めが利かぬ。
“先生”を放り出して勝手に単独行動である。(笑)

DSC_0126_convert_20090401232532.jpg(横穴の入口)
DSC_0131_convert_20090401232824.jpg(横穴の内部)

時刻は3時過ぎ・・・・さて・・・そろそろ帰ろうか・・・となったところ・・・
この周辺を案内してくれた“じいさん”がお金を要求してきた。
地主が丘の上と下とでは別々なので、それぞれ10キナ(約400円)、しかも写真を撮ったのだから1人5キナで、2人で10キナ・・・合計30キナ(約1200円)を払ってくれと言う。
写真の撮影代まで請求されるとは驚いたが・・・・まぁいいでしょ!
ということで、このしたたかな“じいさん”に30キナを支払う。
ラバウルに来て、面と向かってお金を請求されたのは初めてである。
パプアニューギニア人は必ずしも「お人好し」ばかりではないということだ。(笑)
何らかの現金収入も必要なんだろうから・・・これはこれで仕方がないだろう。

DSC_0138_convert_20090401233727.jpg(したたかな・・・じい様・・・・笑)

次は・・・・また、山を越えてラバウルを目指す。
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旅行 | 18:58:12 | Comments(0)
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