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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
59歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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日中戦争いまだ終らず
日中戦争いまだ終らず―マレー「虐殺」の謎日中戦争いまだ終らず―マレー「虐殺」の謎
(1991/07)
中島 みち

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本書の副題は「マレー虐殺の謎」である。
ん?
日中戦争とマレー虐殺・・・・何の関係があるんだろう?
それがこの本を買った理由である。

著者は大東亜戦争緒戦のマレー攻略戦に参加した第5師団長・松井太久郎中将の義理の娘にあたる。
つまり、息子さんのお嫁さん。
この方が、マレーで起こったという日本軍の“虐殺事件”を調べて書いているのだが・・・
その緻密な調査には恐れ入った。
いやはや、これはすごい。
つまり・・・この“虐殺事件”だが・・・・
騒いでいるのはマレーシアの中国人(華人)たちなのである。
当然、我々はマレーシアで起こった虐殺事件ならマレー人が被害者なのだろうと思ってしまうのだが、マレー人はこの“虐殺事件”について騒いではいない。
あれ?
ここでおかしい・・・と気がつく。
何で中国人だけがことさらに騒いでいるのか・・・・

この中国人たちの告発に「赤ん坊を投げ上げて銃剣で刺し貫いた」という日本軍の蛮行が挙げられているのだが・・・・
あれ?
この話・・・・どこかで聞いたことがあるような・・・・
中国大陸で日本軍が行ったという蛮行と同じではないか?
よく考えてみれば、おかしな話である。
赤ん坊といえども何キロかの重さがあるのであるが・・・・
それを空高く投げることができるであろうか?
しかもそれを下から銃剣で刺したというが・・・・
どう考えても無理があるのである。(笑)
あの長い三八歩兵銃を腰に構えて落ちてくる何キロもの体重のある赤ん坊を刺すというのは、どんな姿勢をとっても、こっちが怪我をしそうな行為である。
腰を壊すぞ~(笑)

日本軍が果たして虐殺を行ったかどうか・・・・
これは、なんとも言えない。
つまり、「南京大虐殺」と同じなのである。
なぜかというと・・・・
抗日ゲリラに対する「討伐」を「虐殺」といわれてはどうしようもないのである。
「討伐」は正式の正しい戦闘行為であるから、当然、やっている方も罪悪感はないであろう?
当然、虐殺などということは頭にはない。

しかも、悪いことに日本軍の「陣中日誌」の存在がある。
この日誌に書かれている「戦果」を中国人は証拠として挙げているのだが・・・・
この数字・・・・
実際は嘘である。
敵を10人倒していても上には100人と景気よく報告するような内容である。
日本軍の生還者の証言では、実際とは異なる数字が上に報告されているという。
原住民を捕らえても、実際には逃がしているし、逃走を黙認している。
日誌は誰かに読まれることを意識しているので、本当のことを書くわけにはいかない。
そこで、嘘の数字を書く。
これは、私も実際にいくつかの当時の記録を漁っていると、同様の事柄にぶつかるからよくわかるのである。
必ずしも当時書かれているものが全て事実(真実)であるとは限らない。
現在も同様である。
社会保険事務所が保険金の徴収率を上げるためにごまかしをしているではないか。
それと同様である。
数字を上げろ・・・・といわれれば、嘘でも何でも上げる。(笑)
どうせ、誰も確認できないんだから・・・・
しかし、その記録を取り上げられちゃうからマズイ・・・・
嘘でも公式記録である。
じゃぁ、嘘の公式記録を残しても当事者は罰せられないのか・・・ということになる。
常識ならば、ありえない話で、当然罰せられる。
罰せられるから嘘は書かないんでしょ?・・・・となるはずなのだが・・・・
実際には嘘を書いても罰せられない。
それは、現在の社会保険事務所でも同様である。(笑)

それよりも戦後の中国人(華人)によるマレー人の虐殺のほうがすごい。
この中国人とマレー人の殺し合いには、進駐してきたイギリス軍も手を焼いている。
で・・・・イギリス軍も当然「討伐」をするわけで・・・・
戦後のこの一連の出来事はイギリスの公式記録として残っている。
その殺害された人たちを、捕虜となっている日本軍兵士が埋葬業務をやらされてもいる。
で・・・・
戦後何十年も経ってから、工事現場や古井戸から人骨が出てくると、「これは日本軍が虐殺した遺体である」と中国人が騒ぐわけである。
これにまた日本人が乗っかって自虐的に騒ぎ立てるのであるから、お話にならない。

発見された人骨は全て日本軍の虐殺事件の被害者であると決め付けるのはおかしい。
確かにスパイとして日本軍に処刑された現地人もいたわけで・・・
それを「虐殺」というかどうかは別としても、日本軍に殺された現地人はいたことは確かである。
戦争なんだから・・・
しかし自分たちが戦後行った殺し合いを棚に上げての一方的な非難はいかがなものであろうか?
戦争中より、戦争が終った戦後の殺し合いのほうが問題ではないか?

それで・・・・この『日中戦争いまだ終らず』という題名を付けたんだな・・・・と気がついた。
なるほどね~
著者自身が師団長の家族の一員ということもあって、極力公平さを欠かぬように慎重に書かれている。
一つ間違えると身内を庇っているという自己弁護的な内容になり非難を受けるからである。
その慎重さ、公平さをもってしても・・・・彼ら中国人の騒ぎ方はおかしい・・・・・
これは「南京大虐殺」の論議を考える上でも参考になる、なかなかの本である。
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読書 | 16:18:24 | Comments(0)
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